今
タマの様子を見てきた。
いつもの時刻よりも早めに。
器のごはんが減っていたので
タマが食べたのかもしれない。
コタツの中で
ちょうど口の周りを
手で拭いていたところだった。
タヌとダイジローは
コタツの上とかスピーカーの上で
くつろいでいた。
排尿もあった。
タマのは
タヌたちと違って
尿の色は透明。
これは
水分の取りすぎから尿が
薄まっているためだと思う。
タヌたちは適度に黄色である。
10分ほどの間に2回水を飲んだので
間隔が短い。
あまり良い傾向ではない。
多飲は腎臓病の症状だから。
それでも
日中よりは気分が楽になったのだろう
ブラッシングをしているときに
手近なものにスリスリしたり
爪とぎなどをしたり。
いつもの様子。
そのあとコタツに入れてやる。
今日は休むといい。
人間のお年寄りを思い浮かべてみた。
80歳から90歳ぐらいの老人を。
足元もふらつくし
身体も小さくなるし
肉も削げ落ちる。
目も悪くなる。
なぜか隣の亡くなったおじいさんが
浮かんだ。
90歳ぐらいで亡くなっただろうか。
健脚だったおじいさんも
晩年は
杖をついて
80メートルぐらいある路地を往復していた。
朝の散歩である。
元気だった姿も急に衰えた感があって
1歩歩くのも時間がかかった。
それでも毎朝欠かさず
自分から出かけて往復200メートル近くを
歩いて家に入っていく。
その姿を思い浮かべ
老いていけば必ずそうなる、
タマも
そんな年なんだ、しかたないと
思っている。
だから
タマが自分から
庭に出たい、とアピールすれば
それだけで
身体の調子の良いことを知るし
その散歩がまた
健康の秘訣のように思えて
私もいっしょに付いて庭に出る。
庭で
ゴロンゴロンとすれば
もっと調子が良いと
私も喜ばしく思う。
まだまだこんなこともできるんだと。
少しでも歩いていれば
足の筋肉の衰えもセーブできるので
好きなようにさせてあげている。
夜はさすがに今は出さない。
出たいと言っても。
他のノラたちが
よくタマやマーちゃんを見つけては
追いかけているので。
ましてや
ハクビシンと遭ってしまったら
相手の力具合がわからないだけに
危険である。
今日はゆっくり休んで、タマ。