常に正視眼を堅持したいものだ

2016年02月05日 18時30分46秒 | 社会・文化・政治・経済
★曇った目(心)には曇った映像が見える。
歪んだ目(心)には歪んだ映像が見える。
★常に正視眼を堅持したいものだ。
★自らを確信できないできないから、他人をも信じないのではないだろうか?
★疑心暗鬼が、争いの要因ともなる
★仏法の極理は観念ではなく人の「振舞い」に表れる。
釈尊は、人として振舞う道を説いた。
★「人間としての境涯を如何にして高めることができるのか」その根本を説いた。
★「ありがとう」は奇跡の言葉。
★幸せだから感謝するのではなく。感謝するから幸せになる。
★一人の人との出会いも、かけがえのない瞬間を大切にするもの。
★企業人としては、あくまで仕事を大事にする。
誰からも信頼される人となることだ。

相手にとっても「良き人」となる

2016年02月05日 18時23分38秒 | 社会・文化・政治・経済
★「真の贅沢とは、人間関係の贅沢だ」サン・テグジュペリ
★人生で、孤独ほどつらいものはなく、人との出会いほどの宝はない。
★良き人との交流は、人生を豊かにする。
多くの友情に包まれ、自分も、相手にとっても「良き人」となるよう努力する。
★人生に、悲嘆の闇はない。
★立派な者は仲間を立派にする。

「ぼくと戦争の物語」を書いて

2016年02月05日 18時08分19秒 | 社会・文化・政治・経済
第1回児童ペン賞大賞

教育評論家・児童文学者 漆原智良さん

私は絶えず「今、何を書かねばならないか。そのためにどう書くか」ということを模索している。
子ども心に肌で感じた戦争体験語り継いでと願う

軍国主義の末端は、心根の優しい教師や、学級長までも冷酷な人間に変貌させていくのである。
戦争の悲惨さ、残酷さ、むなしさ、無意味さを次世代に伝えたい、理解してもらいたい。
さらに、命の尊厳さと、平和で明るい家庭生活が営める幸福について考えてもらいたい。
そんな思いを込めて書きあげた一冊である。



政権に反対するだけなら、旧社会党と同じ

2016年02月05日 16時51分48秒 | 沼田利根の言いたい放題
日本を取り巻く安全保障環境の悪化をどのように直視し、現実的な対応をするのか?
野党側は対案を示していない。
平和ボケと批判されても当然。
事実上の長距離弾道ミサイルの発射が通告されている今、北朝鮮から受けている緊張に野党は具体的に対応できるのか?
最終的に政府頼みとなるだろう。
批判をするなら、対応策を具体的提案すべきではないだろうか。
政権に反対するだけなら、旧社会党と同じ。沼田利根

花粉症患者に朗報か?

2016年02月05日 13時30分58秒 | 医科・歯科・介護
 大学発、食品原料のサプリ
ポンカン・ミカン… アレルギー対策、味も改良


日経新聞 2016年1月29日 配信 本日入荷 おいしい話

 寒い冬のまっただ中。暖かい春が待ち遠しいが、花粉症の人にはつらい季節だ。ドラッグストアの店頭にはアレルギー対策の薬や様々なサプリが並ぶ。なかでもこれからの季節に注目したいのはなじみの食品を原料として登場してきたサプリだ。薬事法の関係もあり商品パッケージでははっきりと効果をうたっていないが、アレルギー症状に苦しむ人の強い味方になりそうだ。

(写真:ファインが愛媛大学と共同研究した「N+アレルクレンズ」)
 管理栄養士によるマーケティング支援「食プロリサーチ」によると、日本人のアレルギー患者数は増加傾向にあり、中でもアレルギー性鼻炎患者の増加率は高く、有病率が1998年(29.8%)から2008年(39.4%)の10年間で約10%増加している。アレルギー対策関連食品の市場規模も拡大中。17年には550億円規模になるといわれている。
■愛媛大、青ポンカンを粉末にして配合
 サプリや機能性化粧品を開発するファイン(大阪市)が15年秋に発売したのは栄養機能食品「N+(プラス)アレルクレンズ」。愛媛大学など産学官共同開発の成果によって生まれたサプリメントだ。価格は2980円(税別)。愛媛県産の青ポンカンを丸ごと粉末にして配合している。パッケージに「快適生活サポート」とうたう。やはり、花粉症対策を前面に打ち出してはいない。

(「N+アレルクレンズ」はパッケージで「愛媛大学と共同開発」をうたっている)
 愛媛大学農学部付属食品健康科学研究センター長の菅原卓也教授らが地元企業とともに研究。かんきつ類の皮に含まれるポリフェノールの一種「ノビレチン」と、牛乳の「β-ラクトグロブリン」という双方の有用成分を組み合わせてアレルギー症状を緩和する効果はないかを調べてきた。そしてアレルギー症状、特に花粉症の症状に対する緩和効果に関するヒト臨床研究を行い、スギ花粉症による結膜炎症状が緩和されることが明らかになった。
■ヨーグルト味で水なしでも摂取しやすく
 ファインはこの研究成果を活用し錠剤タイプのサプリメントを作った。広報IT事業部の担当者は「有用成分の科学的根拠を背景にしている」と話す。花粉症の薬を含む、これまでのアレルギー対策商品は「眠くなる、口の中が乾く、味がおいしくない、摂取しにくい」などの欠点があった。ヨーグルト味で水なしでも摂取しやすくし、3歳以上の子供から高齢者まで幅広く、手軽に利用できるようにした。発売以降、販売は月間2000個のペース。「花粉症のシーズンに入ることもあり、1万個を目標にしている」という。

(ア・ファーマ近大の「ブルーヘスペロンキンダイ」)
 この分野の先駆けは、ア・ファーマ近大(大阪市)が、近畿大学薬学部の研究成果を商品化し04年11月に発売した「ブルーヘスペロンキンダイ」(3703円、税込み)だ。日々の健康と美容が気になる人におすすめとうたう。近大がこれまで積み上げてきた研究の知的財産をもとに開発された。
■先駆けの近畿大、青ミカンを独自の手法で加工
 薬学部薬用資源学研究室は日本人になじみの深い温州みかんを長年にわたって研究し、青い時期の早摘みミカンに新しいパワーを見つけた。和歌山県有田郡の農家と「近大青ミカン組合」を設立。そこで管理栽培された青ミカンのみを使っている。青ミカンの有用成分ヘスペリジン・ナリルチンの含有量が最も高い時期に収穫し、青ミカンまるごとを独自の手法によって加工している。


(パッケージに「健康と美容を助ける」とうたう)
 購入者から同社に届くアンケートはがきには「鼻水が改善した」などの声が寄せられているという。ネット通販に書き込まれている消費者の声も「飲み続けた結果、マスクは全然いらなくなった」「くしゃみや鼻づまりがなくなった」といったものが多い。「売り上げも順調に伸びている」(同社)という。
■「アレルギー患者の増加、現代の食生活が原因」
 食物アレルギー対策には小麦粉を含まない「グルテンフリー」といったアレルゲンフリー食品が人気だ。一方で、アレルギー性鼻炎などの吸入性アレルギー対策には治療薬による対症療法が主流。こうした現状について「食プロリサーチ」を運営するインサイツ(東京・中央)の石川陽介社長は「もともとアレルギー患者の増加は現代の食生活が原因といわれている。食品が原料の商品によるアレルギー緩和策が浸透することにより、食品が本来持つ機能性に対する理解が進み、現代の食生活の見直しにつながることに期待したい」と話している。
(村野孝直)

「コーヒーはがんに効果あり」は本当か?

2016年02月05日 13時28分37秒 | 医科・歯科・介護
国立がん研究センター予防研究部部長に聞く

日経電子版 2016年2月1日 日経Gooday

 毎日欠かさず飲むという人も多いコーヒー。以前は「カラダに悪い」といわれていたが、最新の研究により「カラダにいい」ことが続々と明らかになっている。わが国の大規模疫学調査によって明らかになってきた「コーヒーとがん」の関係について、日本のがん研究の総本山ともいえる国立がん研究センターに最新事情を伺った。


(誰もが「いつかかるか」と心配するがん。日々飲んでいるコーヒーが、がん予防に効果があるとなるとうれしい限りだ (c)Somsak Sudthangtum-123rf)
 「健康な状態で長生きしたい」と思いつつも、誰もが「いつかかかるのでは」と心配になるのが「がん」という病気。今や、日本人の2人に1人がかかるといわれる国民病だ。
 若いうちは「自分には無縁」と思っていても、40代、50代になり、身近な人や有名人ががんにかかったという話を耳にすれば、「発症を防ぎたい」「予防できる方法があるなら知りたい」と思うようになる。コーヒーががんに効くなら、コーヒーを飲む機会を増やそうと思う人も少なくないはずだ。
 以前、コーヒーは「発がん性がある」と思われていた時期がある。しかし最近では、コーヒーは「がんに効果がある」という報道を耳にするようになった。最新の研究ではどう判断されているのか。効果があるとしたら、どの部位のがんなのか。
 先に結論をいうと、肝臓がんと子宮体がんの予防に効果が期待できる。国立がん研究センターによる調査・研究によると、肝臓がんを抑える効果は「ほぼ確実」、子宮体がんを抑える効果は「可能性あり」と判定されている。肝臓がんのような特定のがんについては、コーヒーを日々飲むことで発生リスクを抑えられる可能性があるわけだ。
 今回は「日本人にとってどのような生活習慣ががん予防につながるのか」をテーマに研究を行っている国立がん研究センター予防研究部部長の笹月静さんに詳しく話を聞いた。
■日本人の生活習慣とがんの関係を20年以上にわたって調査
――そもそもの話になりますが、国立がん研究センターでは、食事などの日々の生活習慣とがんとの関係について、どのように調査、研究しているのでしょうか。
 笹月さん 国立がん研究センターでは、がんなどの病気と生活習慣との関連を長期間にわたって研究してきました。ここで用いられているのが「コホート研究」という手法です。国立がん研究センターでは、1990年から国内で開始、現在も追跡調査が続けられ、研究結果が日々蓄積されています。


(笹月静さん。国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部部長)
 「コホート」とは、年齢や居住地など一定の条件を満たす特定の集団のことです。現在、岩手県、長野県、東京都、沖縄県、大阪府、高知県など全国の一般住民14万人を対象に研究が行われています。余談ですが、「コホート(cohort)」の語源は古代ローマの歩兵隊で、300~600人ほどの兵隊の群を意味します。
 最初に対象者に主に対面でアンケート用紙を配布し、健診に参加する方の場合は血液試料や健診データについても提供していただきます。さらに5年後、10年後、というふうにアンケート調査を行っていきます。その中で、がんにかかる方、糖尿病にかかる方などが出てくるので、それらの病気と生活の関連をみていく研究です。扱う内容は、食事内容はもちろん、喫煙や飲酒、体格、運動、さらに睡眠やストレスといった社会心理学的要因など、多岐にわたります。
 お酒が好きな人、喫煙者、熱心に運動をする人などが混在する一般住民の大集団を対象に、まっさらの状態からスタートし、10年、20年と追跡していくわけです。
――時間も手間もかかりそうな調査ですね。
笹月さん だからこそ研究結果の信頼性が高まると考えています。
 私たちの研究グループは、国内で行われている研究を基に、日本人のがんと生活習慣との因果関係の評価を行っています。同様の研究は国際的な研究機関でも行われていますが、欧米人と日本人は体格も違うし、食べているものも違うために、海外の研究が主体の評価基準をそのまま日本人に当てはめて考えるのは難しい面があります。日本人を対象とした研究に限定して、がんとの因果関係を評価し、がんを予防する手立てをお伝えすることが重要と考えています。
 国立がん研究センターのコホート研究は、10年、20年という追跡期間を経て、2000年代から続々と結果がまとまってきました。その研究を含めて、科学専門誌などに掲載されたがんの研究結果から、評価の対象になる方法(コホート研究と症例対照研究)で実施された論文をピックアップして、それぞれについて科学的根拠や信頼性なども併せて評価しています。
 評価の結果を、全体および個々の部位について、国立がん研究センターのホームページで公開しています。
■コーヒーの「肝臓がんのリスクを下げる」効果は「ほぼ確実」
――具体的に、コーヒーとがんの罹患(りかん)については、どんなことがわかってきたのですか。
笹月さん 現在は、肝臓がん、子宮体がん、大腸がん、子宮頸(けい)がん、卵巣がんの評価を掲載しています。それぞれ以下のような評価になっています。
 「肝臓がん」のリスクを下げる効果=ほぼ確実
 「子宮体がん」のリスクを下げる効果=可能性あり
 「大腸がん」「子宮頸がん」「卵巣がん」のリスクを下げる効果=データ不十分
 「ほぼ確実」「可能性あり」といった言葉は「科学的根拠としての信頼性の強さ」を示す指標のことです。最も信頼性が高い評価から順に「確実」→「ほぼ確実」→「可能性あり」→「データ不十分」となっています。例えば、「喫煙」と「肺がん」との因果関係の評価は、最も信頼性が高い「確実」。つまり、たばこは肺がんのリスクを高めるのは確実というわけです。昨年話題になった「保存肉/赤肉」は、大腸がんのリスクを高くする「可能性あり」になっています。
――コーヒーについては、肝臓がんに対する予防効果が「ほぼ確実」になっています。つまり、コーヒーをよく飲む人は肝臓がんにかかりにくいわけですね。
笹月さん 肝臓がんのがん予防効果は、2000年代から「効果あり」というエビデンスが集まり始めました。これ以降、複数のコホート研究によって一致して「コーヒーはがんに予防的に働く」となったために、上から2番目の「ほぼ確実」の評価となっています。
 国立がん研究センターのコホート研究では、40~69歳の男女約9万人について、調査開始時のコーヒー摂取頻度により6つのグループに分けて、その後の肝臓がんの発生率を比較しました。調査開始から約10年間の追跡期間中に、肝臓がんにかかったのはそのうち334名(男性250名、女性84名)です。
 その結果は、「コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人は肝臓がんの発生リスクが約半分に減少する」というものでした。1日の摂取量が増えるほどリスクが低下しました。1日5杯以上飲む人では、肝臓がんの発生率は4分の1にまで低下していました。
 これらの結果からも、コーヒーをたくさん飲んでいる人が肝臓がんの発生リスクが低くなるのは、おそらく事実といっていいでしょう。特に「ほとんど毎日」「毎日1~2杯」「毎日3~4杯」「毎日5杯以上」飲む人についてのデータは、統計学的に有意なデータが出ています。「ほとんど毎日」以上の方々は、はっきりリスクが下がっていると言えます。さらに、多く飲んでいる人ほどリスクは下がっているという傾向も出ています。


コーヒー摂取量と肝臓がんの発生率の関係 コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、ほぼ毎日飲む人では肝臓がんの発生リスクが約半分に減少した。1日の摂取量が増えるほどがん発生リスクが低下した。また、リスクの低下は男女に関係なく見られた(国立がん研究センターの多目的コホート調査による結果、2005年)
 世界のがん研究をとりまとめる米国がん研究機構による最新の要約を見ても、肝臓がんリスクを下げる飲み物としてコーヒーが浮上しています。肝臓がんの最大のリスク要因である肝炎ウイルス感染の有無で分けても、同様に肝臓がん発生リスクが低くなることがわかっています。
――大腸がんに関しては、以前はリスクを下げる「可能性あり」に分類されていましたが、最新の情報では「データ不十分」となっています。
笹月さん 一昨年まとめられたコホート調査によって、がんリスクを上げるという新たな結果が出てきたためです。多くの結果はがんリスクを下げるか、中立的なものなのですが、研究を統合して解析するメタ解析の結果、関連性は見えなくなり、研究班で討議を行い、判定を下げたほうがよいだろうという結論になりました。このように、常に新しい研究結果も追加しながら判定して、その都度情報を更新しています。
 子宮体がんについては、2008年の多目的コホート研究の結果から、1日1~2杯、3杯以上飲むグループではそれぞれ、罹患リスクが低下しているという結果や、他の研究結果から「可能性あり」に分類しています。
 このように、大腸がんについては「データ不十分」となりましたが、がん予防に効果的な部位も示されています。コーヒーを適度に飲むことは予防的な手段の一つと判断できるでしょう。
■「糖尿病予防」効果と「抗酸化作用」の両面から効いている?
――数あるがんの中で、なぜ肝臓がん、子宮体がんに対して、効果が期待できるのですか。
笹月さん 私たちは、コーヒーががんに作用するメカニズムの研究を直接しているわけではありませんが、肝臓がんや子宮体がんは糖尿病を発症するとかかりやすくなるがんであることがわかっています。一方で、コーヒーが糖尿病を予防することも、すでに多数報告されています。コーヒーによって糖尿病リスクが下がればがんリスクも下がる、ということは十分に考えられます。
 また、コーヒーにはポリフェノールの一種である抗酸化物質のクロロゲン酸が豊富に含まれています。クロロゲン酸には、血糖値を改善するほか、体内の炎症を抑える作用があります。クロロゲン酸を継続摂取することもがんに予防的に働いているのではないかと考えています。あくまで推測ですが、コーヒーは「糖尿病予防」効果と「抗酸化作用」の両面からがんを抑制する働きをしていると考えられます。
■コーヒーを飲むと、心臓病のリスクが軽減
――話が変わりますが、国立がん研究センターは昨年5月に、「コーヒーを飲むと、心臓病のリスクが軽減する」という研究報告を発表されましたね。ニュースなどで大きく取り上げられました。
笹月さん 緑茶やコーヒーなどについての研究結果に対する関心は一般に高いのですが、予想以上に大きくマスコミに取り上げられたので驚きました。
 この調査も、国立がん研究センターのコホート研究に基づいて導き出されたものです。緑茶とコーヒーの摂取と、全死亡リスク、がん、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などの死亡リスクとの関連を解析しました。


コーヒー摂取と全死亡リスク コーヒーをほとんど飲まない人と比べ、コーヒーを飲んでいる人の死亡率は低下する傾向が確認された。コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、ほとんど飲まない人に比べ24%低い。飲む量が増えるほど危険度が下がる傾向が、統計学的に有意に認められた(国立がん研究センターの多目的コホート調査による結果、2015年)
 コーヒーについては、「1日3~4杯飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患の病気で死亡するリスクがそれぞれ4割程度減少する」といった結果が出ています。全死亡リスクについては、コーヒーを1日3~4杯飲む人の死亡リスクは、24%低いという結果になりました。ただ、今回の取材のテーマであるがん死亡の危険度については、この調査では有意な関連性は見られませんでした。
 国立がん研究センターでは、数年前に新たなコホート調査を立ち上げた。1990年代当時に比べ国民のコーヒー摂取量は増えていることもあり、今後、新たな知見が報告される可能性は十分にあるだろう。
(柳本操=ライター)

Profile
笹月 静(ささづき・しずか):国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部部長
1996年熊本大学医学部卒業。2000年九州大学大学院医学系研究科予防医学分野博士課程修了。国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部化学予防研究室長などを経て現職。「日本人のがんの要因に関するエビデンス整理と評価」、コホート研究などを手がける。

薄毛の原因は、たんぱく質減少 

2016年02月05日 13時25分22秒 | 医科・歯科・介護
 治療薬開発へ、仕組み解明 医科歯科大チーム

毎日新聞 2016年2月5日 配信

 加齢によって薄毛になる仕組みを解明したと、東京医科歯科大の西村栄美教授(幹細胞医学)らのチームが5日付の米科学誌サイエンスに発表する。毛を作るのに必要な毛包幹細胞(もうほうかんさいぼう)を保護するたんぱく質「17型コラーゲン」が加齢に伴って減少、毛包幹細胞が毛穴の奥から皮膚の表面へと移動して、フケとして落ちてしまうという。【斎藤広子】
 ヒトの毛髪は3〜5年で寿命を迎えて抜け、同じ場所から新しい毛髪の成長が始まる。この際、皮膚の毛穴にある毛包幹細胞は、毛の基になる細胞の再生産に使われる。
 西村教授らはマウスでも2歳を過ぎると脱毛することに注目。生きたマウスで毛包幹細胞の働きを長期間追ったところ、加齢とともに自己複製をしなくなり、徐々に表皮へと移動して、最後はフケやアカとして落ちてしまうことが分かった。生えてくる毛は細くなり、毛穴も小さくなって最後には消えた。
 さらに、働かなくなった毛包幹細胞では、17型コラーゲンを分解する物質が分泌されていることも発見。加齢に伴い、毛包幹細胞のDNAに損傷が蓄積したためと判断した。17型コラーゲンが失われないよう遺伝子操作したマウスでは、通常のマウスに比べ、2歳時点での1ミリ四方あたりの毛穴の数が1・4倍多かった。
 健康な女性の頭皮を調べたところ、35〜45歳の3人は縮小した毛穴が平均2・2%だったのに対し、55〜70歳の5人では平均約15%と多かった。
 西村教授は「17型コラーゲンの枯渇を抑える物質が見つかれば、薄毛の治療薬になり、がんの放射線治療で起こる脱毛にも有効な可能性がある。数年以内に候補物質を探し、10年以内には実用化したい」と話した。

「JAL DOCTOR登録制度」がスタート

2016年02月05日 13時22分51秒 | 医科・歯科・介護
日医と提携、ラウンジ利用の特典も

m3.com 2016年2月4日 (木) 配信 高橋直純(m3.com編集部)
 日本医師会と日本航空(JAL)は2月3日、共同で記者会見を開き、「JAL DOCTOR登録制度」を開始したと発表した。飛行機内で急病人が発生した時、医師に協力を求めるドクターコールを円滑に行うために、日医の医師資格証を持つ医師に事前登録を依頼する仕組み。国内航空会社では初の取り組みになる。
 登録には日医が発行する医師資格証とJALマイレージバンク会員であることが必要で、JALのウェブサイトから事前登録する。JALは登録医師が搭乗しているかを事前に把握でき、機内で急病人が発生した場合には、通常のドクターコールの前に、まず登録医師に援助を依頼する。
 登録医師はJALのラウンジサービスが利用できるようになる。独ルフトハンザでは登録医師に対し、マイルのプレゼントや、次のフライトの割引などのサービスが受けられる特典を用意している(『ドクターコールで損害賠償、JALは自社で負担◆Vol.1』を参照)。JALの執行役員路線統括本部商品・サービス企画本部長の加藤淳氏は、特典について「運用状況を見ながら検討したい」と話した。
 加藤氏によると、JALでは1日約1000便を運航しており、機内で急病人が発生するのは年間で350件程度。そのうち、3分の2でドクターコールを呼び掛け、応対する医師が見付かるのは半分程度。JALはこれまでもドクターコールに応じた医療従事者の賠償責任を担保する保険に加入しているが、保険を使ったことは一度もないという。
 機内設備では1993年にドクターズキットを搭載、2001年からはAEDを全機に装備している。2016年1月からはパルスオキシメーターや電子血圧計も加わった。また、世界中のどんな地域を飛行していても、提携する東京海上日動火災保険が提供するメディカルコールセンターへ連絡し、救急科専門医から医療助言を得ることができる体制を構築している。
 登録サイトには「飲酒や体調不良など、対応が困難な場合は、その旨を客室乗務員へお伝えくだされば、ご辞退いただくことも可能です」と記載している。日医常任理事の石川広己氏は、ドクターコールは医師の応召義務には当たらないとしつつ、「人道的に求められることがあれば応じるのが医師の考え」と述べた。
 本提携は日医がJALに呼びかけた。今後は他の航空会社に呼びかけることも検討していくという。一方で、日医の医師資格証保持者は現在まで約2500人に留まっており、制度の普及の前には資格証の利用拡大も重要になる。

悪知識に翻弄されてはならない

2016年02月05日 13時17分17秒 | 日記・断片
昨日、午後7時30分の懇談会では、仕事の話などとなった。
大型型ショッピングセンターでは、如何に客単価をあげるかが課題。
冬季の売れ筋の季節関連の製品もある。
周辺に農家があれば関連製品の動向が問題となる。
お客の衝動買いにも期待する。
色々なイベントを企画し、来店を促す。
また、ゴルフ場に勤務する友人の話では、ゴルフ客に朝食を食べてもらうなど工夫をする。
途中コンビニでオニギリなどを買って来て、ゴルフ場では食べないお客に「ゴルフ場でも気楽に食べてもらう」などの工夫をする。
寒い季節にトン汁などを用意するとお客に喜ばれるそうだ。
インターネットの活用でゴルフ客に来てもらうことも・・・
また、勤務する企業で如何に、なくてはならぬ人材になるかである。
早朝に出勤し社内の清掃をしたり、誰にもできて、誰もやりかがらないことをして、評価される。
「自分が変われば、周囲も変わり、企業変わり、実績も上がっていく」
当然、無理解な上司などのでイジメにも合うが、それでもめげずに前向きに捉えて努力を続ける。
その姿が社長の目にとまり、新しい部署を任せれるまでとなる。
最終的には社会での勝者となるのだ。
「善知識」の法理である。
横道それるのは「悪知識」の働き。
悪知識に翻弄されてはならない。
人を励まし、自分も励まされ、社会・地域に貢献する。
行動の人となる。
2月の課題でもある。


(応答なし、フリーズ、昨夜から再びパソコンが不調となる。オフラインでは使用できないWebの表示)