久々の出張。

「朝」・・・と言うタイトル。

クライアントさんが待っている・・・。

久々の出張。
最近、広島の新聞やテレビ、マスコミで広島駅のタクシー問題が取り上げられています。
広島駅ビル建て替えに伴い、現在、タクシー乗り場が一か所しかありません。
中心市街地に向かう南口のタクシー乗場が撤去され、北口(新幹線口)一か所しかありません。
新幹線口からタクシーに乗って中心部の八丁堀や紙屋町に行くためには5分くらい余計にかかります。
料金も300円くらい余計にかかります。
それよりも、高齢者や妊婦さん、障がいを持つ方などは大変だと思います。
新駅ビルの完成まで、あと4年もかかります。
広島市によると、南口にスペースがなかったという答弁。
でも、そんなことは最初から計画すれば何とかなったはずです。
なんか広島人らしい、何とかなるさ思考が、こんな所に出てきているのだと思います。
バリアフリーやユニバーサルデザインのことを優先して考えることの出来る人がいないということは、ちょっと寂しい限りです。
朝から気持ちいい空気・・・快晴です。
太田川の支流・・・元安川のリバーサイドをテクテク散歩・・・。
が、コロナ禍の中、良かったこともあります。
一つ目は読書量が増えたこと、そして、二つ目はテクテク散歩で、ご近所の再発見が出来たことです。
幸運なことに広島市には、6本の川が流れており、その河岸の歩道が整備されています。
川の街・広島・・・堪能しています。
去年に続き今年も、お花見の宴は出来そうもありませんが、とっても楽しみです。
やっぱり、日本人のDNA・・・日本人なんですね。
住民税や所得税などは取られるばかりで、どのような使途なのかを考えることはありません。
戦争中に作られた源泉徴収という仕組みが、考えない国民にしてしまったのだと思います。
サラリーパースンでも全て確定申告をさせれば、「税を取られる」から「税を納める、使途をチェックする」というスタンスに変わるのに、と思います。
広島市の中心部の地下街シャレオのポスター・・・。
「ひろしまの森づくり県民税」・・・初めて知りました。
カープの今年の開幕投手・大瀬良大地さんもPRに参加しています。
一人、年間500円×広島県民280万人のうち働く人たち・・・かなりの予算になります。
ナントカ組合の飲食費や不要不急なハコモノ建築費などには使われてないとは思います。
ただ、ポスター作製費や広告掲出費などよりも、一本の木を植えた方が良いと思うのは小職だけでしょうか?
ノーカーボン、脱炭素、防災、環境保全のために、有意義に使っていただきたいものです。
コロナ禍の中でも世界はスピードを加速しながら変化していきます。
GAFAを中心とした情報テクノロジーの進化が、それに拍車をかけています。
孤島や山奥に一年くらい逃避していると、帰ったころには浦島太郎になるんだろうと思います(笑)。
日経ビジネス誌2021.3.15号の特集は「ベゾスvsマスク ついに来た宇宙経済ビッグバン」。
世界で一番と二番のお金持ちが、宇宙ビジネスに参入。
彼らの世界観、ビジョン、パッション、行動力を見ていると、ホント、ため息が出ます。
日本には、おそらく生まれない天才的なタレントです。
amazonの創業者 ジェフ・ベゾスさん
2024年をめどに女性を月に降り立たせる。
将来は重工業を月に、地球は居住区とする。
太陽系の他の惑星に行けば、人口が数兆人に増えても、十分賄えるだけの資源がある。
でも、時間がない。急がないといけない。
いっぽうのテスラ創業者 イーロン・マスクさん
2026年までに人を火星に降り立たせる。
将来は人類を火星に移住させる。
スペースX「スターシップ」は完全再利用型宇宙船。月や火星行きを想定している。
そのスケール観、スピード感、すごい!の一言です。
2030年までに自動車を全てEV化、2050年までに脱炭素という目標も大変ですが、彼らの構想力は想像を超える、昔だとホラ話と言われる類のものです。
また、ニッポンの「はやぶさ」の成功やホリエモンのロケットも大したものだとは思いますが、彼らの考えは、けた違いです。
またまた日本は敗戦を迎えることになるのか・・・実に心配です。
新型コロナウイルスのワクチンも開発できず、お金を出して、欧米に頼るだけ・・・。
何もしないでいると周回遅れのニッポンになってしまいます。
今では、世界的に見ても決して豊かな国とは言えなくなりました。
韓国にも一人当たりの平均収入を抜かれてしまいました。
イノベーションを起こすと言われる「若者」「ヨソ者」「バカモノ」を排除してきたツケが、ここにきて出てきたのだと思います。
ジョブズだって、ザッカーバーグだって、ベゾスだって、マスクだって、ゲイツだって・・・よくよく見ると、かなりの変人です(失礼!)。
少子超高齢社会に入っていく日本・・・。
もう一度、「坂の上の雲」を目指して駈け出さなければ明日はないと思います。
米倉誠一郎学長(一橋大学名誉教授・法政大学大学院教授)が牽引するソーシャル・イノベーション・スクール。
去年、東京で立ち上げられ、そして広島校が開校しました。
広島県や広島銀行などもバックアップ・・・20名の広島1期生が10月から学んでいます。
そして、3月末の卒業ピッチに向けての中間発表がありました。
コロナ対策のため、東京と広島をZoomで結んでのオンラインプレゼンです。
広島では、広島大学、県立大学、京都橘大学、岡山商大の教員の方々がアドバイザーとして参加。
こちらは広島県商工労働部の施設でのリアルでの質疑応答です。
冒頭の米倉学長の冒頭のお話
「コロナがなければ、今頃、広島でお好み焼きを食べていたのになあ(笑)」
小職の中間発表は、なんと1番目・・・トップバッターです。
ちょっと緊張(笑)。
米倉学長からは、次のようなコメントをいただきました。
「そのプロジェクトなら、ぼくも参加したいなあ。」ありがとうございます!
「計画には、必ず日付を入れることです。でないと、夢は実現しません。」
「デジタルの時代の1年は、通常の7年間に相当します。3年は21年・・・ぼくはこの世にいないかもしれない・・・急げ!」
「エッジを効かせること」
学長の助言は、うなづくことばかり。
3月末の最終発表プレゼンに向けて、もうひと踏ん張り、がんばります!
いつもの散歩道に古い橋があります。
大好きなレトロな橋。
古ぼけた感じもしますが、緑のカラーリングがお洒落です。
旧太田川、本川に架けられた、この本川橋(ほんかわばし)。
海軍工廠の廃材を活用して、1897年に架けられた橋だそうです。
もう124歳になるんですね。
原爆にも耐えた老橋・・・爆心地から400メートルの被爆建物。
いつまでも後世に残したい名橋だと思います。
広島市は、昼から雨降りとの天気予報です。
広島市中心部にある地下街シャレオ。
コロナ禍ということもあり、空き店舗が目立っています。
そんな中、レモネードbyレモネカが新規オープン。
若い人に人気のあるレモネード店だそうです。
行列が出来るお店と聞いています。
新しいもの好きな広島人・・・レモネードを求めて若い人たちが並ぶんでしょうかねえ。
なかなか素敵なファサードです。
イメージカラーの黄色がなかなか訴求力があります。
人気の食べ物、飲み物も流行歌のように・・・。
このレモネードも、タピオカのように流行して、そして、フェードアウトするのでしょうか?
おじさん向けに、ウイスキーかバーボンが入ったレモネードがあれば、いいのになあ(爆)。