コーチ屋やノミ屋

2016年10月20日 22時48分15秒 | 創作欄
東剛志は車券師を任じているが、毎日、競輪場へ姿を見せるわけではない。
1か月に約10日は、旅行をしている。
温泉地へ行くことが旅行の目的であり、地元の日本酒と郷土料理を味わう。
それが至福の時間である。
自衛隊の基地は全国に点在しており、東も各地に赴任していたが休暇には温泉に浸かっていた。
自由人の身となり、賭博の才能に目覚め今は競輪を主にしている。
非合法の賭博場へも足を踏み入れ、麻雀にも熱中した時期がある。
射撃の名手でもあったが、幸人間を標的にしたことはない。
防衛大学時代は高校生からやっていた空手を続けた。
空手をやってきたことで、精神に強い芯ができたと思っている。
東京・新宿歌舞伎町でヤクザたちに絡まれた時も、ひるむことなく身を挺してきた。
競輪場でうろつくコーチ屋やノミ屋たちも東剛志には一目置いていた。
噂を聞いて東のような車券師には近付いて来なかったのである。
東に200万円、300万円を的中されたら、ノミ屋には払いようがなかった。
ノミ屋が相手にするの客は、2万円、3万円の範囲であり、10万円以上払うことはほとんどなかった。
2万円の車券をノミ屋を通じて買えば、2000円・1割バックされる仕組みだ。
例えば、その日にノミ屋に10万円投じたとして、帰りにノミ屋から1万円が戻ってくる。
その1万円で酒を飲みに行き、居酒屋で愚痴をぶちまけることもできるのだ。


------------------------------------------

昔は馬主のバッジみたいなのをしたコーチ屋を大井や川崎で見かけた
大井のコーチ屋は、若者が一人で座っていると話しかけるので注意!
駅で待ち伏せしてるので、変なことはしない方がいい
大井には刑事もいっぱいいるが、コーチ屋を排除できてない
ウインズ浅草のコーチ屋は、北海道の牧場から来ているとウソをつく
実在する日高牧場から来たと言い、
休養明け3頭の馬券を買いに仲間と別れて買いに来たと言う
一緒に馬券を買おうと言い当たってもハズレるまで馬券を買わせる
有り金をすべて奪い借金までさせ借用書を書かせる
これで20万円を取られた上に700万円の借金を背負った人がいた
会社を辞めて逃げたり大変なことになった(追っては来なかった)
「よぉー、久しぶりー!」、とか声かけられてオドオドしよったら相手の思うツボやからな。


信念を求めなければ

2016年10月20日 22時44分27秒 | 社会・文化・政治・経済
★「自他共にそなわる人間性を発揮するためには、互いを認め、たたえ合う交流の場が必要」
★一人り一人の職場、組織、団体、社会などでの奮闘に耳を傾け、温かいエールを送る。
その挑戦の努力を心からたたえる。
★人間の善性を如何に薫発するかである。
★人は信念を求めなければ生活が空虚になる―作家・チェーホフ
★漢字は単なる文化的符号ではなく、それ自体が独自を価値を有するとともに、深い含蓄と複雑な変遷の歴史である。
★漢字文化を体現している書道芸術は、中華民族の文化の宝であるばかりでなく、世界の文化芸術の中でも異彩を放っている。
★漢字は、世界でもまれで、貴重な文字であるというだけでなく、中国と日本共通の文化の至宝でもある。

長居は無用

2016年10月20日 22時01分02秒 | 創作欄
競輪ファンの多くは、「このレスは堅い」と思い込みがちである。
東剛志は「そうだろうか」と懐疑的である。
「金儲けは、そんなに簡単なものではない」そのとおりなのだ。
「待てよ」と立ち止る。
そして、車券を買わずにレースを見る。
結果は案の定、本命サイドでは決着しなかった。
一番人気は1-9で1・7倍、9-1で8.5倍であった。
その他、1-7、1-5が10倍前後であった。
レースは4-6ラインが外で1番選手に絡む展開となる。
1-9ラインが直ぐに下がれば良かったが、突っ張る。
1番選手と4番選手の意地の張り合いとなる。
両選手があと1周もあるのに、互いに足をロスする。
後方にいる8-2ラインが一気に発進し、1-9ライン、4-6ラインを飲み込む。
1-9の車券の1・7倍はあくまで、無風状態のレース展開であることを前提としている。
東剛志は4番選手がレースを壊すかもしれないと過去の記憶から、想定していたのだ。
それを確認するために車券を買わずにレースを見ていた。
利根輪太郎9-1の車券で勝負していた。
結果は8-2-9-1となる。
3着4着では払戻の車券の対象にならない。
東は次のレースこそ、堅いと確信した。
レースを壊すような選手が存在しないのだ。
しかも本命の7-2ラインは中断を取ると思っていた。
バカの一つ覚えのように、スタートを取る5番選手が居たのだ。
先頭誘導員の後ろを確保することを、スタートを取ると表現されている。
逃げる戦法の9番選手は後方に位置するので、必然的に7-2ラインは有利な中断を確保できた。
7-2は5・2倍であった。
100万円買えば、520万円であるが、まだ、そのレースは5レースなので50万円を投じた。
輪太郎は東の予想に乗って、7-2を1万円買う。
東剛志は250万円を懐にして帰る。
車券が的中したら競輪場から去るのである。
「長居は無用」と車券師は心情を明らかにした。
利根輪太郎は長居をして、金を失う。

いじめられても死んではだめだ

2016年10月20日 13時41分09秒 | 創作欄
いじめられても死んではだめだ
辛くても悲しくても逃げるが勝ちだ
家にこもって夢でも見よう
今は冬春は近いよ
花咲く野辺を歩いて行こう
胸も膨らも希望の朝だ

いじめられても死んではだめだ
意地悪は弱さの証貧しい心
本を開いて心を磨く
陽が昇る朝は間近だ
青春芽吹く高まる心
恋を知る血潮流れる


いじめられても死んではだめだ
あなたにはあなたの使命
人生賛歌歌い舞う
足跡を残して生きる
旅の続きを繰り返す
愛に生き何かを創る

カラオケ愛好家に支えられた芸術祭

2016年10月20日 06時42分51秒 | 日記・断片
取手・白山のハーモニーの芸術祭、家人も家へ戻り疲れたと言っていた。
朝の9時から午後7時40分ころまでじっと会場にいた人は相当疲れただろう。
長いイベントであった。
会場費、運営費、ゲスト歌手全員への花束、出演料などを考え、赤字であったと思われる。
カラオケ愛好家に支えられた芸術祭であったが、カラオケスナック主催としては規模が大きかった。
入場料が無料だから余計運営が厳しかったと思われる。
主催者の石田征男さんに参加を頼まれたが、当方は歌わなかった。
スペシャルゲストのチェウニの出演料、ゲストのみず樹春奈、海峡みさき、加宮祐希、藤田みつ子、矢野川怜、宮光司、RYU(ものまねシンガー)などに払ったお金は?
プログラムの広告代はどれほどであったのか?
後援の組織も運営費を負担したのか?など、余計なことまで考えてしまった。

挨拶する藤井信吾取手市長





























今日は、午前10時から老人会で文化会館へ行く。
午後7時30分から八重洲地区の会合。