若者の小さな声を積極的に聴く努力

2016年02月19日 22時08分55秒 | 社会・文化・政治・経済
政治を身近な存在とする。
それは、議員一人一人の自覚による。
政治家は市議会や町会議員であれば、地元住民との政治懇談会で住民の聴く声をくことだ。
特に政治離れの若者の小さな声を積極的に聴く努力をする。
「政治家が若者と直接会って話をする機会が増えれば政治を身近にかじてもらえるはず。

「地域の灯台」のような存在に

2016年02月19日 17時03分55秒 | 日記・断片
午前9時30分の待ち合わせであった。
だが、囲碁・将棋チャンネルを見ていて、時間に遅れた。
「9時30分だよ。待たせちゃダメだよ」と大森さんが電話で言う。
「今、行きます」と慌てた。
ミスターマックスの第2駐車場で寺川さんと2人で待っていた。
「今日は、小堀地区は行かない。すでに、式次第渡しているから」と大森さんが言うので、台宿地区の老人会メンバーの各家を訪問し、式次第を届ける。
「常時、30人以上、参加してほいいので、寺川さんと頼むよ。家庭訪問して」と会長の大森さんに頼まれた。
「地域で貢献して、なくてはならない存在に」とも大森さんに言われた。
確かに「地域の灯台」のような存在になれねば!
石川さん(仮名)に新聞の連載小説の感想を頼んだが、「あまり読んでないし、あれは面白くない」と乗り気でない。
「1分でもいいから、感想述べてよ。頼んだからね」と大森さんが念を押したら、黙って石川さんが肯く。
2月25日の会合では、当方が初めて司会を務めることとなった。
1人を除き会えたのでよかった。


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今朝、西さん(仮名)に久しぶりに会った。
暗いし、土手には大きな石も幾つか埋まっていて、斜めに上りながら転びそうになる。
「危ないよ。気をつけて」と声をかけられた。
「最近、会わないけど、道変えたの?」と問われた。
「寒いので、家出るの遅いので・・・」
「そうなの」
「では、また」と別れた。
携帯電話で時間を確認したら、午前5時2分であった。
午前5時40分ころ、「かたらいの郷」方面から戻ってきた西さんと再び会う。
「使わない囲碁の碁盤、ないかな。糸川さん(仮名)に頼まれているんだ」
「ありますよ」と答え、家を戻り碁盤と石を届けに行く。
「早速、届けてもらってありがとう」と西さんが喜んでいた。
一度、糸川さんや西さんと囲碁をしてみたいと思っているので、良い機会となった。




















「人と自然がつくる森林」

2016年02月19日 15時28分56秒 | 社会・文化・政治・経済
文化

日本の森林率は70%。
先進国の中でこれほど森林率が高い国はありません。
日本が世界に誇れる資源というのは、人と森なのです。
山を歩くと、必ず森を目にすることができます。
でも、興味の先は人それぞれ。
一番注目されるのは、きれいな花でしょう。
樹形についても面白いかもしれません。
まっすぐな木ばかりでなく、独特な姿をした樹木も多い。
日本には多くの森がありながら、人は森を見なくなってきているのではないでしょうか。
森は一つの生態系をなしています。
その中ですべてが循環しているのです。
かつて人間も森から多くの恩恵を受け、生態系の一部としての役割を担っていました。
ところが科学の進展とともに、森から離れて生活していけると勘違いしているように感じます。
森に出掛け、木に触れて、流れる空気を吸い、川のせせらぎを聞く。
そんな森の素晴らしさを、五感のすべてを使って楽しんでもらえればと思っています。(談)
元共同通信記者、元論説委員長、現在はフリージャナリスト・米倉久邦さん
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友人の寺川さん(仮名)に誘われ、何度かドライブをした。
茨城県は筑波山以外に山はなく、平坦な関東平野がどこまでも続いているものと思い込んでいた。
だが、筑波山の先は、山が連なり森林地帯であった。
実に山間地は家はまばらで、狭い田圃や畑、小川の流れの中、鳥もさえずり長閑な光景が広がっていた。
紅葉の季節で心も高揚してきた。
「この景色は奥入瀬に似ていない? 茨城県も捨てたものじゃなね」と感嘆の声もあがった。











・第44回社会保障審議会医療部会資料

2016年02月19日 13時11分30秒 | 医科・歯科・介護
△▼厚生労働省▼△

新着情報配信サービス

      02月18日 19時 以降掲載

○ 政策分野

・平成26年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」の結果及び養介護施設従事者等による高齢者虐待の状況等を踏まえた対応の強化について(通知)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218843

○ 審議会等

・第4回国際保健に関する懇談会 資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218845

・第44回社会保障審議会医療部会資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218847

・第16回がん検診のあり方に関する検討会(資料)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218849

・薬物乱用防止に関する情報

2016年02月19日 13時09分41秒 | 医科・歯科・介護
△▼厚生労働省▼△

新着情報配信サービス

      02月18日 10時 以降掲載

○ 報道発表

・「インフルエンザ コラボ・ポスター展」を開催します~コラボした各地のゆるキャラがインフルエンザの予防を呼びかけ!~
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218795

・個人輸入した無承認無許可医薬品による健康被害(疑い)の発生について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218797

・一酸化二窒素(別名:亜酸化窒素)を新たに指定薬物に指定~指定薬物等を定める省令を公布しました~
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218799

○ 政策分野

・薬物乱用防止に関する情報
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218801

・薬物の乱用は、あなたとあなたの周りの社会をダメにします!
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218803

・労災疾病臨床研究補助金事業
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218805

○ 審議会等

・第4回子どもの医療制度の在り方等に関する検討会の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218807

・第5回 ゲノム情報を用いた医療等の実用化推進タスクフォース
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218809

・第35回社会保障審議会年金部会議事録(2016年1月28日)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218811

・第55回社会保障審議会介護保険部会資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218813

・第19回保健医療情報標準化会議(開催案内)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218815

・薬事・食品衛生審議会 毒物劇物部会の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218817

・薬事・食品衛生審議会 血液事業部会の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218819

・【参加募集】傍聴・参加が可能な審議会等の会議一覧
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218821

○ 統計情報

・平成27年賃金構造基本統計調査 結果の概況
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218823

・雇用動向調査報告の訂正について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218825

・平成28年我が国の人口動態(平成26年までの動向)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218827

○ 採用情報

・採用情報(総合職(化学・生物・薬学)(薬学系))
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218829

○ その他

・調達情報 国立沖縄戦没者墓苑参拝所復元整備工事設計及び設計意図伝達業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218831

・調達情報 ロシア連邦等海外地域における慰霊事業の実施に伴う通訳等に係る業務(企画競争)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218833

・調達情報 「平成28年度公正採用選考に係る新聞広報業務」
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218835

・調達情報 平成28年度管理栄養士免許証作成電算処理業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218837

政治家の執念「やればできる!」

2016年02月19日 13時04分06秒 | 医科・歯科・介護
売れ残り食料、廃棄禁止…大型スーパー(フランス)

毎日新聞 2016年2月17日 配信


(地域別の1人当たり食料年間廃棄量)

■慈善団体へ寄付、法で義務化
 【パリ賀有勇】世界の食料生産量の約3分の1が毎年廃棄されている。その現状を変えようとしたパリ近郊クルーブボア市のアラシュ・デランバーシュ市議(36)の努力が結実し、フランス全土にある大型スーパーに売れ残りの食料の廃棄を禁じ、慈善団体への寄付を義務付ける法律が成立した。
 イラン革命(1979年)でフランスに逃れた両親の間に生まれたデランバーシュさんは、大学時代に食費の工面に苦労した経験から食料廃棄に目を向けるようになった。
 市議になった2014年、訪ね歩いたスーパーでは、廃棄食品が持ち去られるのを防ぐためにゴミ箱に鍵をかけたり、食べることができないように化学薬品で処理した上で廃棄されたりしていた。デランバーシュさんが生活困窮者への無償提供を打診すると、「法規制されたらやるよ」と皮肉交じりに言われた。
 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で法規制を呼びかけ、インターネットの署名サイトで約20万人の署名を集めた。下院議員に協力を呼びかけ、2月3日、法が成立した。
 食料廃棄禁止法は、延べ床面積400平方メートル以上の大型スーパーを対象に、売れ残りの食料の廃棄を禁止し、生活困窮者に配給する活動を行う団体への寄付を義務付ける。違反するたびに3750ユーロ(約48万円)の罰金が科せられる。
 国連食糧農業機関(FAO)などによると、毎年世界で13億トンもの食料が、収穫されてから消費者の口に入るまでの間に廃棄され、食べられるのに家庭やレストランで廃棄される「食品ロス」は、フランスは約700万トン、日本は約640万トンとされている。
 デランバーシュさんは、「日本は第二次世界大戦で飢えを経験し、食べ物の貴さを理解している。きっと現状を変えることはできるはずだ」と呼びかけた。

川崎老人ホーム連続殺人から…

2016年02月19日 13時01分39秒 | 医科・歯科・介護
金融資本主義の末路が見える

山田厚史 /デモクラTV代表・元朝日新聞編集委員

DIAMOND online 2016年2月18日 配信 「世界かわら版」

 値動きの荒い株式市場、安定しない外国為替、マイナス金利に嵌った金融。騒然とする市場の陰で、有料介護施設「Sアミーユ川崎幸町」の捜査が進んでいた。転落死は一転して連続殺人事件になった。「清原逮捕」を上回る衝撃は、16日から始まった「日銀のマイナス金利」など霞(かす)ませるに十分だった。
 ジャニーズのSMAP解散騒動、ベッキーの不倫、甘利大臣の斡旋収賄容疑が浮上し、イクメン議員の不倫まで発覚。社会面を賑わすスキャンダルが立て続けに起きたが、「Sアミーユ」を舞台にする連続殺人は現代の深い闇を投影している。
老人の終末、格差社会、若者の閉塞感、社会保障の崩壊。事件は深いところで「市場の混乱」とつながっていないか。有料老人ホームで起きた事件から地球規模に広がるマネー資本主義の病理を考える。
■入居費は高額、職員は薄給
高級老人ホームは「格差の館」
 殺人の疑いで逮捕された今井隼人容疑者は、高校を卒業し医療系専門学校で救命救急士の資格を取って2014年4月からSアミーユ川崎幸町で働いていた。この施設は認知症など要支援1以上の利用者を対象にする介護施設だが、介護士の資格がない人も雇っていた。
 高齢化の進展で老人施設は2015年に全国で1万2400ヵ所に増えたが、介護人材の確保が追い付かない。人が足りなければ給与が上がるのが経済原則だが、介護職場は低賃金労働で知られている。
「男性職員に寿退職が目立つのが特徴です。結婚して家庭を持てば、介護職では共働きでも家族を養うのは無理というのが実情です」
 職場経験のある人は言う。介護には体力も必要だ。一人身でいる若いうちはできても、長く続けられるか。気持ちだけでは続かない仕事でもある。
 似た構造が幼児を預かる保育所でも指摘され、一部の施設で暴力やネグレクトが問題になっている。だが未来のある幼児には特有の愛らしさがあるが、日々衰えていく老人向けの施設には未来への明るさがない。
 認知症や寝たきり老人を支える仕事は精神的にも辛い。暴言を浴びたり、認知症患者への対応は心が折れる時がある、という。
「介護は気持ちが表れる仕事なので入居者との人間関係が大事です。経験が足りないと面食らい、相手の人格を尊重できなくなり問題行動が起きる」
 と前出の関係者はいう。入浴の世話や、オムツ換え、苦情の対応、と忙しく立ち働いているうちに、老人の人格が見えなくなり、自分を追い詰める「厄介者」と映ることもある。肉体的にもつらい環境の中で精神のバランスを崩す職員は少なくない。
 介護は「きつい、つらい、安い仕事」とさえ言われているが、政府は昨年、介護保険から支払われる介護報酬を減額した。税と社会保障の一体改革の一環。緊縮財政が職員給与を押し下げる力となっている。
 逮捕された今井容疑者は、介護士の資格がない。仕事に就いたばかりで、手取り給与は20万円足らず。「辛かった」と供述している夜勤は月に5回はある。深夜にコールが鳴り、オムツ換えやトイレの付き添いに走り回っても、あちこちから苦情が出る。そんな夜勤の日に事件は起きた。
 Sアミューズ川崎幸町のホームページによると、入居資格は要支援1以上の障がいがある人。「入居頭金ゼロ」で7畳ほどの個室に入れるのが売りだが、月の費用は22万1700円(賃料・管理費・食費)。この上にさまざまな経費が上乗せされる。等級ごとに介護保険の1割負担があり、被害者の丑沢さんの場合、月額2万2726円。医療費・薬代、おむつ代、行事参加費などが加算され、おおむね月に30万円程度の費用が必要だ。
 これだけの費用を年金で賄える人は稀だろう。サラリーマンなら年収1500万円は必要だ。十分な貯蓄や首都圏に持ち家があったり、経済力ある親族がいるなど恵まれた条件がなければ個室の介護施設に入所できない。
 Sアミーユ川崎幸町は、豊かな老人を薄給の若者が介護する「格差の館」でもあった。
■親から子へ「格差の固定化」で
日本は次第に階級社会へ?
 NHKで放送中の英国ドラマ「ダウントン・アービー」は第一次大戦前後の貴族の暮らしを描いたものだ。人に序列があり立ち居振る舞いまで異なる英国では、階級による差別は社会秩序に組み込まれている。戦後民主主義で高度成長を駆け上がった日本は、いま「一億総中流」の崩壊があちこちにひずみを生じている。所得や教育の差が、子世代に受け継がれる「格差の固定化」である。
 階級社会では下層の市民が裕福な貴族に仕えるが、Sアミーユのような現象は、日本も次第に階級社会へと進んでいることの現れかもしれない。少子化・高齢化が進めば、次は外国人労働者を受け入れて介護や家事労働を担ってもらうことになる。
 農業や漁業の現場で便利に使われている外国人研修生のように、「外国人だから(口実は研修生だから)安く使える」という人の差別化が始まろうとしている。
 介護職は安い労働と位置付けられ、就くのは低所得層か外国人という階層化が進むかもしれない。
 企業経営者なら「今更の話ではない」と思うだろう。日本の製造業は安い労働力を求めてアジアや中国に進出した。国際競争を勝ち抜くため、人件費の安い国に生産を移転させた。その結果、国内の労働者が外国の安い労働力と競争させられた。高い賃上げを要求すると、外国に職場を奪われる。自動車・家電などが次々と日本から離れる産業の国際化は国内賃金を抑え込み、GDPの6割あまりを占める個人消費を湿らせた。
 それが不況の主因ということに、安倍首相は今になって気づいた。企業が儲けても賃金として支払われなければ国内消費は盛り上がらない。生産が増えなければカネは国内に回らない。首相は「賃上げと設備投資を」と財界に要請している。だが、経営者には企業の論理がある。一時、収益が好転したからといって賃金水準を上げると、将来の重荷になる。景気の変化に対応できる柔軟性を確保するには、賃上げは避けたい。好況の時は非正規社員を増やし、不況になったら雇い止めできるようにするのが合理的だ、と考えている。
 経営者の立場ならそうだろう。政権はその言い分を聞いて「改正労働者派遣法」など、財界が望む政策を行ってきた。その結果、非正規労働者が全従業員の40%に広がり、正社員になれない若者が増えた。正社員と非正規社員の生涯給与は倍以上の開きがあり、若者世代に将来不安を広げた。
■経済政策は大企業の後押しばかり
社会構造の変化には手当てなし
 労働者の立場が悪い現実は、介護職場でも待遇改善まで妨げている。
 長引く不況の主因は国内消費が振るわず、カネが国内に回らないことにある。「お願い」ではなく、若者が将来に希望を描けるような安定した雇用をたくさん作ることが政治の目標であるはずだ。
 強い企業は世界展開することで儲ける。グローバル化に伴い国内はリストラされた。その被害を受けたのは一部の高齢者と若者である。退職に応じても条件のいい再就職先はない。健康な時はいいが、体調を崩したりすると暮らしはたちまち変調する。企業に長く勤めることを前提に制度ができている日本の社会福祉は、企業から離れると支えを失う。「下流老人」という層が長期停滞の中で形成された。この間、企業経営はひたすら人減らしで経営の好転を目指した。手っ取り早い方法が新規採用の絞り込みである。穴が開いた職場は非正規で埋める。高齢化社会を支える重要な役割を担うべき若者世代は、粗略な扱いを受けたのである。
 15日の朝日新聞が報じていたが、法人減税の恩恵を受けているのは海外展開に力を入れる大企業ばかり。国内で雇用を維持しているのは中小企業やサービス業である。にもかかわらず政府の産業政策は、高度成長の名残を引きずる大企業の後押しだ。
 貯蓄を持つ老人は消費者として活躍してもらわなければならない。高齢者市場が大きくなれば若者の雇用も広がる。社会構造の変化に対応する政策はなく、安倍首相が採用したのは日銀が国債を買い上げ銀行に資金を注入する「異次元の金融緩和」だった。
 お手本はまたアメリカだ。2008年に住宅バブルが弾けたアメリカの、窮余の一策が「金融の量的緩和」だった。資金繰りが危うくなった銀行や企業を救済するため、中央銀行であるFRBが3度にわたり計3兆ドルを超える資金を放出した。
 この資金は米国の銀行を通じ中南米やアジア、中国などに流れ込み、新興国への投資ブームを起こした。経済が落ち込んだら金融を緩和すれば景気はよくなる、という古典的な経済原理に沿った政策だが、先進国への効果は鈍くなっている。
 金融緩和はカネが不足している経済には効くが、カネ余りが常態化する地域には効き目が薄い。典型が日本だ。前回にも書いたが2013年に始まった黒田緩和で200兆円を超える日銀マネーが放出されが、ほとんどが日銀の中に溜まっている。銀行が資金決済する当座預金に預けたままになっているのだ。だから当座預金の金利をマイナスにして追い出しにかかったのが今回の措置だ。
■金融資本主義は早晩行き詰まる
日本がとるべき道は一つ
 まともな資金需要がないからカネがあっても貸せない。そんな現象が日本で起きているのは二つの理由がある。ドルのように世界で流通する基軸通貨ではない「円の限界」。もう一つが「バブルの教訓」である。
 1980年代に起きた金融バブルを体験した人たちが経営トップに居る。日銀マネーが注入されようが危ない融資はできない、という節度がまだある。
 アメリカはそうではない。リーマンショックで懲りてはいない。危ない貸し先こそおいしい。バブルが弾けるギリギリまで儲け話に食らいつき、弾けそうになったらいち早く逃げる。それが金融の醍醐味と考えるマネーハンターが少なくない。
 発展の余地のある途上国で有効需要を創り出せば世界経済は活性化する、という作戦は当たったが、一方で危ない事業や投機にカネが流れた。ハイリスク投資は経済が回っているうちは高いリターンが得られる。リーマンショックの引き金を引いたサブプライムローンのような、金融工学を駆使した怪しげな金融商品が隠れているのだろう。
 金融緩和が長く続くと必ず不良債権が増える。それは過去の実績が物語っている。緩和マネーは使い道を選ばない。ハイリスク投資はカネが付いてくる限り損害は表に出ない。金融が締まり、資金が逆流すると一気に表面化する。
 FRBは金融緩和が危険水域に入ったから量的緩和を止め、金利引き締めに転じた。だが、まだ本格的な引き締めには踏み込めない。緩和の副作用が噴き出せば、今でさえ不安定な世界経済の屋台骨が揺らぐことを心配している。
 リーマンショックの余波は終わっていない。米国の金融緩和と中国の財政出動で世界の需要を支えたが、その無理がいま反動となって世界を揺さぶっている。市場の値動きが大きいのは投資家がおろおろしていることの表れだ。
 金融は痛みを和らげることはできても、経済を変えることはできない。黒田緩和の失敗が物語っている。アメリカ発のマネーが新興国で焦げ付くのは時間の問題だろう。中国での調整も始まった。
 問題はマネーで解決できる、という拝金的な経済政策が世界規模で行き詰まっているのだ。日本が取るべき道は一つ。国内にカネを回すこと。そのためには労働者の賃金を上げ、若者が暮らしの安定と将来の希望を見出せる社会をつくることだ。
 Sアミーユが見せつけた悲惨な現実は、格差を広げる成長戦略より分配構造の見直しが大事だ、という警鐘と受け止めたい。
 金融頼みで失敗したアベノミクスは終わった。次の政権の課題が見えてきたように思う。

健康被害救済制度に関する協力依頼について

2016年02月19日 12時58分50秒 | 医科・歯科・介護
┏━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━┓

「独立行政法人医薬品医療機器総合機構が実施する健康被害救済
 制度に関する協力依頼について」のご案内
                    (2016/02/18配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

日頃よりPMDAの業務にご理解、ご協力いただきありがとうございます。

PMDAより、「独立行政法人医薬品医療機器総合機構が実施する
健康被害救済制度に関する協力依頼について」
(平成28年1月15日付厚生労働省医薬・生活衛生局総務課
医薬品副作用被害対策室長、安全対策課長事務連絡)のご案内です。

本通知は、医療関係者の皆様に、医薬品副作用被害救済制度の対象者の方の請求に際し
診断書等の作成についてご協力をお願いしているものです。

詳細については、下記のURLからご覧いただけます。
  http://www.pmda.go.jp/files/000209915.pdf

また、医薬品副作用被害救済制度について特設サイトを設けておりますので、
ご案内いたします。
●医薬品副作用被害救済制度の特設サイトはこちら
http://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/index.html

gooポイント1,500ポイントをプレゼント

2016年02月19日 12時56分17秒 | 医科・歯科・介護
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  花を楽しもう!みん花通信
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* … * … * … * …* … *


       (2016.02.18配信)


numatatoneさん、こんにちは!
いつも「みんなの花図鑑」をご利用いただき誠にありがとうございます。

「ご愛顧感謝キャンペーン」にて、抽選で100名様に
gooポイント1,500ポイントをプレゼントします。
外れた方にも、抽選で100名様へ、キャンペーン期間中に、
貯めた花ポイント分のgooポイントをプレゼントします。
写真投稿、花の名前を教えるなどで花ポイントを貯めてください。
詳しくは、キャンペーンページでご確認ください。
https://hc.minhana.net/point_campaign


※みん花通信の受信間隔を変更するには、メール下部[メール設定変更方法]をご参照ください。





【本日の一枚】

本日の一枚はomitsuさんが万博公園で撮影した「ハクモクレン(ツボミ)」です。
春になると白い花を咲かせる「ハクモクレン」。本日の一枚は、まだ固く閉じた状態ながら少し丸みのある形、光を浴びた産毛がまるで羽毛のようで、内側に力を溜めているかのようなツボミの姿を写しています。


本日の一枚を見る
https://hc.minhana.net/photo_of_ today?utm_source=tsushin&utm_medium=mail&utm_campaign=mailmag

本日の一枚は、撮影スポット(※)を登録していただいた写真の中から季節感あふれる写真や花のある風景など、 そのスポットに出かけたくなるような魅力的な写真を選ばせていただいております。
(※)撮影スポットは、写真投稿ページの「撮影スポットを登録」に入力すると登録することができます。
  例:東京都小平市/東山動植物園/八坂神社 など
皆様のお気に入りの場所をぜひご紹介ください。紅葉の写真投稿もお待ちしております。


お花を楽しめるおすすめのスポットを「撮影スポット」に記入してご投稿ください。
皆様のお気に入りの場所をぜひご紹介ください♪

【本日の誕生花】

イトキンポウゲ
5〜10ミリ程の小さな花を咲かせます!糸のように細い葉が特徴的☆花言葉は「心の繋がり」です!
https://minhana.net/wiki/view/260?utm_source=tsushin&utm _medium=mail&utm_campaign=mailmag