人道支援や人道問題に国境はありません

2016年05月04日 10時35分28秒 | 社会・文化・政治・経済
世界を変えるには、人間を変えるほかない。
人間を変えるのは、教育の役割でもある。

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人道という理念にあらためて立ちかえることは、第二次世界大戦後に誓った理想に向け、人類が正しく歩んでいるかどうかを問うことにつながります。
世界では今、人道支援を必要とする人が約1億2500万人に上り、需要に供給が追いつかない状態です。

相次ぐ人道危機に対し、遠い出来事として無関心であってはなりません。
地球上のさまざまな場所で起きている人道問題に目を向け、必要な声を上げる。
人道支援や人道問題に国境はありません。
「困った時はお互いさま」という認識に立って、国内外の区別なく共有する課題として受け止めていく姿勢を持っていくことが肝要ではないかと思います。
OCHA神戸事務所(国連人道問題調整事務所)・渡部正樹所長







新撰組を支えた甲州街道・日野宿の名主佐藤彦五郎

2016年05月04日 10時09分32秒 | 社会・文化・政治・経済
歴史の表舞台で活躍した人には、必ず裏方で支え抜いた人物がいる。
新撰組を支えたのは、甲州街道・日野宿の名主(村役人)佐藤彦五郎だった。
彦五郎は天然理心流道場を自宅で開く。
若き近藤勇、沖田総司らが出稽古に訪れた。
土方歳三は、佐藤道場で後に新撰組の核となる人たちと出会った。
彦五郎は土方歳三の姉・ノブと結婚している。
彦五郎も新撰組に参加したかったが、日野宿の名主なので当地を離れられない。
そこで新撰組のスポンサーとなる。
彦五郎は近藤勇の養父・周助の天然理心流の門下生。
明治維新後は、初代の南多摩郡長に就き、新撰組の復権と顕彰にも尽力した。









9条削除論が過激過ぎるなら、次の策が「新9条論」

2016年05月04日 09時27分51秒 | 社会・文化・政治・経済
" border="0"> size="3">憲法9条が戦力を縛っているというのはウソです。
9条により戦力は憲法上存在しないことになっているから、戦力統制規範をいまの憲法に盛り込むことが不可能になっているんですよ。
「9条のおかげで戦後日本は平和国家になった」という護憲派伝説の欺瞞を暴く狙いが私にはあります。
これには二つのウソがある。
まず、戦後日本は他国を侵略しなかったというけれど、ベトナム戦争やイラク戦争で米国の侵略戦争に、軍事拠点を提供することで加担そてきた。
最大の問題は、日本が侵略されなかったのは9条のおかげではなくて、自衛隊と日米安保のおかげだ。
その事実を直視しようとしない。
安全保障の問題は、実質的に議論されないといけない。
9条を守っていれば私たちは平和でいられるというのは欺瞞だ。
ショック療法的に目覚めてもらうためにも9条削除論を主張している。
私の9条削除論が過激過ぎるなら、次の策が「新9条論」です。
個別的自衛権の範囲なら自衛隊と日米安保はオーケーだと憲法に書き込む。
かつ、戦力制限範囲も入れる。
いずれにせよ、自衛戦力保有を可能にする憲法明文改正をした上で、行使については一定の条件付き制約を憲法に明記することが必要です。
東京大学大学院教授・井上達夫さん