外務省の親米保守派の態度

2017年08月01日 12時01分52秒 | 社会・文化・政治・経済










脱 大日本主義
「成熟の時代」の国のかたち
鳩山友紀夫著(平凡社新書)

政界を引退した鳩山さんは、由紀夫を友紀夫と改名した。
アメリカかとの対等な関係を目指した鳩山内閣はアメリカにつぶされたのではないだろうか?
親米派内閣でないと延命できない日本。
鳩山内閣は対米従属を乗り越えることであったが、そのヴィジョンは外務官僚によって阻まれた。

新たな挑戦を決めよう。
具体的な目標を定めることだ。

全ては「人」できまる。
ゆえに人間教育・人間錬磨が不可欠。
人類の未来は人材に託すほかない。

祈りは心の希望を新鮮にする―ゲーテ

学び続ける人は認知症を予防できる可能性も高い。

大学は世界のリーダーを育てる場であるべきだ。

一つの出会いが、人生を大きく変えることがある。
多くの人と会うことだ。

政治家は言葉を大切にしてほいい。
言葉とは心の反映なのである。
心の豊かさ、心のあり方、つまり人間性の表出に他ならない。
言葉が巧みだけの政治家も居るのだ。
行動がともなう言葉。
確信に裏打ちした言葉。
国民を愛する言葉は真心から発せられるものだ。
表面的な言葉で人を巧みに操ることも、誤魔化すことも容易なのだ。


外務省官僚はアメリカの日本担当の意向を忖度して行動している。
つまり、外務省官僚は日本政権よりも、アメリカの有力者の意向を尊重する。
外務省の親米保守派の態度は「政権への非強力どころか積極的な倒閣運動」であり、その結果が次の菅内閣における親米保守派の復権につながった。
鳩山内閣の挫折のプロセスを検証したうえで、理念の再提起を行うべきではないか。
鳩山内閣は確かに失敗に終わったが、その理念なでが全否定されていいわけではない。
未来に向けて友好な構想や政策が多く含まれている。
そのことを鳩山は訴え直したいのだろう。
中島岳志評

沖縄を犠牲にして今日の日本がある。
そのことを改めて国民は真摯に受けとめるべきである。
地位協定の改正問題、アメリカ兵による性犯罪。
北朝鮮による拉致問題。
アメリカに飼いならされた日本は、北朝鮮にすら強い対応ができない弱腰の国なってしまったのではないだろうか?
国益優先のアメリカは拉致問題に当然介入しない。