サヨナラ勝ちに阪神・矢野監督「うまくいかないのは失敗じゃなく成功の途中」子供たちへ

2022年05月05日 21時25分42秒 | 野球

5/5(木) 18:14配信 デイリースポーツ

サヨナラでの勝利を喜ぶ阪神・矢野燿大監督(中央奥)ら=甲子園(撮影・飯室逸平)

 「阪神3-2ヤクルト」(5日、甲子園球場)

 阪神は今季初のサヨナラ勝ちで連敗ストップ。最後は2死満塁から山本が冷静に押し出し四球を選んで、試合を決めた。矢野監督との試合後、一問一答は次の通り。

【写真】近本&山本、お立ち台で子供たちと最高のガッツポーズ

 (テレビインタビュー)

 -今季初のサヨナラ勝ち。

 「まあね、押し出しという形ですけどね、どんな形でも今は勝ちたいですし、はい、うれしいです」

 -粘り強く流れをモノにしたゲーム。

 「うーんまあそれはね、投手陣が本当に粘ってくれたというところがね、きょうの勝ちにつながっていますし。攻撃の方はやっぱり課題っていうのがね、まだ残っていますし…えー…うん、複雑ですけど、はい、でもうれしいです」

 -タイムリーは佐藤輝から出た。

 「そうですね、チャンスにね、中心バッターに回ってもタイムリーが出ないというね、そういうような状況だったんで。いい当たりが正面突くとかね、そういうことがちょっと多かったんで。そういうところではそれがヒットになってね。かえすバッティング、これからもして行ってもらいたいですね」

 -八回には島田の好守もあって投手陣も奮起した。

 「そうですね、球際でね、しぶとくしっかり捕ってくれましたし。まあ先頭のバッターだったのでね、あれを捕ってくれるというのは大きかったですね」

 -九回は先頭近本の出塁し中野が初球バント。

 「そういう流れはつくってくれましたし、近本も複数安打が出るようになってきて、だいぶチームの形というものができつつありますし。どう1点を取るかというのは、僕も含めてやっていきたいと思います」

 -リリーフ陣の評価は?

 「いやもう本当に頼もしくね。浜地、湯浅、ナベもそうですし、みんな本当に向かって行く気持ちを強く持っていってくれているんで。自信を持って送り出しています」

 -子どもの日にいい勝利を届けた。

 「本当にこの2日間ね、満員で来てもらっているのに子どもたちにいい勝利とかいい姿を見せられなくて。本当に悔しい思いをしていたんで、派手なゲームではなかったんですけど、こどもの日にねこうやって勝つ試合を見せられてね、少しホッとしてますし、これからもっともっといい試合を見せられるように頑張っていきます」

 -お子さんたちへメッセージを。

 「僕たちもね、ホントにうまくいかないこと、今シーズン特に、そのようなことで苦しんでますけど、みんなもね、勉強やスポーツや、学校や、友達関係、いろんなことでうまくいかないこともね、あると思いますけど、それは失敗じゃなくてね、成功の途中だと思うのでね、それを成功に導けるように、一歩前に踏み出して、僕たちもそういう姿を見せていくのでね、一緒に頑張っていきましょう!」

 -山本は最後も何とかしてくれる予感は?

 「そうやね、もうそういう選手なんでね。守備でもいいプレーをしてくれるし、つなぎであったり何かこう、やれるっていう、それがヤスの強みだと思うんで、そういところでいい仕事をしてくれてます」

 -昨日は顔面をかすめたが、今日はバントも一発で。

 「うん、ちょっと心配はしてたんやけど、大ごとにならずに済んだんで、ヤス自身もタイガースに来てね、やっぱりもっといい野球人生にしたいと思って来てると思うし、俺もトレードを経験しているんでね。そういうところの思いというのもあると思うし、いろんな思いを試合にぶつけてくれているのかなと思っています」

 -近本に複数安打が出てきたことはチームにとっても大きい。

 「凡打の内容もいいしね。複数安打が、内容がよくても結果が伴っていないと、どうしてもテンションがなかなかつくりにくいという部分がどうしても、人間なので出てしまうので。最後のヒットなんかも、ああいうバウンドでヒットになったりしてきたというのは、本当に上向いてきていると思うんでね。そういうところで、近本が出て動いてっていうのがうちの野球なんでね。そういうところが出てきて、楽しみがだいぶ出てきたなっていう状態になってきてるんかなと思ってます」

 -三回の佐藤輝の先制打は内角を攻められる中でしっかり外角を仕留めた。

 「まあ、コースも若干、真ん中気味やし、輝に関してはね、そこをめちゃくちゃ苦手にしているわけじゃないしね。ただ、タイムリーというのは大きいんじゃないかなと思うけど」

 -ガンケルはまずい守備があった中でも粘った。

 「コンディションもね、ちょっとどうかなと思ったんやけど、しっかり投げてくれたし、今日の状態見てたら大丈夫そうなんで、それもひとつホッとする材料でもあるし、まあ粘ってくれてる、まだもちろんね、内容的にはいけたと思うし、しっかり先発投手としての仕事はしっかりやってくれたと思います」

 -藤浪と伊藤もファームで好投。

 「今、本当に投手陣が頑張ってくれてるので、何かきっかけがあればグッといけるようなチーム状態にはなりつつあるので、そこに将司や晋太郎が入ってくるというのはもちろんこっちとしては一気に波に乗る材料になると思う。だからこそバッター陣もどうとっていくか、どう繋げていくか。ミスが点につながっている部分もあるので。ミスもあるんだけどやっぱりプロである以上ね、少なくしていかないとダメなんで」

 -大山の体の状態は痛めた当初と比べどうか。

 「あそこから悪くなってることはない」


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【阪神】甲子園禁断のブーイング連発でサヨナラ勝利?

2022年05月05日 21時19分28秒 | 野球

1イニング2度の申告敬遠に大音量“解禁”

5/5(木) 18:51配信 日刊スポーツ

阪神対ヤクルト 9回裏阪神2死満塁、山本(中央)はサヨナラの押し出し四球を選びナインからウオーターシャワーを浴びる(撮影・上田博志)

<阪神3-2ヤクルト>◇5日◇甲子園

禁断のブーイング連発がサヨナラを呼んだ?

阪神が今季初のサヨナラ勝ち。同点の9回、押し出し四球で決着した。

【写真】サヨナラ四球を選びバットを突き上げ喜ぶ山本泰寛

最初のブーイングは1死二塁で、佐藤輝明内野手(23)を迎えた場面。すかさずヤクルトベンチが申告敬遠を告げると、超満員の観衆は感染対策を意識してやや遠慮気味にブーイング。

その後、2死一、三塁となって代打に糸井嘉男外野手(40)が告げられると割れるような大拍手が起きたが、再びヤクルトは敬遠を選び、全ての塁を埋めた。めずらしい1イニング2度の申告敬遠。しかも期待の高い強打者2人が歩かされただけに、ファンも我慢できず、ついに大音量のブーイングを“解禁”した。

ヤクルト大西は続く山本泰寛内野手(28)に対し、ボールが先行。カウント3-1から最後の1球も高めに大きく外れた。3年目の右腕にとっては初めて味わう甲子園の「圧力」だった。

▼阪神が今季初のサヨナラ勝ちを収めた。昨年9月4日巨人戦(甲子園)で、大山がビエイラから逆転サヨナラ本塁打を放って以来。押し出し四球に限ると、15年5月28日楽天戦(甲子園)で福留が戸村から選んで以来、7年ぶり。

▼山本は2年連続で、阪神のシーズン初のサヨナラ打点を挙げた。移籍1年目の昨年4月3日中日戦(京セラドーム大阪)で、自身初のサヨナラ打となる中越え二塁打を福から打った。




利根輪太郎のの競輪人間学 本命の2着買い

2022年05月05日 19時51分15秒 | 未来予測研究会の掲示板

競馬ファンであり競輪ファンの馬太郎さんは、本命の2着買いで、しばしば穴車券をゲットしているのだ。

多くの競輪ファンたちは、それを実践できないでいる。

GⅠ いわき平競輪 日本選手権競輪

3日目(5月5日)

10レース

並び 2-7-4 6-1 8-5 9-3

レース評
総合力上位で数的にも優位な郡司が好機スパートで首位奪取。松谷、小原が続いて本線。小松崎は高橋に前を託しての戦い。

一番人気 2-7(3.3倍) 


結果

5-2 6,650円(19番人気)

5-2-9 6万6,590円(162番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
  1 5 園田 匠   11.3   勢い貰って
2 2 郡司 浩平 1車身1/2 11.7 B H仕掛け捲
  3 9 吉澤 純平 1/2車身 11.5     落車避けて
4 3 神山 拓弥 1/2車身 11.5     前が追込策
5 6 高橋 晋也 3車身 12.0     郡司捲られ
6 8 北津留 翼         捲切り故障
  7 4 小原 太樹         前落車巻込
7 松谷 秀幸         妨害受けて
× 1 小松崎 大地         ⑦押し上げ

戦い終わって

戦い終わって写真

 高橋晋也-小松崎大地の地元両者が先行態勢を整えたが、郡司浩平の反撃が早かった。最終ホームから一気に叩きに来ると、高橋の抵抗を乗り越え最終バックでは出切る。しかし、後方から北津留翼がものすごいスピードで捲り返して、前団を捉えきったところでアクシデント発生。4角でインに詰まっていた小松崎が外に振って大量落車。これに北津留、松谷秀幸、小原太樹が巻き込まれてしまう。最終的に北津留に乗った園田匠が突き抜けて2着に郡司。3着は落車を避けて外を踏んだ吉沢純平が入った。
 園田は「翼の場合車番は気にならないし、どこでも良かった。あの位置でも全然問題は無かったです。感覚的には3コーナーでワンツーだと思っていたし、翼の落車は残念。二日目に色々いじったら良くなってくれた。最後は気持ちで踏みました」。
 郡司は「初手じはイメージ通り。神奈川3人で自分は3着権利だったし、それを踏まえた上で仕掛けた。思っていたよりも出切るのが遅くなってしまって北津留さんに行かれてしまった。手応え的には何とも言えないし、複雑な気持ち。あと二走は気持ちで」。
 吉沢は「あの順番はあるなと。郡司君が早くて北津留君がきちゃって展開的にはヤバかった。諦めずに踏んだけど、拓弥に迷惑を掛けてしまった。練習の段階から自分なりには良い雰囲気でした」。

11レース

11レース

並び 1-7 2-5 4-6 9-3 8(単騎)

レース評
卓越したヨコとシャープなタテ脚を駆使して古性が首位突破。東口が続いて本線だが、元気一杯の嘉永を得た中川も勝機十分。

一番人気 1-7(4.0倍)

結果 

9-1 5,070円(17番人気)

9-1-7 2万1,460円(60番人気)

天候 晴/風速 1.0m




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 9 嘉永 泰斗   11.5   捲りを差す
2 1 古性 優作 3/4車輪 11.4   後方捲り迫
3 7 東口 善朋 1/4車輪 11.3     古性に続き
4 5 伏見 俊昭 3/4車身 11.4     飯野と共倒
  5 6 柴崎 淳 1/4車輪 11.7   B 番手捲るも
  6 8 柿澤 大貴 1/4車輪 11.3     単騎最後方
7 2 飯野 祐太 1/4車輪 11.5     先捲併され
× 8 3 中川 誠一郎 5車身 12.0     絡まれ後退
  9 4 皿屋 豊 1車身 12.3   S 番手捲られ

戦い終わって

戦い終わって写真

 ジャン前斬った嘉永泰斗を鐘すぎ叩いた皿屋豊が先行。柴崎淳がバック番手捲りを放つが、追った嘉永泰斗が直線抜け出して一着でゴール。
 嘉永は「あの位置(三番手)が取れたので良かったけど、位置取れてから余裕なかったので。2角くらいで行こうとしたら柴崎さんが(番手から)出たので、2センターすぎに踏み直して。前回より余裕ないのがちょっと不安ですね。気持ちというか脚の余裕が。取手の方が良かったかな」。
 後方になるもホームから仕掛け、併せて捲る飯野祐太の上を捲り上げた古性優作が二着。
「力不足ですね、ただただ弱い。自転車も進んでなかったし。(外に)持ち出したあの感覚なら、バックすぎで捕らえかなと思ったけど。直前に急激に調子が良くなり、出力が出すぎて体が追い付いてないですね。思ってるより疲れが(体の)中に入り込んじゃってしんどい。準決勝までの過ごし方が大事になるし、しっかり疲れを取ることを第一に考えて。そうすればかなり良くなると思います」。
 その古性マークの東口善朋が三着に入った。「(古性が)珍しく後方になったので、どうするかなと思ったけど、信頼して任せてました。ムリヤリ仕掛けてくれたし、抜けるかなって感覚もありました。一走目は九番手でもあきらめず踏んだし、今日も一着を取りに行く走りをしたので納得。余裕もあったし、気持ちも入ってます」。

 


利根輪太郎の競輪人間学 失格でツキが尽きる

2022年05月05日 05時31分20秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅠいわき平競輪   日本選手権競輪2日目(5月4日)

1レースから3レースまで連続して、車券が的中し、気分は上々。
だが、4レース=期待の1番が1着で、まさかの失格になる。

1-3が3-6になる。
1番が斜行しなければ、1-4の目もあったのだ。

1-3と1-4で勝負していたのに、4番選手が落車!
1-4は(41.1倍)であったのだ。

特に、<1-4>は過去に競馬で100万円余を払い戻したことがあるラッキーナンバー!

並び5-1 2-9 4-7 8-3-6

レース評
初G1戦に燃える岩谷が今日も先行でアピール。番手有利に山田が抜け出し◎。
実績十分の吉田、和田もここから立て直し図る


1番人気1-5(5.9倍)
2番人気1-3(7.5倍)

結果 

3-6 3,050円(13番人気)

3-6-9 2万6,020円(85番人気)

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 3 和田 圭   11.6   離れ立直し
  2 6 小林 大介 4車身 11.8   和田圭巧追
  3 9 池田 憲昭 1/4車輪 11.6     前失敗突込
4 5 岩谷 拓磨 3車身 12.5   B 番手捲られ
5 2 竹内 翼 2車身 12.1     好位取れず
  6 8 根田 空史 4車身 13.1     捲り併され
4 長尾 拳太         妨害受けて
× 7 吉田 敏洋         切替え追突
1 山田 英明         4角斜行し

戦い終わって

戦い終わって写真

 打鐘前に斬った竹内翼を打鐘で叩いて出た岩谷拓磨がホームからスパート。仕掛けてきた根田空史に併せ山田英明が番手から発進。しかし追った長尾拳太を落車させ一着失格。和田圭が一着に繰り上がった。
 和田は「根田君が前はイヤだなと、いつもと違う感じで。昨日バンクが重かったので、一度動かしてから行きたかったのかな。(根田の)踏み出しは良く感じたけど、その後がどうかなと。(山田の)番手捲りが見えたので、付いていって。一着しか上がれないし、長尾君が抜きに行った時に内へ行こうと。外だったら一緒に転んでましたね」。
 二着に入った小林大介は「地区は違うけど、前の二人は信頼できる選手なので、しっかり付いて行こうと思って。今、調子を落としてるんで、着も大事。課題を持って着をこぼさないように走りました。最後は必死だったので、落車があったかわからなくて。落車はあったけど、少し上のレースに行けたので頑張りたい」。


【虎になれ】0-3、0-3て東京の局番ちゃうでホンマ まず点を取ってくれ阪神

2022年05月05日 05時31分20秒 | 野球

5/5(木) 6:00配信 日刊スポーツ

「0-3」「0-3」って東京の局番ちゃうで。ホンマ。なんぼ東京ヤクルト相手やから言うて。などとぼやきたくなる連敗だ。これでヤクルト相手には開幕2、3戦目の京セラドーム大阪から「ホーム4試合連続0点負け」。せっかくのGW、甲子園を埋めた虎党もがっかりだろう。

最近では懐かしい「巨人戦燃え尽き症候群」という言葉も頭に浮かんでくる。先週末、東京ドームで巨人相手に3連勝。最下位に陥っているチーム状況の課題は山のようにあるのだが、とりあえずG倒に成功したことで燃え尽きてしまったかのようだ。

冷静に見れば“糸井不在”は大きく響いている。最後、代打の準備はしていたが、結局、この2試合で出番はなかった。指揮官・矢野燿大は前日に「コンディションがちょっと整っていないんで」という言い方をしたが、故障とはまではいかないにしても万全には遠いのだろう。

もともと今年41歳を迎えるベテランにそこまで期待していいのかという状況だったのは間違いない。早期の復帰を願うのはもちろんだが、それにしても、そういうときこそ若い選手たちの奮起を見たいのだが。マルテもいないのだし。

序盤の攻撃で「こら、あかんな」と思った虎党も多いだろう。1、2、3回と先頭打者は出るものの得点にできない。3番・佐藤輝明、4番・大山悠輔は2試合連続で無安打。“日替わり”のようになっている5番打者、この日は中野拓夢だったが打線にどうにも迫力が感じられない。

今更だが、いくら怪物級の存在である佐藤輝といえども、プロ2年目の選手にもっとも期待している現状も厳しい。「大山の4番」もシーズン当初は違っていたし、顔ぶれから考えて他にいないから座っていると言わざるを得ない状況だ。

そうは言ってもファームに目を向けてみても、現状、1軍で打てそうな選手は見当たらないし「こどもの日」を迎えるに当たって窮状を救ってくれるような“虎の子ども”の名前はなかなか出てこない。

3回の攻撃などせめて足を絡めて…とも思ったがなかなか踏ん切りもつかないのだろう。「こういう試合でね。オレ自身も悔しいし」。矢野は虎番キャップたちの取材にそう漏らしたようだ。勝敗もそうだがGWの思い出になるような試合をしてほしい。首脳陣、ナインの奮起を期待する。(敬称略)【高原寿夫】(ニッカンスポーツ・コム/野球コラム「虎だ虎だ虎になれ!」)

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