孝明天皇暗殺

2016年02月09日 14時45分03秒 | 社会・文化・政治・経済
孝明天皇は暗殺されたのですか。

ベストアンサーに選ばれた回答
osamuimonoさん
2007/10/1121:55:12

孝明天皇が暗殺されたという記載がされた史料はありません。
しかし、その前後の状況を考えた場合、暗殺されたと考えるほうが辻褄が合います。
つまり、物的証拠はないものの、状況証拠を積み上げると限りなく”クロ”に近いと言えます。

孝明天皇は公武合体派であり、倒幕には反対していました。
京都守護職であった松平容保を非常に信任してもいました。
倒幕派にとっては非常に邪魔な存在であったわけです。

孝明天皇崩御の後、明治天皇が即位するわけですが
倒幕の考えの強い明治天皇の即位によって倒幕が成功したと言えます。
別の言い方をすると、孝明天皇があのタイミングで崩御したからこそ
明治維新がなりえたと言えると思います。

孝明天皇の暗殺(あくまでも”説ですが)の犯人として一番疑われているのが
岩倉具視です。

岩倉具視は明治維新とともに新政権の頂上に上りつめました。
一番の権力者にとって不利な史料が(公式に)残るはずはありません。

しかも、倒幕派の一番の大義名分は”尊王”です。
その”尊王”の人間が王=天皇を暗殺したとしたら
彼らの行動に正当性はまったくなくなります。

ですから、史料に残っていないのは当然であり
孝明天皇の崩御で利益を得た人間が疑われます。

余談になりますが、
孝明天皇暗殺説とともに
明治天皇替え玉説というものも存在します。


flhiqvcさん
2007/10/1400:14:30

孝明天皇の死因は公式では天然痘(疱瘡)ですが、中山忠能(明治天皇の外祖父)の日記では天皇の最期が「御九穴より御脱血」という異様な様子であり、「此の度の御痘、全く実疱には在らせられず、悪瘡発生の毒を献じ候」という宮中で働く老女の手紙(天皇の死後、宮中でも毒殺の噂もあった)も紹介もされているため、後世、暗殺の疑いを持たれたようです。

1970年代になると孝明天皇の主治医であった伊良子光順の日記がその子孫伊良子光孝により一部公開されました。その日記の記述を根拠に「急性毒物中毒の症状」、つまり毒殺であると看做す学者もいる一方で、死因は「紫斑性痘瘡と出血性膿疱性痘瘡の両者をふくめた出血性痘瘡」であり、やはり公表どおり病死であると主張する学者もいます(原口清「孝明天皇は毒殺されたのか」[『日本近代史の虚像と実像』1])。

他の方も回答されているように当時の天皇周辺の状況から暗殺も推測されるのですが、結論としては、現在、決定的な史料が発見されていないため暗殺とするのは妥当ではないと思います。


ggaatteennさん
2007/10/1108:37:18

岩倉具視の妹が孝明天皇の看護人の中にいました。
動機もあり、強く疑われる立場です。
岩倉具子という具視のお孫さんがいますが、この人は
加山雄三さんの母親です。加山さんは公爵家の血を
引いているんですねえ。


ritter_siteさん
2007/10/1022:25:49

史実では『病死』です。
しかし、考明天皇が崩御した事で、明らかに状況が好転した立場の人間がいます。
天皇の存命中は、京都の北の寒村に蟄居させられていた岩倉具視ら、幕府対して対立を主張していた公家たちが、明治天皇の即位を機に朝廷に戻り、薩摩の西郷隆盛や大久保利通らの後ろ盾で、親幕府派の中川宮、京都守護職の松平容保らを劣勢に追いやった事で、岩倉が暗殺の黒幕とされた、という説があります。

△▼厚生労働省▼△ 平成28年2月5日付大臣会見概要

2016年02月09日 14時18分19秒 | 医科・歯科・介護
新着情報配信サービス

      02月08日 10時 以降掲載

○ 大臣会見等

・平成28年2月5日付大臣会見概要
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218533

○ 報道発表

・第117回市町村職員を対象とするセミナー「健康日本21(第二次)の推進~健康寿命の延伸に向けた取組~/がん検診について」
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218535

○ 政策分野

・ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218537

・地域別戦没者概見図(平成28年1月末現在)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218539

・ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218541

・追加開催:市町村職員を対象とするセミナー「国民健康保険制度改革について」
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218543

・政策と予算との対応について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218545

○ 審議会等

・第37回社会保障審議会年金部会
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218547

・第110回労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会議事録(2015年12月18日)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218549

・審議会、研究会等予定
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218551

・【参加募集】傍聴・参加が可能な審議会等の会議一覧
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218553

○ 統計情報

・介護保険事業状況報告(暫定)(平成27年10月分)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218555

○ 採用情報

・国家公務員総合職(人間科学)<霞が関OPENゼミ>
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218557

・採用情報(非常勤職員(社会・援護局)募集情報)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218559

○ その他

・調達情報 臓器移植に関する教育用普及啓発パンフレット梱包発送業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218561

・調達情報 沖縄戦没者遺骨調査・収容作業一式
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218563

・調達情報  平成28年度医薬品医療機器申請・審査システム等の運用支援業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218565

・調達情報 厚生労働行政モニター制度に関する支援業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218567

・調達情報 平成28年病院報告(患者票・従事者票)受付・審査、データ入力業務、データ修正等業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218569

○リンク


△▼厚生労働省▼△

新着情報配信サービス

      02月08日 19時 以降掲載

○ 報道発表

・食品中の放射性物質の検査結果について(第967報)(東京電力福島原子力発電所事故関連)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218571

○ 審議会等

・第39回先進医療技術審査部会の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218573

・GPIF改革に係る議論の整理
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=218575

虫歯菌、脳出血にも関与 

2016年02月09日 14時17分09秒 | 医科・歯科・介護
 新たな予防法に期待

共同通信社 2016年2月8日 (月) 配信

 虫歯の原因となる「ミュータンス菌」が、脳出血の発症にも関与していることを国立循環器病研究センター(大阪府)や京都府立医大、大阪大のチームが突き止め、英科学誌電子版に5日発表した。
 関与しているのは、人体の止血作用を阻害する特殊なタイプのミュータンス菌。
 同センターの猪原匡史(いはら・まさふみ)医長(脳卒中学)は「日常の歯磨きが重要。病原性の高い細菌を選択的に減らせれば、脳出血の新しい予防法になる可能性がある」と話した。
 血液中にある血小板は、傷口などに集まって出血を止める働きがある。
 チームは、血管壁のタンパク質「コラーゲン」と結合し、血小板の止血作用を妨げる特性を持つミュータンス菌に着目。
 脳出血患者の唾液に含まれるこのタイプのミュータンス菌を調べたところ、血管壁のコラーゲンと結合する能力が高い菌を持つ患者ほど、脳内の出血部位が多かった。
 ミュータンス菌は口の中の血管から血流に乗り、脳の血管に到達。そこでコラーゲンに結合して炎症を起こし、止血作用を妨げたり血管をもろくしたりして脳出血を引き起こすとみている。
 チームによると、脳出血は脳卒中の一種で、塩分の取りすぎや生活習慣病が危険因子とされる。
 ※注:英科学誌はサイエンティフィック・リポーツ

「飲み過ぎ」減へ数値目標

2016年02月09日 14時15分32秒 | 社会・文化・政治・経済
各地に相談拠点も…政府が基本計画原案

読売新聞 2016年2月8日 (月) 配信

 政府が定める「アルコール健康障害対策推進基本計画」の原案が分かった。
 アルコール依存症の専門医療機関や相談拠点を各都道府県に1か所以上設ける目標を掲げる。生活習慣病のリスクを高める「飲み過ぎ」の人の割合を下げる数値目標も盛り込む。
 政府は基本計画を5月に閣議決定する。各都道府県には、地域の実情に応じた独自の計画策定を促す。
 原案では、飲み過ぎの人の割合を2020年度までに、成人男性13%(14年時点で15・8%)、成人女性6・4%(同8・8%)に引き下げるとした。飲み過ぎの基準は、日本酒換算で、男性なら毎日2合以上、女性なら毎日1合以上だ。
 飲み過ぎにより高血圧、糖尿病やがんのリスクが高くなること、女性の方が短期間で依存症になりやすいなど、飲酒の危険性に関する知識の普及を目指す。
 依存症対策としては、5年以内に各地の精神保健福祉センターや保健所などを「相談拠点」と位置づけ、本人や家族が早期に相談しやすい態勢を整える。

船橋の歯科医師不正受給1億9千万円か

2016年02月09日 14時14分20秒 | 医科・歯科・介護
診療報酬、1200人分

共同通信社 2016年2月8日 (月) 配信

 暴力団組長らのグループによる診療報酬不正受給事件で、詐欺容疑で逮捕された歯科医師 重松武容疑者(58)が経営する歯科医院でだまし取った診療報酬は、1200人分、総額約1億9千万円に上るとみられることが8日、警視庁組織犯罪対策4課への取材で分かった。
 重松容疑者は、診療報酬不正請求の方法を指南した疑いのある会社役員早川和男容疑者(39)に借金があり、返済のため不正に加担したとみられる。組対4課は、だまし取った診療報酬が暴力団の資金源になっていたとみて調べている。
 組対4課によると、千葉県船橋市の「重松歯科医院」(閉鎖)は2011年4月から15年1月にかけ、約1800人が受診、約2億5千万円の診療報酬を得ていた。患者から事情を聴き、レセプト(診療報酬明細書)など証拠品を調べた結果、人数と額で7割前後が不正受給とみられる。
 指定暴力団住吉会系組長・三戸(みと)慶太郎容疑者(50)らが報酬を支払うなどして集めた患者役を受診させた後、診療回数を水増しした虚偽のレセプトを作り、不正請求を繰り返していたとみられる。

numata727 さんが 2015年02月08日 に書かれた記事をお届けします

2016年02月09日 14時07分48秒 | 医科・歯科・介護
失明した友人 不義理をしてしまった

利根輪太郎は自らが失明した夢をみて、愕然としたところで目覚めた。体のどこかしこも痒くて、その夜は寝付かれなかった。身体全体から脂肪が失われて、乾びてゆくような感覚であった。柚を風呂に入れて身体を浸かってその効果を試してみたが、ますます痒くなってきた。薬を嫌う輪太郎であったが、薬箱からかゆみ・虫さされによいとさ...
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カクテルのように「酒を振ってから飲む?」

我々は世の中、知らないことばかりなのだ。例えば、日本酒は何度も強く振ってから味わうと数段美味しく味わえる。カクテルのように「酒を振ってから飲む?」---------------------------国産柚子果汁使用スパークリングゼリー柚子酒缶を振って中身のゼリーをクラッシュして飲む柚子酒です。ひんやりぷるん...
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携帯電話料金は本当に下がるのか

2016年02月09日 12時05分57秒 | 社会・文化・政治・経済
首相要請から5か月
医療・介護サービス用の普及にも 


日本経済新聞 電子版 2016年2月7日  日経新聞編集委員 関口和一

 携帯電話の割高な料金が家計を圧迫しているとして、安倍晋三首相が高市早苗総務相にゼロ円端末の廃止と通信料金の引き下げを要請してから5カ月がたちました。携帯電話の料金政策に首相自らが言及するのは異例のことで、総務省の要請に従い、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社は早速、値段の安いプランを発表しました。総務省はさらに有識者による検討会の議論を踏まえ、携帯端末価格や通信料金プランを監視する新たなガイドラインを導入する予定ですが、携帯電話の料金は本当に下がるのでしょうか。
 「2月からスマートフォン(スマホ)をゼロ円では売れなくなるので、今がお買い得ですよ」。1月31日、ちょうど日曜日と重なり、都内の携帯電話ショップはどこも料金プラン変更前の駆け込み需要でにぎわいを見せました。携帯大手3社は総務省の検討会での要請に基づき、2日前に端末価格適正化への取り組み状況を報告したばかりで、2月以降は目立った販売キャンペーンができなくなるからです。
 高市総務相は昨年12月、携帯大手3社のトップを呼び、是正策を導入するよう求めました。1つは端末価格を上回るようなキャッシュバックや値引きをやめること。もう1つはライトユーザー向けの料金プランを導入することです。いずれも検討会での議論を踏まえたもので、携帯3社はソフトバンクが口火を切る形で新たな料金プランを発表しました。具体的には、1ギガバイトのデータ量プランを設け、これまで税別で6500円ほどしていた月額最低料金を5000円以下に下げるといった内容です。
 総務省はさらに2月2日、「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン(案)」を発表し、4月導入の方向で意見募集を始めました。その内容は、携帯電話会社に対し端末購入補助適正化の取り組みを定期的に報告するよう求める一方、店頭での販売実態を抜き打ち調査し、ガイドラインに対する違反行為があれば、電気通信事業法に基づく業務改善命令を出すという厳しいものとなっています。
 では、なぜ総務省はそこまで携帯電話料金の引き下げにこだわるのでしょうか。
■通信費が家計圧迫、スマホ普及促すねらいも
 きっかけは安倍首相が高市総務相に料金引き下げを要請した昨年9月11日の経済財政諮問会議にさかのぼります。会議ではアベノミクスを成功に導くため、労働賃金の引き上げや民間投資の拡大などが話し合われましたが、その中で伊藤元重東大教授など民間議員4人から家計支出に占める通信費負担の増大が指摘されました。2000年ごろまでは3%程度だった通信費のシェアが14年には5.5%まで高まり、家計を圧迫しているというわけです。保健医療費や被服・履物費を上回り、住居費の6.4%、教育費の5.7%に迫る割合となっています。通信費の中には家庭向けインターネット接続サービスの料金も含まれますが、特に顕著な伸びを見せているのが携帯電話料金だというわけです。
 日本のスマホの利用料金は海外と比べても割高だといわれています。総務省によると、世界の主要7都市を比べた場合、米ニューヨーク、独デュッセルドルフ、英ロンドンに次いで、東京が4番目に高いという調査結果が出ています。スマホの保有率もシンガポールや韓国は90%、欧米諸国は70~80%に達しているのに対し、日本は55%程度で、「ガラケー」と呼ばれる従来型の端末を利用している人が5000万人以上にも上ります。政府としては、行政や医療・介護サービスなどの受け皿としてスマホを活用していきたいと考えており、通信料の低廉化によりスマホの普及を促したいと考えているようです。
 経済財政諮問会議の場での安倍首相の発言は総務省にとっても「渡りに船」でした。これまでも携帯契約の2年縛りなど改善策を議論してきましたが、首相からのお達しを受け、料金の低廉化に最優先で取り組むことができるようになったからです。有識者の検討会が開かれたのは2カ月間に5回だけで、異例のスピードで結論をまとめました。これまでの総務省の検討会では考えられないことです。
 ただ、安倍首相がなぜ携帯料金を経済財政諮問会議で持ち出し、すぐ高市総務相に指示を出したのかはよくわかっていません。首相から携帯料金について言及があることは総務省にも事前に官邸から情報が入っていたようですが、「総務省側から発言を要請したわけではない」(竹村晃一料金サービス課長)そうです。となると今回の携帯料金の引き下げシナリオを描いたのはいったい誰なのでしょうか。
■料金高止まり招いた市場構造
 通信業界では「菅義偉官房長官ではないか」という声が上がっています。というのも総務省がゼロ円端末の是正に動くのは今回が初めてではありません。2007年にも「モバイルビジネス研究会」という有識者検討会で携帯端末への販売奨励金の見直しを要請しました。携帯端末を無料で売れるのは通信料収入を販促費につぎ込んでいるからで、その結果として通信料金の高止まりが続いているという指摘でした。そこで総務省は携帯電話会社に対し端末価格と通信料の分離を指示しましたが、結果的には端末価格が上昇して消費者の買い控えが起き、シャープなど国内端末メーカーの業績悪化を招く結果となってしまいました。当時は「官製不況」「政策の失敗」といわれましたが、その時に総務大臣を務めていたのが菅長官だったからです。
 もちろん当時の施策が間違っていたわけではありません。ガラケー全盛時代は携帯電話会社が端末の仕様を定め、端末メーカーから一定数量を定期的に買い上げる循環構造がありました。通信料収入を販促費に充てることで必要以上の需要を喚起し、いわば「ふくらし粉」を入れたような市場構造になっていたからです。端末メーカーの目が国内市場にしか向かないのも、そうしたおいしい構造があったからで、市場が適正化されれば、端末メーカーも海外市場に目を向けるだろうという算段が総務省にはありました。しかし翌年、米アップルが「iPhone 3G」を発売し、タッチパネル方式のスマホが次第に主流となっていくと、ガラケー技術にこだわる日本メーカーは韓国のサムスン電子などにどんどんと市場を奪われてしまったのです。
 では、そうした国内端末メーカーの犠牲を払いながら、一度は適正化されたはずの携帯市場に再びゼロ円端末が登場したのはなぜなのでしょうか。
 最大の要因は日本市場におけるアップルの成功にあります。販売奨励金を見直す代わりに割賦販売方式を導入し、それに毎月補助を出すというやり方はソフトバンクが考え出した売り方ですが、KDDIがiPhoneを売り出す際にも同様な方法で大胆な値引きを始めました。その値引き合戦にさらに拍車がかかったのがNTTドコモによる2013年9月のiPhone発売です。顧客を取られまいとする先行2社との間で大胆なキャッシュバック合戦が始まり、実質価格でiPhoneが一番安くなり、アップルの一人勝ちとなってしまいました。携帯3社ともアップルとの契約の際に販売数量の保証など「不平等条約」を飲まされており、iPhoneを売らざるをえない状況にあったからです。実際、ドコモを例にとると、是正前の端末購入補助は、新規契約の場合でソニーやサムスンの製品に比べ約2倍かそれ以上になっていました。
 NTTドコモでは今回の政府の要請を受け、ライトユーザー向けのプランとして、毎月6500円(税別)で5ギガバイトのデータ量を家族で分け合える「シェアパック5」という料金プランを3月から始めると発表しました。ソフトバンクとKDDIが個人向けに1ギガプランを導入したのに対し、家族単位で安くするという方法です。料金プランを策定するNTTドコモ経営企画部料金制度室の吉田英樹担当課長は「ライトユーザーの属性を見ると高齢者や主婦層が多かったため」と理由を話しています。新プラン導入に伴う減収分は「数百億円」とみているそうですが、4~12月期のドコモの連結営業利益は前年同期比で17%増えており、「ほかでカバーしていく考え」だそうです。
 しかし最大の課題は、携帯3社がアップルを集中販売するようになった結果、携帯端末の仕様やデザイン、通信の方式や品質などでの差異化が難しくなり、価格一辺倒の競争になってしまったことです。特に日本では相対的な安さもあってアップルの人気が高く、世界のスマホ市場全体でのシェアが16%ほどであるのに対し、日本での販売シェアは60%近くにもなっています。アップルとの不平等条約とiPhone人気が続く限りは現在の市場構造をそう簡単に変えることは難しいでしょう。また、ヘビーユーザーにとっては低料金プランの登場はほとんど関係がなく、逆に端末購入補助が減れば、かえって端末価格が高くなることも予想されます。
 総務省では今回の一連の是正策と並行し、料金引き下げの施策として、日本通信など通信設備を持たない仮想移動体通信事業者(MVNO)の育成を課題に挙げています。いわゆる「格安スマホ」です。通信設備をMVNOが携帯大手3社から借りる際の回線使用料はこの5年間で10分の1ほどに下がっており、MVNOの契約数も2015年3月末で326万件に増えました。しかし携帯契約数全体からみればまだわずか2.3%ほどです。日本通信の福田尚久社長は「契約をさらに増やすには、携帯大手が持つ加入者管理機能を開放し、我々も様々な付加サービスができるようにすべきだ」と指摘しています。
 通信サービス事業に政府が価格政策などで口出ししてくるのは民間介入だという指摘もあります。ただ、今のままでは通信費が家計を圧迫し、他の消費財の売れ行きにも影響するだけでなく、多額のお金がアップルに定期的に流れる構造を放置しておくことにもなります。首相発言という伝家の宝刀を抜いたからには、政策の実効性が上がるように政府も携帯電話会社も市場構造の改善に向け、工夫と努力をすべき時に来ているといえます。



※関口和一(せきぐち・わいち) 82年日本経済新聞社入社。ハーバード大学フルブライト客員研究員、ワシントン支局特派員、論説委員などを経て現在、編集局編集委員。主に情報通信分野を担当。東京大学大学院、法政大学大学院、国際大学グローコムの客員教授を兼務。NHK国際放送の解説者も務めた。著書に「パソコン革命の旗手たち」「情報探索術」など。















明治維新とは何だったのでしょうか?

2016年02月09日 11時47分01秒 | 医科・歯科・介護
現人神・国家神道という幻想
民主主義国家の誕生?とんでもありません。



(注)全文ブログから無断転載

 藩幕体制からの変革を求める日本社会からの要求が、明治維新を引き起こす原動力となりました。
 その動きの中で、多くの人物が活動しました。
 岩倉具視は反幕活動を続けるあいだに、自分が日本を支配しようというたくらみを次第に強くして行ったのです。
 岩倉は、1866年、自分の意見と意思を持った孝明天皇を、自分の欲望の障害になるものとして殺害しました。
このときすでに、岩倉にとって天皇とは、権力獲得のための「道具」に過ぎなかったのです。
そのことは、後の「倒幕の密勅」の偽造(1867)や、錦の御旗の偽造(1868)事件を見てもわかります。

1867年春に高杉晋作が病死し、坂本龍馬が暗殺されたことにより、未来の日本を語り、方向づけることができる指導者は、反幕側からは、消えてなくなりました。
 高杉晋作の病死は、岩倉にとっては「殺害の手間が省けた」と言うことができます。
 明治政府の樹立後、岩倉の欧米使節団が帰国してみると、岩倉と同様に一方の江戸で強盗団を指揮した西郷隆盛が明治政府の実権を握っていました。1873年、岩倉は今度は西郷の殺害を企図し始めました。まず10月、岩倉は、征韓論で閣議決定とは反対の私見を上奏し、西郷追い落としを図り、ついには西南戦争で西郷を殺害したのです。これによって、岩倉の日本支配は確立されました。
     

 岩倉は、自分が使うことのできない孝明天皇を殺害し、容易に利用することのできる明治天皇を立てたのです。
岩倉にとって、天皇とは、神でも、尊敬すべき統治者でもなく、邪魔になれば殺して入れ替える、自己の日本支配のために利用する道具でしかありませんでした。
   (岩倉は天皇を操っていたわけではないので、「傀儡(かいらい)」という言葉はまったく当てはまりません。)

 道具としての天皇。「立憲君主国」という大いなるまやかし。実際は、岩倉と明治政府が権力維持・日本国民支配のために利用するだけの天皇。

 岩倉は、下級貴族と下級武士から成る強固な支配構造を、明治政府という形で築きました。政府を操り、天皇を利用したのが岩倉です。
       
     (岩倉が死んでも隠し通したことは何だったのでしょう?)

 明治政府以後の権力は、徹底的な思想教育や言論弾圧をおこない、日本国民を、あの北朝鮮さえ比べられない程までに洗脳しました。
 文明開化、近代化というまやかし。明治維新というまやかしの美辞麗句。偽りの天皇像。明治政府以後の権力は、国民をだまし、弾圧して、日本国民を思うままに操り、近隣諸国の侵略に国民を駆り立てたのです。

 明治維新とは何だったのでしょうか?」
全文無断転載
 日本史上最悪の悪党岩倉具視が「改革」という世の中の動きに便乗し、日本国支配という自己の邪欲を実現することになり、下級貴族と下級武士が、腐敗した権力構造を確立することになってしまった不幸な動乱だったのです。

 そのように築かれたきわめて強力な権力腐敗構造の明治政府の黒い血が、脈々と現代の官僚に受け継がれているのです。この腐った血脈を断たなければ、日本の近代化、民主化はあり得ません。日本に未来などないのです。

 この国は、上は官僚から、下は、NHKなど、国民金融公庫など、公共放送広告機構など、の「おかみもどき」に至るまで、国の関与する組織の人間はすべて腐り切っています。
 このような、北朝鮮に劣るとも勝らない最低の国家体制の下で、黙々と働き、日常生活を営み、日本文化と伝統を守り続けている日本国民は、何と高貴なことでしょう!
岩倉具視の罪状

1.孝明天皇を暗殺した。(1866)
2.京都で京都市民に対して殺人、火付け、強盗、強姦を繰り返した。(1867前後)
  (京都の岩倉具視、江戸の西郷隆盛!)
*「倒幕の密勅」を偽造。(1867)
3.坂本龍馬を暗殺した。(1867)
4.錦の御旗を偽造した。(1868)
5.日本を滅ぼす現在の官僚専政の基礎(明治政府)をつくった。

   坂本龍馬暗殺の黒幕(指令者)は岩倉具視

 1867年前後、岩倉具視は京都の町をかく乱して、人心を不安に陥れるために、京都市民に対して殺人、火付け、強盗、強姦を繰り返していました。
自らは首謀者であり、犯行の指揮者(1次実行犯)を使い、実際の犯行者(2次実行犯)に犯罪行為をさせました。

 1867年6月25日、坂本龍馬と中岡慎太郎が岩倉具視を訪ねて会って以後、何回か会って話をするうちに、岩倉具視は坂本龍馬と中岡慎太郎が次に考えている構想の内容を知ったのです。多分、9月末から10月にかけて坂本龍馬と中岡慎太郎が岩倉に語った内容が、岩倉の奸計をこっぱみじんに打ち砕くものであったために、この2人を、自分の奸計にとってきわめて重大な驚異と認識し、「奴らが動き始める前に殺さねばならない」と考えたのに違いありません。

 隠れていたわけでもなく、京の街中を歩いているところを普通に目撃されている坂本龍馬を、夜闇に紛れて殺害する理由は、新撰組や見廻組には、ありません。新撰組や見廻り組に通報して殺害させれば、「通報者がいた」という証拠が残ります。

 岩倉具視は坂本龍馬の殺害を、殺人、火付け、強盗、強姦の犯行を繰り返していた、配下の者(1次実行犯)に指示しました。
 1次実行犯は、殺人、火付け、強盗、強姦の犯行に手馴れている2次実行犯を使って、坂本龍馬と中岡慎太郎の殺害を実行しました。龍馬に呼ばれて中岡慎太郎が宿にはいるのをねらい、待ち構えた上での犯行でした。

 その後、1次実行犯は他の者(4次実行犯とでも呼びましょう)を使って、あるいは濡れ衣を着せて、2次実行犯を殺害、あるいは処刑して、口封じしました。(それなりの理由だけで真の理由を知らない4次実行犯を、口封じする必要はありませんでした。)

 後年、1次実行犯(1名)は、2次実行犯と同様に、岩倉具視により殺害(あるいは処刑)されて、口封じされました。岩倉具視が坂本龍馬と中岡慎太郎の殺害を指示したことを知る者は誰もいなくなったのです。
 更に明治政府の何者か(刑部省)が、身内(明治政府方)から真犯人が出ることを恐れて、龍馬殺害犯行のデッチアゲのシナリオを書いて見廻組に濡れ衣を着せ、見廻組の隊士にデッチアゲの自白をさせました。明治政府が事実をねつ造し、「坂本龍馬殺害は見廻組の犯行」を歴史上の「事実」にしてしまったのです。岩倉の犯行の事実は闇に葬られ、迷宮入りとなってしまいました。

 岩倉具視の研究者なら、殺人、火付け、強姦の犯行を繰り返していた者たち(2次実行犯)を指揮していた1次実行犯(単独)が誰なのか、2次実行犯にどんな人物がいたのか、そしてそれらの人間がどんな死に方をしたのか、知っていることでしょう。
 彼ら(1次・2次実行犯)が直接の犯人です。岩倉具視が首謀者、黒幕です。

 坂本龍馬は「次にやるべき計画」を持っていたから殺されたのです。
岩倉具視は、自己に不都合なその計画を恐れたから殺しました。
殺されたがゆえにその後の構想を実現できなくなった坂本龍馬は、歴史研究家から、「坂本龍馬の役目は、暗殺されたときに、すでに終わっていた」などと誤解、不当な評価を受けることになったのです。もちろん、岩倉具視は今でも高笑いし続けています。



















明治維新自体がまやかしであった?!

2016年02月09日 11時20分18秒 | 沼田利根の言いたい放題
日本人は、大きな変化を好まない人種。
島国でもあるので、村社会的仲間意識が強い。
悪く言えば、排他的で保守的。
責めるより守る。
日本の記者クラブ制度が典型的な村社会の構図。
マスコミが村社会なのだから、当然、国民もその域を出られない。
また、お上に弱いのが日本人の特徴では?
革命が起きない国でもある。
根源を辿れば、明治維新自体がまやかしであったと思われるのだ。
沼田利根











自民党はなぜ続いているのか?

2016年02月09日 11時12分01秒 | 社会・文化・政治・経済
drifting_bluesさん
2008/5/1216:44:54

根本的な理由を言えば、『民主主義が定着していない』ということになるでしょうね。

多くの国民が、選挙というものの意味を理解していないんです。


戦後、アメリカという巨大な外圧の力を借りて、日本を根っこから民主化しようとする動きはあったのですが、貧しさの克服、という課題にかまけている内に、例の55年体制ができてしまいました。

この体制下では、政権を担当するのは自民党で、社会党が批判票の受け皿になる、という役割分担が完全に固定化していて、野党である社会党の側もその役割に適応しきっていました。

政権をとるなどということは思いもよらず、ただ一定の勢力を持っていることで権力のうまみのおこぼれに与り、裏取引で自分の主張を政治に反映させる、といった具合です。

その報いで、社会党はほぼ壊滅しましたが、自民党は相変わらずです。


もっと相変わらずなのが選挙民で、『今の政治は良くない』といっては自民党に入れ、『今の先生は地元のことを考えてくれない』と嘆きながら、やっぱり自民党に投票しています。

さらに、本当に憂慮すべき事として、『民主化を進めよう』という戦後以来の継続的な努力の方を、『打破すべき旧勢力』と感じる若者がたくさん現れて、結果としてさらに現状を固定化しようとしています。


ちょっと絶望的な気持ちになってきましたが・・・


hit2mel8さん
2008/5/1905:52:27

戦後の日本の農家、建設業(主に道路)の大半が自民党支持だから。
農家はもう外国に規模的にも価格的にも勝てないので成り立たないので
自民が他の業種より、減税などの優遇措置をとってきた代わりに、農家層
から選挙支持を得てきた。
建設業は地元での大手が談合やなにやらで地元議員などと繋がりほとんどの
地元の道路などの公共工事を独占する代わりに支持を得てきた。
この前の参議院選挙で民主党が議席増やしたのは、上記の構図がくずれつつ
あることの表れだと思います。それでもまだ自民政権は当分続くでしょうが。













平凡に生き抜く中に非凡さ

2016年02月09日 10時38分45秒 | 社会・文化・政治・経済
「人生哲学」 諸橋轍次博士「 大漢和辞典」を刊行
常に「大道」を行く。
近道を選んでも、かえって遠回りになることもある。
「大漢和辞典」は世界最大の漢和辞典。
「刊行の成果はそのまま、日本文化のバックボーンになるものといってよい」作家・吉川英治
著者の諸橋轍次博士は「ネバーギブアップ」の人であった。
東京大空襲で、膨大な活字と資料が焼失。
長年の無理がたたって右目が失明。
左目も明暗がやっと分かる程度まで悪化した。
幸なことに、残っていた全巻(1万5000㌻)の「校正刷り」を基に、数年後、編纂作業を再開。
博士が教壇に立っていた大東文化学院の学生たちをはじめ多くの弟子たちが編集作業を手伝った。
「決して私一個の事業ではない、陰に隠れた幾百人の人々の力の総合である」と序文で感謝を記している。
まさに「大漢和辞典」は師弟の合作。
学問だけでなく、人間としての生き方を教えてくれた師匠(奥畑米峰)の存在があった。
多感な少年時代に、師との出会いがあったからこそ、不屈の人格が育まれた。
諸橋博士は、単なる“漢字の博士”だったわけではない。
高等師範学校で教壇に立ち、多くの教育者を育成した「教育の人」でもあった。
博士の弟子で東京教育大学(現・筑波大学名誉教授)を務めた鎌田正さんは「心に偽りがなく、非常に公平で、深く門人を愛する方でした」と述懐する。
「長いことなにかをやってきたんだけど、実に平平凡凡とただ平凡な生を送ってきたにすぎない」と語っていた。
平凡さなかにある強さこそ、諸橋博士の生涯を通じる精神だった。

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諸橋 轍次(もろはし てつじ、1883年6月4日 - 1982年12月8日)は、漢字の研究者で、大著『大漢和辞典』や『広漢和辞典』(ともに大修館書店刊)の編者。文学博士。
東京文理科大学名誉教授。都留短期大学および都留文科大学の(四年制大学としての)初代学長。
本人によると直江兼続の子孫である。
青年時代、中国にも留学。このとき満足できる辞書がなかったことが、のちの大漢和の製作に繋がっていったと言われる。

今の「イスラム国」の火種

2016年02月09日 06時45分04秒 | 社会・文化・政治・経済
「イスラム国」がアメリカのイラク戦争が生み出したものだということだ。
2003年4月にアメリカはフセイン政権を崩壊させ、財務省、外務省、内務書など石油省(石油利権を得るために残した)を除くすべての省庁を空爆した。
失業した官僚やイラク兵は、武器を持ったまま故郷(ファルージャやモスク)に帰った。
イラク兵や官僚の多くはスンニ派だったが、その後アメリカ軍はそのファルージャやモスクなどを無慈悲に空爆し、住民を虐殺。
そのため反米感情が高まっていった。
その後、失業した軍人や官僚たちの一部がアルカイダに合流、今の「イスラム国」の火種となった。
このように「イスラム国」という残虐な組織を生み出したのは、アメリカのイラク戦争だったということになる。

シリアに4度も入るなどの活動をしているフリージャーナリストの西谷文和さん

日本が産んだ鬼っ子北朝鮮

2016年02月09日 06時35分22秒 | 沼田利根の言いたい放題
★「クスリ止めますか? 人間止めますか?」の評語。
改めて思うのであるが、選択権は全て自分にある。
★心の弱さを嘲るように、覚醒剤が人間を蝕んでいく。
★どこかで、歯車が狂ってくる。
まさに人生の躓きである。
★人間の善性をあくまで信じたい。
★選ぶことの選択肢が多く、自由度が高まるほど、幸福感がますとされる。
国家体制が軍指導では、国民の選択肢は狭い。
一党独裁政治も然り。
★なぜ、北朝鮮のような国が存在するのか?
日本の軍国主義が生んだ国とも言える。
ダメな親の姿への反発が不良少年を生んだ―そのような構図に想われるのだ。
ゆえに朝鮮を併合した日本にも責任はあるのでは?
沼田利根