HPI歯科同好会理事会議事録

2016年05月31日 11時30分41秒 | 医科・歯科・介護
<会議体>テーマ:「HPI歯科同好会が社会に訴えたい内容」

開催日時  平成28年5月29日(日)午後1時00分~午後5時00分
開催場所  八重洲倶楽部「第8会議室」
出 席 者  久保 慶浩、照井 保之、大村 誠、小梶 弘美、梶原 幹人、山本 嗣信、土屋 克實
欠 席 者 佐藤 雅実、島田 憲治、斎藤 勝雄
(順不同・敬称略) 
協議事項
1.新年度の具体的な活動
<会議体>テーマ:「HPI歯科同好会が社会に訴えたい内容」
(土 屋)
 ・テーマをワンセンテンスかキーワードで表すとしたら「当たり前のことを当たり前にする歯科診療」
 ・歯科医師、歯科衛生士は国家ライセンスを取得しているので、技術があるのは当たり前。
 ・歯科界は一般社会と常識・非常識が反対になっている。
 ・診療姿勢をみても背中を曲げて仕事をする職業は一般的にはない。
 ・診療環境は、診療所毎で異なっている。特に患者さんへの説明をする場所を設置することは重要。
 ・歯科医である前に人としての人格形成が大切。
(大 村)
 ・診療提供側は、患者の主訴を聞いてから診療はスタートされるが、なぜ歯は守られなかったか?
 ・人は歯がない状況から歯が生えてからなぜなくなるのかを理解させることが大切である。
 ・最近は口腔のことだけでなく全身の健康志向がメディアでも取り上げられている。
 ・脳溢血や心筋梗塞は歯周病が原因と言われている。
 ・8割の人は歯周病だと言われているが、その裏付けを社会に発信していく。
 ・社会に訴えるキャッチフレーズが必要。
(山 本)
 ・HPI同好会は、Drビーチが日本の歯科医療に果たした役割を発信するのが使命。
 ・国民皆保険になった昭和36年に歯科はDrビーチの提唱で立位から在位に変わった。
 ・社会には同じことでも形を変えて繰り返し発信していくことが大切。
 ・HPI活動をHPを使って活用するのはいい機会だと思う。
 ・患者側の“受け止める力”を持つことも大切である。
(小 梶)
 ・HPIが良いと思っていることが受け入れられないのはなぜか?それは歯科に優位性が低いことで、もっと社会的に口腔の価値をあげることが必要である。
 ・今年の歯科口腔人間ドック学会でも全身と口腔がテーマになっている。
 ・順天堂大・奥村教授は「高いサプリメントを買うよりは、歯にお金をかけた方が良い」と新聞記事で取り上げられている。最近TVでも取り上げられており、このような記事が多くなっている。
 ・HPに歯の優位性を高めるサイトを作り、歯科医に限らず社会全般から歯の優位性を高める記事を収集し、これを紹介すれば人々のクリックする機会が増え歯科界全体が良くなる。
 ・他方HPには「歯科医が本音で語れるサイト」を作りたい。
 ・歯を残すのは相当な時間がかかるが、歯を無くすのは簡単。(根管治療は大変だが抜歯は容易)
 ・歯を残すことに主眼をおけば、歯科医の数はたりないのではないか。


(久 保)
 ・HPI活動はビーチ先生の発想が原点になっている。それがHPIの存在意義である。
 ・HC-0という目標を患者さんに解り易く説明し、歯を失わない方法を伝え、情報を発信していく。
 ・インターネットでも歯の情報は沢山あるが本当に必要な情報か疑問がある。
 ・大切なのは歯医者に罹らないための情報が必要。
 ・フェイスブックは利用している。ここにも情報は沢山出て来るが、“どうしたら歯医者に行かなくて済むか?”が大切な事である。
(照 井)
 ・どの人にもうまく伝えるのはインターネットだけでは難しい。
 ・またワンフレーズで伝えるのも難しいが、“定期的に歯医者に行こう!”と提案したい。
 ・50年歯科診療をしているが、定期的に来院している人は歯が残っている。
 ・予防のケアが大切でそれが口腔を守ることができる。
 ・歯の定期検診で子供は学校検診を受けられるが大人にはないので、定期的な検診を勧めたい。
・検診にはプロフェッショナルケアとセルフケアがある。
(梶 原)
 ・ワンセンテンスとして“歯科医60歳からの情報発信”を提案したい。
 ・20代、30代は情報発信に長けている。
 ・60代は人生の酸いも甘いも解っているが、情報発信は苦手である。
 ・HPIが60歳以上の歯科医はこうやって情報発信をすればいい!という見本をみせる。
 ・そのためにFacebookを活用する。
 ・Facebook(FB)の使い方コース開催も考えられる。

2.ホームページの活用方法
 ・情報発信で難しいのは人集め。それを解決するのにFBを活用する。
 ・FBのスタートはプライベートな情報発信で友人を増やす。
 ・HPIの会員募集は難しいがFBをやろう!として会員を集める。
 ・FBの実践は①アカウントを作る → ②友人を最低3人作る → ③月1回記事を投稿する。
 ・現在HPに投稿できるサイトを作ったがFBコーナーも設置する。

3.ホームページの作成費用と捻出方法
 ・サーバー利用料として初期費用10万円、月額5千円位がかかる。
 ・HP作成費用は、なるべくかからない方法を考えたい。

4.その他
 ・小梶氏より「POIC」の資料提供と説明がされた。HC-0に向けての効果がある商品と見られるので診療所で取り扱うことを検討してはどうか。
 ・POIC Water=EPIOSを使った感染防止のホームケアを活用すれば、歯科医院で予防で収入を得られることになる。
 ・HPIの歯科医(Dr久保、Dr照井、Dr大村)の診療風景を動画で残すことは大切なので、具体的な撮影方法を検討し、製作費の支援協力者を求める。(この件は懇親会の席上での話)
・次回理事会は9月11日(日)開催予定でプロジェクターを借用。八重洲倶楽部の予約は8月1日
以上







教育政策への予算は惜しむべきではない

2016年05月31日 10時00分17秒 | 社会・文化・政治・経済
★ややもすれば右寄りに走る自民党の抑えとなったのが公明党だ。
安倍晋三首相は、基本的に新自由主義の立場なので、弱者に厳しい政策となる可能性が高い。
こうした政策に傾きかねない状況の中で懸念されるのは格差の拡大だが、連立パートナーである公明党の人間主義の理念が歯止めをかけているとみている。
教育政策は国の根幹に関わる。
その重要性を理解してほしい。
今の日本には、学ぶ意欲と能力があっても、経済的な理由で学業を諦める若者が数多く存在する。
だからこそ、公明党が強く主張している返済不要の給付型奨学金は実現してもらいたい。
人への投資は、必ず未来への投資になる。
教育政策への予算は惜しむべきではない。
公明党の青年委員会が行った政策アンケート「ボイス・アクション」は、若者が政治について考える一つのきっかけになるだろう。
こうした取り組みは定期的に実施してほしい。
政治家を選ぶ責任は国民にあるが、残念ながら日本では政治を監視し、本当の国民のために働く政治家を見極める教育がほとんど行われてこなかった。
主権者教育が広がれば、政治家の質は必然的に上がり、日本の民主主義のレベルが高まるはずだ。
公明党が主張するフリースクールや夜間中学など児童・生徒の学校外における多様な学びの支援や、農業と福祉が連携する農福連携などは、まさに公明党ならではの視点と評価する。
日本大学大学院・岩渕美克教授

明日6月2日、水郷潮来へ行くことにした

2016年05月31日 09時33分17秒 | 医科・歯科・介護
世界で16億人を超えるユーザー数を持つフェイスブックに、神奈川県では、県内の観光地の魅力や季節のイベント情報などを発信し、海外からの観光客の来県を促進すている。
フェイスブックを活用した海外への情報発信は確かに有効。

ちなみに、茨城県に在住しているのに、一度も水郷潮来へまだ行っていない。
潮来恒例の「第65回水郷潮来あやめまつり」が5月28日、同市あやめ1の水郷潮来あやめ園で開幕した。
園内には、約500種、約100万株のアヤメとハナショウブが植えられている。
そこで、明日6月2日、水郷潮来へ行くことにした。
写真をたくさん写して、フェイスブックでも発信する予定だ。
取手駅を午前10時前後に出て、成田駅経由で佐原で鹿島線に乗り換え、水郷潮来へ。
楽しみだ。

口腔と身体リハビリに特化したトータルリハセンター

2016年05月31日 07時36分09秒 | 医科・歯科・介護
歯科・医科・介護の垣根を越えた介護人材を育成

当社100%出資子会社のDSセルリア株式会社が運営する
リハビリ型デイサービス「トータルリハセンター」にて
歯科・医科・介護の垣根を越えたスキルの多様化を
促進する独自の人事制度を導入いたしましたのでご案内申しあげます。
DSセルリア株式会社の広報に関しては、
デンタルサポートの広報部でも承らせていただきます。
何かございましたらいつでもご連絡ください。

DSセルリア株式会社もデンタルサポート株式会社同様に
ご高配を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申しあげます。

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口腔と身体リハビリに特化したトータルリハセンター、
歯科・医科・介護の垣根を越えた介護人材を育成 
スキル多様化を促進する独自の人事評価制度を導入

~やりがいを見出しモチベーションと定着率の向上へ~
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 デンタルサポート株式会社(所在地:千葉県千葉市、代表取締役社長:内田 武)の
100%出資子会社として、介護とフィットネスサービスを提供している
DSセルリア株式会社(所在地:千葉県千葉市、代表取締役社長:清水 睦博)は、
トータルリハセンターで勤務する従業員を対象にした、「やりがい」を見出し
モチベーションと定着率を向上させる独自の人事評価制度を導入しました。
ホームページ: http://www.total-riha.jp/


■低賃金で重労働な介護業界
 厚生労働省が常勤者を対象に実施した平成26年賃金構造基本統計調査では
介護職の平均月収は全産業平均よりも10万円低く、賃金水準の低さは著しい結果となっています。
 介護職は他者の命を預かる職種で、精神的にも身体的にも重労働のわりに低賃金である
というイメージが浸透していることから、介護職の最大の供給源である
介護福祉士養成の専門学校数の低減や定員割れの状況も悪化の一途を辿り、
若者の介護職離れが進んでいます。
また、介護職員の定着率の悪さも常に問題の一つとして挙げられています。
 政府による対策として2015年4月の介護報酬改定では新たに介護職員処遇改善加算を
設けるという措置を施しましたが、給与・処遇が改善されたという実感をもたらすまでには至らず、
引き続き介護業界における従業員の満足度と定着率に課題が残る結果となりました。

※厚生労働省 平成26年賃金構造基本統計調査 結果の概況
http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2014/


■新たな人事評価制度の概要
 新制度では一般的な勤続年数や専門スキルの習熟度による評価システムとは
異なり、他職種のスキルやノウハウの習得を促します。
 それぞれの専門職種の垣根を越えて多様な働き方ができることを最も評価し、
対応可能な業務の種類と数によって5つの等級に評価します。
 等級による昇給・昇格の評価基準を明確にし、年2回の人事考課を実施することで
スタッフの「やりがい」を見出し、モチベーションアップを図ります。
 また、各センターの毎月の業績に応じて、管理責任者にはインセンティブを設けて
利用者様の稼働率やコスト面への意識を高め、拠点運営に対する意欲を向上させます。
 頑張った者が頑張った分だけ報酬を得られる人事制度となっており、多様なスキルを持った
スタッフの育成とモチベーションアップによる定着率の向上を導入の目的としております。


■新たな人事評価制度を導入するメリット
 トータルリハセンターでは、口腔リハビリと身体リハビリに特化した通所介護サービスを
提供しており、介護分野の生活相談員とリハビリ専門職の理学療法士・作業療法士、
歯科分野の歯科衛生士といったそれぞれの分野のスペシャリストが協同しています。
 例えば介護職員の利用者様に対するアプローチ方法を歯科衛生士が修得したり、
歯科衛生士が実施する口腔ケアを介護職員がサポートしたりと、1人の従業員が専門分野とは
異なる多様なスキルを身につけることで、限られた人員配置でよりきめ細かいサービス提供に
繋げることができます。


■トータルリハセンターとは
 トータルリハセンターは、リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)と歯科衛生士が常駐する、
口腔と身体のリハビリに本気で取り組むデイサービスです。
 トータルリハセンターでは、身体の機能訓練などのプログラムに加え、口腔機能向上のための
プログラムを加えることにより、全身の健康の維持と身体機能の回復を目指します。
 今できる、最良のライフスタイルに向けて、利用者様お一人おひとりの「こうなりたい」を支えます。

【口腔機能障害に対応するリハビリを提供】
 口腔の専門家である歯科衛生士が常駐し、通常の通所リハビリや通所介護には無い、
口腔内清掃や嚥下(飲み込み)訓練・口腔機能向上のためのプログラムを提供しています。
 口腔と全身の健康の関連性は深く、リハビリに「口腔」という視点を加えることにより、
全身の健康の維持と身体機能の回復に役立っています。

【リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)によるやる気を引き出すシステム】
 脳血管疾患後の介護保険で対応する維持期のリハビリ等は、理学療法士・作業療法士の指導のもと、
トレーニング機器を用い、小集団で身体の機能訓練を行います。
 日常生活機能を重視したプログラムと、3ヶ月に1度の定期的な機能評価を実施する
「やる気」を引き出すシステムで、歯科衛生士と協働で機能維持・向上に尽力しています。


■DSセルリア株式会社について
 訪問歯科診療サポートを全国展開し、医科の訪問診療(在宅医療)サポートおよび、
介護事業を運営するデンタルサポート株式会社の100%子会社として2015年8月に設立。
 主幹事業のリハビリ型デイサービス「トータルリハセンター」は首都圏を中心に22店舗(2016年3月現在)、
フィットネス事業ではピラティススタジオ「COREX」を千葉県船橋市で運営し
「歯科・医科・介護のワンストップサービス」を提供するDSヘルスケアグループの一端を担っております。
 DSヘルスケアグループの海外展開としては、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイにて、
医科・歯科併設のクリニック「SAKURA Medical and Dental Clinic」を開設。
2015年12月にはミャンマーに歯科技工サービスを提供する子会社「DS SAKURA Dental Services」を
設立いたしました。アジア、中東を中心に活動をしています。

<会社概要>
本社所在地 : 千葉県千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンD棟17階
設立    : 2015年8月
資本金   : 1,000万円
代表者   : 代表取締役社長 清水 睦博
ホームページ: http://www.total-riha.jp/


■本件に関する問い合わせ先
<トータルリハセンターに関する一般の方からのお問い合わせ>
DSセルリア株式会社
TEL:0120-76-4182(コールセンター)
   ※受付時間:月~土 午前9時~午後8時
 
 
■取材のご依頼等、メディアからのお問い合わせ
デンタルサポート株式会社
担当: 広報部 中山 ちはる
TEL : 043-213-6160
FAX : 043-213-6491
MAIL: WebStaff@dentalsupport.co.jp

「日常の存問」が俳句

2016年05月31日 06時54分05秒 | 社会・文化・政治・経済
★まさかの二度にわたる震度七の激震。
いつ止むとも知れぬ連日の余震は、私たちの意識を漂流させ困惑させた。
地震から学んだことの第一は、優しいばかりではない自然の猛威と人間の無力、および日常の無事の有り難さである。
第二に地震は、私たち物質文明や価値観を根底から揺さぶった。
ちょうど地震の十日前、「世界で一番貧しい大統領」ホセ・ムヒカさんが来日。
「本当の豊かさとは何か」を問いかけた矢先の地震である。
飛散した食器や瓦礫の山を前にして、私たちはあらためて一番大事なものについて考えさせられたし、生きる覚悟のようなものを迫られた。
第三に、今回の地震で私たちは、地域の誰彼に声をかけ安否を気遣い始めたが、こんなことは初めてだ。
私たちは危機に遭遇して、日頃の個人間の利害や無関心の心を超えて、自分たちが大きないのちを共にして生きていることに目覚めた。
私は近所の人と安否を確かめ合いながら、これが高浜虚子の言う「存問」だと思った。
虚子は「お寒うございます。お暑うございます」という「日常の存問」が俳句だと言った。
穏やかな日々も危機の時も、私たちは自然、他人、自分自身ほか一切に声をかけ挨拶し、互いのいのちに触れ合わせつつ、これを俳句にしてきた。
私たちはこの大きな宇宙の永遠の時間の中のほんの一瞬の過客にすぎないが、であればこそ、互いの小さないのちに声をかけ慈しみ合って生きねばならない。
これが、私が揺れる闇の中で考えたことである。
熊本大学名誉教授・岩岡中正さん(俳誌『阿蘇』主宰)

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そんもん【存問】とは。
安否を問うこと。慰問すること。見舞うこと。
俳句では慶賀、弔意、またはある出来事についての感懐を詠むこと。
自然界にたいする挨拶でもある。
虚子にとって、俳句とは日常存問の詩なのであった。