天気予報どおり
11時ぐらいから雨になった。
午後はどしゃぶりのよう。
夜になってもまだ降っている。
そこで心配なのは
うちの周辺のカエルたち。
少し寒いが、カエルたちは道路に出てくるに
違いない。
次々と帰宅する車に轢かれるのは可哀想なので
何回となく
懐中電灯を持って外へ。
あの老夫婦が引越しした家の通路に
出てくる可能性が高い。
いずれ壊してしまう古い家。
その奥の家も同じく。
通路を懐中電灯で照らしてみると
ビカッと目が光る。
いた。
傘もささないで捕獲しに。
通路に出てきた分だけでも
捕獲保護しようと思って。
さすがに庭までは行けない。
隣は大家さんだし。
大きなカエルと中くらいのカエルトータル3匹
まず捕獲。
うちの庭の巣穴にいったん入れてやる。
ここで暮らすがいい。
いずれわかるよ。
あの庭がまもなく壊されて
君達の仲間が犠牲になることを。
雨の日や湿った日には
どんどん通路に出てきて
それを捕獲したい。
うちはカエルだらけになりそうだが
私は平気です。
そのうち
何十年も経てば
この町もコンクリートの建物だらけになり
地面も、土などなくなり
カエルたちも全滅するだろう。
それでも私は
生きている限り
この小さなはかない命を助けたいと
思っている。