numata727 さんが 2015年05月18日 に書かれた記事をお届けします

2016年05月18日 18時31分47秒 | 医科・歯科・介護
韓国併合 韓国皇帝やその一族を懐柔



歴史認識には対比も不可欠かもしれない。日本が韓国を併合したのは1910年。当時、天皇を戴く大日本帝国は、皇帝を戴く大韓帝国を併合したのだ。明治の内閣は、韓国皇帝・帝室の処遇をどうするかであった。内閣側は「大公」を用意したが、韓国側は「王」の呼称を求めた。事実、併合の条約と明治天皇の詔書とによって、韓国帝室に尊...
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既存の価値観を脱し、本質に迫ろう



自分の中のルーツに迫らなればなりません文化や芸術は、人を救うものである−というのが、私たち芸術に携わる者の一つの信念です。書くことによって人の心を動かし、いわば心を耕す。固定していた人々の観念を広げる力がある。そのような仕事をしたいというのが、作家になった動機でもありました。戦争というものは、人間の心を硬直化...
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人間の真の変革は他者との関わりの中で生まれる



★「宗教(レリジョン)とは、本来『再び結び付けること』を意味します。人と人との絆を、もう一度、取り戻すこと。そこにこそ、現代における宗教の果たすべき役割もあると思います」宗教学者・ハービー・コック:1929年、アメリカ・ペンシルベニア州生まれ。宗教学博士。ハーバード大学教授、応用神学部学部長等を歴任。マーチン...
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鍛え、生き抜き、人生の喜びを享受するか



「いざ」という段階に来た時に、人はその実力、真価が試されるのだ。ピンチをチャンスに変えると期待される場面だ。あるいは、チャンスが来た時にそれを活かして、確実に勝利への結果につなげられるかどうかなのである。プロ野球を見ていて、チーム全体の流れが最悪な状態に陥る場面をしばしば目にする。突破口がどうしても開かれず、...
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「使用上の注意の改訂指示(医薬品)」が発出

2016年05月18日 16時45分25秒 | 医科・歯科・介護
┏━━━━━━━━━━━【PMDAメディナビ】━━━━━━━━━━━━┓

「使用上の注意の改訂指示(医薬品)」発出のお知らせ (2016/05/18 配信)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

本日、「使用上の注意の改訂指示(医薬品)」が発出されましたのでお知らせいたします。

■平成28年5月18日指示分
http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/calling-attention/revision-of-precautions/0306.html

(対象医薬品)
1. アスナプレビル
シメプレビルナトリウム
テラプレビル
バニプレビル
2. オムビタスビル水和物・パリタプレビル水和物・リトナビル
ソホスブビル
ダクラタスビル塩酸塩
レジパスビル アセトン付加物・ソホスブビル






















































△▼厚生労働省▼△ 中央社会保険医療協議会 総会(第332回) 議事次第

2016年05月18日 16時42分32秒 | 医科・歯科・介護
新着情報配信サービス

      05月17日 19時 以降掲載

○ 政策分野

・平成28年度医療の質の評価・公表等推進事業の申請受付について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221595

○ 審議会等

・中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第49回) 議事次第
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221597

・中央社会保険医療協議会 総会(第332回) 議事次第
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221599

・第7回 特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会 資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221601



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△▼厚生労働省▼△

新着情報配信サービス

      05月17日 10時 以降掲載

○ 報道発表

・平成27年の労働災害発生状況を公表
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221555

・熊本地震の災害復旧作業を行う作業員やボランティアの方を対象にした「がれきの処理等を行う方のための安全講習会」を開催します~5月29日に熊本、30日に福岡で開催。受講者を募集します~
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221557

○ 政策分野

・フグを安全に食べよう!
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221559

・ジカウイルス感染症について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221561

・平成27年の労働災害発生状況(確定)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221563

・安全衛生週間・表彰
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221565

・平成28年度医療の質の評価・公表等推進事業の申請受付について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221567

・ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221569

・健康増進施設一覧の修正について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221571

○ 審議会等

・第11回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221573

・第11回 「民泊サービス」のあり方に関する検討会(開催案内)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221575

・厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会(第14回)資料
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221577

・【参加募集】傍聴・参加が可能な審議会等の会議一覧
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221579

・第5回がん診療提供体制のあり方に関する検討会
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221581

・新たな地域精神保健医療体制のあり方分科会第2回議事録(2016年4月22日)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221583

・第1回 患者申出療養評価会議議事録(2016年4月14日)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221585

○ その他

・調達情報 官用自動車点検等一式
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221587

・フォトレポート(平成28年度「児童福祉文化賞表彰式」を行いました)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221589

・フォトレポート(竹内厚生労働副大臣、太田厚生労働大臣政務官が、医薬品・食品の安全性・有効性の研究や感染症の研究などの現状を把握するため、国立試験研究機関を視察しました)
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221591

・調達情報 厚生労働省統合ネットワーク運用等の工程管理支援業務
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=221593

○リンク


















石川の名誉教授も利用:パナマ文書余聞

2016年05月18日 16時40分23秒 | 医科・歯科・介護
薬開発「投資受けるため」

共同通信社 2016年5月9日  配信

 タックスヘイブン(租税回避地)の実態を示した「パナマ文書」の中に、石川県の医系大学の名誉教授が代表を務める法人があることが6日までに分かった。名誉教授は取材に「中国人投資家から投資を受けるため設立した」と租税回避の意図はなかったと説明した。
 名誉教授によると、法人は2012年に英領バージン諸島に設立した。中国・上海で開かれた新薬開発に関する講演会で投資家から投資話を持ち掛けられ、条件として同諸島に法人をつくることを提示されたという。
 現地の法人が特許を担保にして約3億円の投資を受けた後、それを基に日本の研究所に新薬開発を委託する計画だった。法人設立をサポートする代理店の審査を受け手数料約10万円を振り込み、法人を設立したが、尖閣諸島問題で日中関係が悪化すると、投資家からの連絡は途絶え、投資は受けられなかったという。
 名誉教授は、新薬が実用化できる可能性は1%以下と低く、日本で投資家を探すのは難しいとした上で「自分のアイデアに興味を持った海外の投資家に頼らざるを得なかった」と振り返った。

悪性のがん見分ける造影剤 

2016年05月18日 16時38分56秒 | 医科・歯科・介護
 東大など数年内実用化めざす

朝日新聞 2016年5月17日

 悪性度の高いがんを見分けやすい新たな造影剤を、川崎市産業振興財団と東京大、東京工業大などの共同研究チームが開発した。16日付の英科学誌ネイチャーナノテクノロジー(電子版)に発表する。転移防止に役立つ可能性があり、チームは数年以内の実用化を目指す。
 がん組織内部の低酸素領域は抗がん剤が届きにくい上、放射線治療の効果も低く、悪性度の高いがんに変化して転移を引き起こしやすい。
 研究チームは低酸素領域では酸性度が高いことに着目、酸性度が高くなるほど溶け出てマンガンイオンを放出するナノ粒子を用いた造影剤を開発した。MRIで撮影すると、マンガンイオンがくっついて低酸素領域の分布を映し出せた。実際にマウス実験で大腸から肝臓に転移した直径1・5ミリのがん組織を既存の造影剤に比べはっきりと確認できたという。
 研究チームの西山伸宏・東工大教授は「通常は取り出さないとわからなかったがん組織の低酸素領域を、広く普及しているMRIで調べられる。がんの早期発見や微小な転移の発見に加え、治療の有効性なども迅速に判定できる」と話している。(川村剛志)

世界の高齢化や格差に対処 

2016年05月18日 16時37分39秒 | 医科・歯科・介護
G7科技相が共同声明

共同通信社 2016年5月17日 配信
 茨城県つくば市で開かれた日米欧の先進7カ国(G7)科学技術相会合は17日、高齢化や社会格差など地球規模の課題に対処するため、女性や市民が参加して技術革新を進めるとする共同声明を採択して閉幕した。
 国際連携で認知症やアルツハイマー病のメカニズム解明を目指すほか、女性研究者の活躍を後押しするための国際ネットワークづくりを進める。
 発展途上国では貧困に伴う病気や熱帯感染症が大きな問題になっているほか、新興国でも先進国と同様に高齢化が進行しつつある。G7各国は途上国の医療支援を一層強化。脳科学分野の研究データを共有して加齢に伴う病気の予防を目指すほか、ロボット技術や情報技術を活用してお年寄りが社会参加しやすい環境づくりを進める。
 研究人材を広く育成するため、女性や若手研究者の活躍も後押し。出産後や育児中も能力を発揮できるよう職場環境を整備し、女子学生らの国際ネットワーク構築を支援する。
 議長を務めた島尻安伊子科学技術相は終了後「女性を含め、若手研究者の人材育成は大変大事だ」と述べた。
 共同声明にはほかに、海洋の生物多様性を維持するための国際的な観測態勢の強化や、地球温暖化を防いで低炭素社会を実現するためのクリーンエネルギー分野の研究開発の進展などが盛り込まれた。
 研究成果やデータを研究者以外にも公開し、市民科学の裾野を広げるための「オープンサイエンス」の推進も決めた。東日本大震災や熊本地震を踏まえ、予測を超える自然災害の軽減策で協力することも申し合わせた。

酒強い人、痛風の危険2倍 

2016年05月18日 16時35分58秒 | 医科・歯科・介護
防衛医大が遺伝子解析

共同通信社 2016年5月17日 配信

 酒に強い遺伝子を持つ人は、酒に弱い遺伝子を持つ人より約2・3倍も痛風になりやすいとの研究成果を防衛医大などのチームがまとめ、16日付の英科学誌電子版※に発表した。酒に強い人は飲酒量が多いとも考えられ、飲酒が痛風を発症する危険性を高めることを改めて裏付けた。
 チームは、体内でアルコールを分解する酵素「ALDH2」に着目。この酵素を作る遺伝子に変異があると分解酵素がうまく働かず酒に弱いとされる。日本人男性の痛風患者1048人と痛風ではない1334人で、遺伝子の変異の有無を調べた。
 その結果、遺伝子に変異がない人は、変異がある人より、痛風を2・27倍発症しやすいことが分かった。日本人の約4割は、遺伝子に変異があり酒に弱いタイプという。
 防衛医大の松尾洋孝(まつお・ひろたか)講師は「痛風は生活習慣病だが、遺伝子との関連も強い。遺伝子を調べてリスクが高い人が分かれば、個人差に応じた予防や治療につながる」と話している。
 ※英科学誌はサイエンティフィックリポーツ


高速逆走、最多259件 

2016年05月18日 16時34分08秒 | 医科・歯科・介護
65歳以上が68% / 交通白書

共同通信社 2016年5月17日  配信

 政府は17日の閣議で、2016年版「交通安全白書」を決定した。15年に高速道路で発生した逆走事案は、前年に比べ47件多い259件に達し、統計がある11年以降で最も多かった。うち事故に至ったのは18%。11~15年に発生した逆走事案の運転者のうち、65歳以上の高齢者は68%を占めた。白書は、高齢化社会の進展や認知症問題が背景にあると分析している。
 高速道での逆走の発生を防止するため、注意を喚起する交通標識の拡充や、運転免許証の自主返納の取り組みを推進する方針を明記した。
 15年に全国で起きた交通事故の死亡者は4117人で前年より4人増え、15年ぶりに増加へ転じた。うち65歳以上は2247人で、全体に占める割合は54・6%に達し、4年連続で増えた。
 高齢運転者の身体機能低下による事故の増加が見込まれることを踏まえ、自動車の衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の活用など先端技術の普及に取り組むとした。
運転免許証を持たず、交通安全教育を受けた経験のない高齢者への個別指導を強化する重要性も指摘した。

新専門医制度への懸念表明 

2016年05月18日 16時30分20秒 | 医科・歯科・介護
関西広域連合が意見書

神戸新聞 2016年5月17日 配信

 2017年度をめどに始まる新専門医制度について、関西広域連合は16日、大学病院や都市部に医師が偏在する恐れがあるとして、厚生労働相や文部科学相らに対応を求める意見書をまとめた。17日に連合長の井戸敏三・兵庫県知事が上京して提出し、同日の自治体病院議員連盟(会長=細田博之・自民党幹事長代行)総会でも要望する。
 新専門医制度は、従来は外科や内科などの各学会が独自に行っていた専門医認定を、第三者機関「日本専門医機構」に一元化し質を高めるのが狙い。
 専門医の養成は、大学病院などの「基幹施設」と、地域の中小病院の「連携施設」が病院群を構成して行う。症例数などの実績を基に認定する方針だが、症例数の少ない中小病院に専門医が来なくなるとの懸念もある。
 意見書は「中小病院が専門医の派遣を受けられる担保がなく、地域医療に多大な影響が生じる」と指摘。優れた指導医がいる公立病院も基幹施設に位置付けることなどを求めている。
(黒田勝俊)

人生は楽しむためにある

2016年05月18日 16時05分02秒 | 社会・文化・政治・経済
★世の役に立つ事をすれば疲れは覚えない―レオナルド・ダ・ヴィンチ
「人間はやり通す力があるかないかによってのみ、称賛、また非難に値する」
★願うのみで行動しない横着では叶わない。
★5つの健康法
一読 1回まとまっまった文章を読む
十笑 10回くらい笑う
百吸 100回くらい深呼吸する
千字 1000字くらい書く
万歩 1万歩を目指して歩く
内科医・杏林大学名誉教授 石川恭三さん
★人のために役立つことをしたい考える姿勢が、自身を輝かせる。
★「やる仕事がある」という自覚が、自分を支える。
★高齢者は、体を動かすのがおっくうだからと家に引きこもっていると、筋力の低下、心肺機能の低下にる疲れ、消化器の低下による食欲不振、便秘、うつ状態などのなりかねない。
★「生活不活発病」は、以前「廃用症候群」と呼ばれていた症状。
★運動は1人でするより健康意識の高い人と一緒にする方が触発になり、長続きするものだ。
★特に高齢者は運動の後のの休養を大切。
過度な運動は免疫力を低下させる。
★日常のささやかな“幸せ”を感じられるかどうかは、本人の受け止め方次第。
★細胞レベルで不具合は1%程度。
約99%は高齢者でも機能している。
★年を取ったら何事も前向きに捉える方が得な生き方で、眉間にしわを寄せてばかりいるようだと損をする。
★定年後や老後も、人生は楽しむためにある。
★体力はなくなったけど智慧があるはずだ。
高齢者は“知恵者”の異名。
★自分は楽しめる「忙」を探す。
★自分できるることは自分でする―心構えを失いたくないものだ。
人の助けを借りた場合は「ありがとう」と心から感謝の気持ちを伝える。

「勝つ!」と決めることだ

2016年05月18日 12時29分38秒 | 社会・文化・政治・経済
★一人の力は小さくとも、一人一人が結束すれば、その力は何倍にもなるだろう。
“団結”こそ、不可能と思われたことも可能とする。
★何でも相談できる仲間がいる。
苦難の時、それは救いである。
★現実の悩みは尽きない。
目の前の壁を乗り越えようとする時に大切なのは、目標を明確にすることだ。
★目標を立てると、やるべきことがハッキリする。
生活は有意義となる。
達成感が味わえる。
人生の刺激になる。
つらいことも楽しくなる。
★まず、心を決めることである。
「勝つ!」と決めることだ。
チームの一体感が増すだろう。
★逆転負けの阪神に何が足りないのか?

抗凝固剤の再開忘れ、手術後に患者が脳梗塞

2016年05月18日 12時13分17秒 | 医科・歯科・介護
医療機能評価機構が注意喚起

CBnews 2016年5月18日

 日本医療機能評価機構は、手術に備えて抗凝固剤や抗血小板剤の使用を中止した後、医師らが再開を忘れた事例が、2012年1月から16年3月までに4件あったことを明らかにした。手術後に再開されなかったため、患者が脳梗塞となったケースもあった。こうした事態が起きた医療機関は、病棟薬剤師が医師に術後の内服状況を伝えるといった再発防止策に取り組んでいるという。【新井哉】

 脳梗塞の予防などで、血液が固まる過程を抑制して血栓を防止する抗凝固剤や抗血小板剤を使っている患者の場合、手術時や術後に出血を伴うリスクがあることから、医師の判断で投薬を一時中止するケースも少なくない。同機構の医療事故を分析した報告書でも、出血などのリスクを軽減するため、休薬が必要な薬剤と休薬期間を決め、周知する必要性を挙げていた。
 再開を忘れた事例の1つでは、医師は手術のため、患者の抗凝固剤(ワーファリン錠)を中止。術後出血のリスクを考え、抗凝固剤の再開時期を遅らせる予定だったが、そのまま再開しなかった。術後17日目に医師が患者に声を掛けた際に反応がなく、頭部CT検査で脳梗塞を認めた。
 別の事例では、手術の1週間前から抗血小板剤(バイアスピリン錠)を中止し、医師が入院時指示に「手術翌日よりバイアスピリン錠再開」と記載したが、看護師が指示を見落とし、再開していなかった。術後9日目、患者が傾眠傾向であったため、頭部MRI検査を行ったところ多発性の脳梗塞が確認された。
 同機構は、こうした事例に対する発生予防・再発防止に関する情報をホームページに掲載。事例が発生した医療機関の取り組みとして、▼術後指示に抗凝固剤や抗血小板剤の再開日の記入欄を追加する ▼術後の抗凝固剤や抗血小板剤の内服状況について、病棟薬剤師が医師に情報提供する――といったことを挙げ、注意を促している。

歯科における本格的バクテリアセラピー(乳酸菌療法)の本、登場

2016年05月18日 12時03分16秒 | 医科・歯科・介護
◆新刊紹介「オーラル プロバイオティクス セラピー」

プロバイオティクスは、今やヨーグルトをはじめ食品や、予防医療でブームになっていますが、もう数年前から歯科でも取り組んでいた歯科医師もいました。
ようやく歯科に適したもの(製剤)や処方、食事がわかってきて、症例が集まって、満を持してのテキストの登場です。
しかし、バクテリアセラピーは、まだまだ発展途上の療法、学問ですからこれからが楽しみな分野です。科学的な機序がわかり、WHOが認めたのはここ十数年のことですから、医科でも歯科でもこれからいろいろな方法論のバクテリアセラピーが出てきそうです。
歯科医療を川の流れで言えば、ダメージを補修する補綴・保存修復という川下の場所から遡り、原因菌を抑える源流のところにようやくたどり着いた感じです。菌がはびこり毒素を流すのを抑える、害のない安全な方法(抗生物質ではない方法)がようやく見つかった、と言えそうです。
今度の歯周病学会学術大会でも、編者の吉野敏明先生のセミナーがあります。
けっしてブームで終わらず、消化器系と免疫系、口腔の医療と予防は、バクテリアセラピーによって数年後には進化したものになっているかもしれない、と思ったりします。(編集者談)

5月23日発売
辻村 傑・吉野敏明・田中真喜・吉野純子・小島常信 編
医学情報社 6,000円+税