ChatGPTに代表される生成AIが、世の中を変えつつあります。
定型業務や事務仕事、手続き業務などは、淘汰されていくことになるでしょう。
AI失職、AI失業ということも現実味を帯びてきました。
リスキリングやリカレント教育、ITやAI学習・・・働く人・個人ベースでもいろいろ悩ましいところてす。
これからの時代、どう生きるか?
2019年に刊行された一冊の本に答えが載っていました。
「GAFA 四騎士が創り変えた世界(東洋経済刊)」
著者のスコット・ギャロウェイさんは、ベンチャー企業経営者・ニューヨーク大学スターン経営大学院教授。
同書の中で近未来の残酷な世界を予測しています。
「少数の支配者と多数の農奴が生きる世界」
天才はとてつもない富を手中におさめ、その他は農奴になるという格差社会の拡大していく・・・。
格差は、指数関数的に拡大していくと・・・。
たいへんな世界になりそうです。
ギャロウェイさんは、「GAFA以後の世界で生きるための武器」を手に入れろと助言します。
14のポイントで、アフターGAFAを乗り切れとアドバイスしています。
若い人たちに伝えたい助言です。
1 心理的成熟
2 好奇心
3 当事者意識といった内面的要素
4 一流のブランド大学に行くこと
5 資格や証明
6 何かを成し遂げた経験
7 大都市に出ること
8 自分のキャリアをよく見せる努力
9 新しいものを受け入れる
10 株購入
11 好きなことではなく、得意なことでキャリアを磨く
12 不満を口にしない
13 頑強さ
14 一社に固執しない
これからのキャリア形成のヒントになると思います。
地球環境の悪化、資本主義の限界、格差社会の拡大・・・。
まずは、自分自身に投資していくことから始めなければならないと同書は指摘しています。