日曜日の朝刊を広げると、全30段のカラー広告。
地場の百貨店・福屋の高級腕時計ロレックスの広告です。
見開き2面を贅沢に使った新聞広告・・・迫力あります。
コロナにも関わらず、百貨店では、高級腕時計、高級ブランドが売れているそうです。
1日に何件もの100万円を超える高級腕時計が売れているとのこと。
ニューリッチの人が買っていくといいます。
新型コロナウイルスのために、海外旅行にも行けない、パーティもない、外食も出来ない、エンターテイメントも楽しめない・・・。
自粛、ステイホームで、ストレスもたまってきたし、これまで欲しかった腕時計でも買おうか・・・孫・子の世代にも遺せるし・・・という感じだと思います。
さらに、ポルシェやメルセデスも販売が好調とのこと・・・。
富裕層は、いつの時代でも王侯貴族なんですね。
アベノミクス、コロナの蔓延、日銀発の政策で市場にはマネーがジャブジャブ・・・。
株式、債券、ゴールド、不動産などの資産は右肩上がり・・・。
ニューリッチが、その中でたくさん出てきています。
持つもの、持たざる者の格差が、さらに進んでいくのだと思います。
富裕層には、
元々名家の「オールドリッチ」、
医者・弁護士などの「プロフェッショナルリッチ」、
事業で成功した「勝ち組リッチ」「ラグジュアリーリッチ」、
土地・資産を持つ「ストックリッチ」、
事業を売却引退した「リタイアリッチ」がいると言われています。
彼彼女たちの関心は、5つあるそうです。
1 資産防衛
2 教育・社会貢献
3 エンターテイメント
4 セキュリティ
5 美容・健康・アンチエイジング
高級腕時計や高級ブランドは、エンターテイメントに入るんでしょうか。
腕時計のコレクションをしている友人から聞いたところでは、リッチ層に人気のある腕時計は、ロレックス、ブルガリ、カルティエ、パテックフィリップ、フランクミューラー、ウブロ、ブランバン、ブレゲ、オメガだそうです。
スーパーリッチは、ボヴェというスイス時計を収集しているとのこと。
ため息です。
小職の腕時計は、世界のSEIKOですが・・・笑。
富裕層・・・欲しいものが自由に買える・・・羨ましくもあります(笑)。
歴史をたどると、パンデミックの後には一時的にデフレとなり、そのあとインフレーションが襲い掛かっています。
個人的には、賃金が下がり物価が上がるというスタグフレーションも視野に入れておかなければならないと思います。
卵を一つのカゴに入れないという分散投資・・・現金、株、投信、外貨、金などに分けて持つことが今まで以上に大切になってきています。
日曜日の朝刊のゴージャスな新聞広告を見て、経済についていろいろと考えた日曜日の朝でした。