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2016年10月25日 18時32分22秒 | 社会・文化・政治・経済
★国連人口基金は、10歳の少女に焦点を当てた2016年版の「世界人口白書」を発表した。
「何百万人もの10歳の少女は権利保護も福祉も乏しい人生で終わる」と指摘。
途上国を念頭に、10歳の少女の多くが教育の機会などを得られず、人身売買、児童婚などに直面している。
★心の病のある人は100万人を超え、深刻な社会問題になっている。
心の健康をサポートする質の高い人材の確保が求められている。
公認心理師の創設により、心理職の社会的評価の確立が期待される。
待遇の改善も求める必要がある。
★日本は世界に例を見ないスピードで少子高齢化が進んでおり、人口が減少している。
日本の総人口は1億2711万人(2015年10月1日時点)。
65歳以上の高齢者は3392万人で、総人口に占める高齢化率は26・7%と、4人に1人以上。
★日本の強みは、まず人材が素晴らしい。
読解力と数的思考力で日本は世界でトップ。
だが、その能力を日本人は仕事で生かしていない。
★テクノロジーがあらゆる業種で導入されることで、日本の課題である労働生産性の低さを大きく改善できる。
★非効率な働き方は経済の悪化に直結する。
「失業なき雇用創出」が理想であるが、それは難しい。
改革には、ある程度の痛みを伴うことになるだろう。
★中高年齢層のスキルレベルは他国に比べ秀でている。
この世代を生かす土壌をつくるために、政府がセーフティーネット(安全網)を設けることが大切であり、企業にインセンティブを与えることも一案だ。
★また、非正規雇用にも留意が必要だ。
企業は正規社員には投資をするが、非正規には必要以上に投資しない。
非正規から正規への雇用の道をつくるような柔軟性を持ち,格差の固定化を防ぐ手立てを急ぐべきだ。
経済協力開発機構(OECD)東京センター所長・村上由美子さん

競輪に対する「愛着」

2016年10月25日 08時08分00秒 | 創作欄
伝説の車券師・東剛志を語る時、キーワードとなるのは、競輪に対する「愛着」であったと利根輪太郎は思う。
人間関係にも左右される競輪は「心」を大切にする東剛志にとって「愛着」を深める対象であったのだろう。
男気のある東剛志は男気のある競輪選手へ声援を送っていた。
そして、納得ができるレースを常に期待していた。
つまり、ファン心理を大切にするレースを強く望んでいた。
お金を懸けているファンを裏切るようなレースに怒りを覚えることもあったが、「ようするに、頭が悪いのだ」と笑い飛ばし大目にも見ていた。
「利根君、頭の悪い選手かどうかを見極めるんだ。いいね」などと助言していた。
「中野浩一選手はその点、賢かった」と評価していた。
また、競輪に愛着が強い神山雄一郎選手を好んでいた。
「愛着」は金儲けとは相容れない面も多々あったが、東剛志は「これが競輪の妙味」と肯定していた。
追い込み戦法1本の選手・スペシャリストも「愛着」の表れと認めていた。
かまし戦法は、意表を突く戦法である。
牽制し合う選手同士で、レースがスローになる。
そこを一気に逃げるのである。
慌てて本命選手が追走しても間に合わない。
勝った選手は単独行動であり、してやったりである。
レースには筋書きなどないと想われるが、一応、ラインを組んでレースに臨む。
展開予想をするが、実際には違った結果となる。
本命なのに逃げたラインは、ほぼ車券が紙屑になる。
「頭の良い選手は逃げるふり」
あるいは「意識的に後退し死んだふり」
東剛志はそれらのことを想定して車券を買っていた。



「愛着」

2016年10月25日 07時25分34秒 | 社会・文化・政治・経済
物質的充足と心の豊かさは、必ずしも比例しない。
知識が豊富な人は多い。
しかしながら、身に付けた知識を、社会や生活でどう生かすのかに悩む人が多いと感じる。
いくら社会制度を充実させても簡単に解決できない課題が存在することも、厳しい現実ではないだろうか。
どんな状況でも必ず変革できる。
それは「心」次第なのだ。
如何に心を充実させることができるのか?
その方途は何であるのか?
心が躍動するには?
内発的な力の開花が期待されている。

努力次第

2016年10月25日 06時53分30秒 | 医科・歯科・介護
元は素人でも「匠」というレベルに到達できる。
努力次第なのだ。
コンピュータではできない、ミクロン単位(1000分の1㍉)調整を人の手で
「匠の技術は言葉で伝えられるものじゃない。“感能”の世界です」
日産自動車の「匠」と呼ばれる熟練技術者の黒澤工さん。
「コンピュータでできないか、メーカーに相談しました。“そんな精密な機械は作れない”と言われて。では、人間の手でやるしかない、と」
黒澤さんが、匠として最も大切と感じるもの。
それは「マインド(心)」。
「人間性豊かな匠でありたいし、そんな後継者を育てたい」
元サッカー選手から技術者に転身。