ゆうべ眠ったのは
3時過ぎである。
もっと早くに寝床に就いたが
急に心臓がバクバクして
目が覚めてしまった。
何か不安があってのことか、と
その原因を探っていた。
3時間ほど眠って起床。
今日は午後の出勤。
そういう意味では1日つぶれるようなものである。
かなり
重苦しい気持ちで向かっていた。
原因?
職場の根源的なもの。
でも
「長いものには巻かれろ」と
言い聞かせたり
「孔子の言葉を思い出せ」とか
つぶやいたり
「笑顔、笑顔、今年は意識して笑顔。」
と年頭の初心を思い出したり
たどり着いた。
それでも
この仕事については
いろいろと考えることが多くて
10年前の自分の心境を思い出してしまった。
まあ
あまり詳しくは書けないけれど
処世術に長けていない自分は反省しきりである。
もうこの年になったら、そのほうが無難なのに。
上司の病気で、臨時にそのポストに就いたベテランの方に
思い切り笑顔で挨拶したら
思い切り笑顔で返されたことが今日の救いである。
やはり
笑顔は笑顔を呼ぶのかもしれない。
それだけでも、数時間の職場の滞在を明るくさせる。
そして
本時間。
甘えて、わがまま言いまくる人たち。
(おまえらー、甘えるなー、でも可愛いぞー)
などと心でつぶやいて終わる。
明日は週の半ばの休み。
少し、職場のことを忘れていられる。
帰ってきてから
サンドウィッチマンのM1の優勝の時の動画を
もう一度観てみた。
敗者復活戦でのし上がっての最初のネタを
熱心に観ていなかったのだ。
家事をしながらだったので。
夫がゲラゲラ笑っていた。
「この二人が一番おもしろいぞ。」と言っていた。
そうかあ?と思いつつ決勝はきちんと観ていた。
その優勝の瞬間の流れを
もう一度通して観てみたのだ。
そしてその場面にまたのめりこんでしまい
彼らの信じられない「夢見心地」の表情を
観て、観客の大喝采の様子を観て
またも感動して涙を流してしまった。
伊達さんの呆然としている、笑顔も忘れてしまった
驚きの表情が実に感動的だ。
富沢さんとの堅い握手、抱き合い、
目の前で本当に良いものを見せられた。
そうだったのか、この流れだったのか。
夫があのとき
「三組の中で一番おもしろいと思ったもの、優勝すると思った。」
と何度も語っていた。
当時の夫の心の暗さを一瞬明るくしてくれた出来事だった。
その夫とともに
先日のふるさと凱旋ライブに行けなかったことがちょっとザンネン。
でも、また彼らは戻ってきて
私たちに見せてくれるね。
あの日の無料のライブはすごく意味があったと思うよ。
入場料を取っても今なら満員になるのに
彼らの原点とも言うべきローカルな場所での
ライブは、感謝の気持ちがこもっていた。
泉区にありがとう、イトーヨーカドーにありがとう、
仙台市民にありがとう、という気持ちだったんだね。
それらの様子を観ていて
私も幸せな気持ちで帰ってきた。
私も微力ながら、思いっきり拍手したよ。
それにしても、彼らのブログを観ている人
そのブログにコメントを書いた人、と挙手させてみたら
たくさんいた。
私はコメントを書いたことはないけれど
いつも覗いている。
伊達さんは
人生には幾つもの坂がある
上り坂
下り坂
そしてまさかの坂
自分達は今、まさかの坂、上り坂にいる、
でも急な上り坂は息切れがする
とか書いてあって
よく、自覚しているなあと感心した。
その言葉は
誰にでもあてはまること。
人間万事塞翁が馬
このことはいつも自覚していなければならない。
幸不幸は隣り合わせ。
冷静に見極めて対処していかなければならない。
それを忘れてしまうときがある。
幸の時、絶頂感に酔って溺れてしまうかもしれない。
不幸の時、永遠に続くと思って自暴自棄になるかもしれない。
でも、ちょっと待て、と自分に言い聞かせよう。
よく、それを思う。
今、洗濯中。この時間。
お風呂の温かい湯がもったいなくて。
ネコたちの敷物の洗濯である。
BGMは
2003年の
プロコルハルムのライブである。
懐かしい。
デビューアルバムの曲もやっている。