・異例の売れ行き! 14刷14万部突破!
・南日本新聞2/27〈みなみの本棚〉で紹介
・朝日新聞1/15〈売れてる本〉で紹介
・日経新聞1/8〈ベストセラーの裏側〉で紹介
・北海道新聞1/12で紹介
・福井新聞11/16で紹介
・朝日新聞デジタル10/26で紹介
・神戸新聞NEXT10/13で紹介
なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」が
スケッチと旅行記の形式で、すごーくわかる!
まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。
ーーー
ここは、認知症世界。
認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。
・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」
→自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ?
・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」
→あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ?
・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」
→人の顔がわからなくなるのは、なぜ?
・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入浴するたび変わるお湯「七変化温泉」
→大好きだったお風呂を嫌がるのは、なぜ?
・時計の針が一定のリズムでは刻まれない「トキシラズ宮殿」
→コンロの火を消し忘れてしまうのは、なぜ?
・一本道なのになかなか出口にたどり着かない「服ノ袖トンネル」
→同じ服ばかり着たがるのは、なぜ?
・ヒソヒソ話が全部聞こえて疲れてしまう「カクテルバーDANBO」
人の話を集中して聞けないのは、なぜ? etc...
あなたは認知症世界を旅する旅人。
この物語に登場するのは、架空の主人公でも、知らないだれかでもなく、
「少し先の未来のあなた」や「あなたの大切な家族」です。
認知症世界の旅、はじまり、はじまり。
ーーー
<著者からのメッセージ>
●とにかく、「本人」の視点で認知症を知ることのできる本を目指しました。
認知症のある方の心と身体には、どんな問題が起きているのでしょうか。そして、いつ・どこで・どのような状況で生活のしづらさを感じているのでしょうか。
いざこういうことを調べてみても、これまでに出版された本やインターネットで見つかる情報は、どれも症状を医療従事者や介護者視点の難しい言葉で説明したものばかり。肝心の「ご本人」の視点から、その気持ちや困りごとがまとめられた情報が、ほとんど見つからないのです。
この大切な情報が不足していることが原因で、認知症に関する知識やイメージに偏りが生まれ、ご本人と、周りの方の生きづらさにつながっています。
「困っていることはあるのに、自分の口で言ってもうまく説明できない」という、ご本人の気持ち。
「本人に何が起きているのかわからないから、どうしたらいいのかわからない」という、周りの方が抱える気持ち。
そのすれ違いを、少しでも減らすことができないか。認知症のある方ご本人に起こっていること、ご本人が感じていることをより多くの人に理解してもらいたいというのが、この本をつくった一番の思いです。
●「認知症のある方が生きている世界」を、実際に見られるように
とはいえ、認知症のある方が抱えるトラブルを理解するのは簡単なことではありません。そこでわたしたちは、認知症のあるご本人にインタビューを重ね、「語り」を蓄積することから始めました。その数は約100名にのぼりました。
それをもとに、認知症のある方が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、誰もがわかりやすく身近に感じ、楽しみながら学べるストーリーをつくることにしました。
それが、「認知症世界の歩き方」です。
●たとえば、「お風呂を嫌がる」のはどうしてなのか?
「本人が、お風呂に入るのを嫌がって……」。介護をされる方から、よくお聞きする話です。見方によっては「介護への抵抗」と感じられる、その人の「お風呂に入りたくない理由」は1つではなく、実はその背景には、さまざまな認知機能のトラブルがあると考えられます。たとえば、
1.温度感覚のトラブルで、お湯が極度に熱く感じる
2.皮膚感覚のトラブルで、お湯をぬるっと不快に感じる
3.空間認識や身体機能のトラブルで、服の着脱が困難
4.時間認識や記憶のトラブルで、入浴したばかりだと思っている
単純に、家族に手間をかけさせたくないと思っている、という場合もあるでしょう。
このように、お風呂という1つのシーンをとっても、その人が抱える心身機能障害(心と身体の不調・トラブル・誤作動)や生活習慣・住環境によって、なぜ・どんなことに困難を感じるのかは異なるのです。
つまり、認知症を「ひとくくり」にしない。それが、とても大切なことです。
●どうしてそんなことするの……?行動の「理由」を知ることが、本人も介護者もラクにする
「できること」も「できないこと」も、人それぞれで異なります。
たとえば、すでに買い置きがあるのに食パンを何度も買ってきてしまう、という日常のちょっとした失敗。でも、食パンを買いすぎるのも、単純に「いつ買ったのか忘れてしまっている」のか、「戸棚の扉を閉めたことによって食パンが見えなくなったため、その記憶が消えてしまっている」のかなど、原因はさまざまです。
失敗だけを見ていると「本人に買い物をさせない」と行動を制限するしかないように思えますが、その背景にある理由がわかれば、対応の仕方は変わります。
買い物リストをつくる、ストックは必ず見えるところに置く、そもそも戸棚の扉を外す……。
こうしたやりとりの中に、「わかってくれない」「わからない」といったすれ違いは起こるものです。
でも、それを少なくすることができれば、ご本人も周りの方も楽になる場面が増えていくことでしょう。
ちょっとした工夫だけで、今まで通りの生活を続けることができ、本人の尊厳を守り、認知機能の低下を防ぐことにもつながります。
「認知症世界の歩き方」の完成を一番喜んでくださったのは、だれよりも認知症のある方ご本人でした。
「自分の口で言ってもあんまりうまく説明できないし、相手にもすぐに理解してもらえなかったけど、これを読んでもらうと「ああ、こんなことが起きてるんだ」って、わかってくれる人が多くて嬉しかった。」
また、ご家族からは、こんな感想をいただきました。
「わたしたち家族が、彼女に見えている世界を理解し、寄り添い、彼女と心地よく過ごすためのヒントを探していたときに、とてもわかりやすく、世界の見え方を教えてもらえました。」
この本だけで、すべてがわかるわけではありません。でも、認知症のある方にはどんな世界が見えているのかを知ることで、自分や自分の大切な人にどのようなことが起きるのかを、より想像できるようになるでしょう。
●認知症とともに幸せに生きる未来をつくれるように
認知症は「今のところ」は、医学的に治す方法はない、という事実があります。
しかし、「本人の視点」から認知症を学び、生活の困りごとの背景にある理由を知ることで、「どうやって、認知症とともに生きるか」、つまり、「付き合い方」や「周りの環境」は変えることができます。
付き合い方や周りの環境を変えることで、その困りごと自体が発生しない、ということも起こり得ます。解決する困りごともあるでしょう。
「病」を診て「症状」に対処する医療・介護視点のアプローチではなく、「人」を見て「生活」をともにつくり直す。
そんな視点からできるアプローチもあるはずです。
認知症のある方が生きている世界をもっと自分も知りたい。この超高齢社会の日本に、もっとその世界を想像できる人が増えることで、変わることがあるに違いない。
認知症とともに、幸せに生きる未来をつくるきっかけになれば。そんな思いで、この本をつくりました。
自分と自分の大切な人との生活をともにつくっていく手引きになれば幸いです。
・南日本新聞2/27〈みなみの本棚〉で紹介
・朝日新聞1/15〈売れてる本〉で紹介
・日経新聞1/8〈ベストセラーの裏側〉で紹介
・北海道新聞1/12で紹介
・福井新聞11/16で紹介
・朝日新聞デジタル10/26で紹介
・神戸新聞NEXT10/13で紹介
なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」が
スケッチと旅行記の形式で、すごーくわかる!
まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。
ーーー
ここは、認知症世界。
認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。
・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」
→自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ?
・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」
→あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ?
・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」
→人の顔がわからなくなるのは、なぜ?
・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入浴するたび変わるお湯「七変化温泉」
→大好きだったお風呂を嫌がるのは、なぜ?
・時計の針が一定のリズムでは刻まれない「トキシラズ宮殿」
→コンロの火を消し忘れてしまうのは、なぜ?
・一本道なのになかなか出口にたどり着かない「服ノ袖トンネル」
→同じ服ばかり着たがるのは、なぜ?
・ヒソヒソ話が全部聞こえて疲れてしまう「カクテルバーDANBO」
人の話を集中して聞けないのは、なぜ? etc...
あなたは認知症世界を旅する旅人。
この物語に登場するのは、架空の主人公でも、知らないだれかでもなく、
「少し先の未来のあなた」や「あなたの大切な家族」です。
認知症世界の旅、はじまり、はじまり。
ーーー
<著者からのメッセージ>
●とにかく、「本人」の視点で認知症を知ることのできる本を目指しました。
認知症のある方の心と身体には、どんな問題が起きているのでしょうか。そして、いつ・どこで・どのような状況で生活のしづらさを感じているのでしょうか。
いざこういうことを調べてみても、これまでに出版された本やインターネットで見つかる情報は、どれも症状を医療従事者や介護者視点の難しい言葉で説明したものばかり。肝心の「ご本人」の視点から、その気持ちや困りごとがまとめられた情報が、ほとんど見つからないのです。
この大切な情報が不足していることが原因で、認知症に関する知識やイメージに偏りが生まれ、ご本人と、周りの方の生きづらさにつながっています。
「困っていることはあるのに、自分の口で言ってもうまく説明できない」という、ご本人の気持ち。
「本人に何が起きているのかわからないから、どうしたらいいのかわからない」という、周りの方が抱える気持ち。
そのすれ違いを、少しでも減らすことができないか。認知症のある方ご本人に起こっていること、ご本人が感じていることをより多くの人に理解してもらいたいというのが、この本をつくった一番の思いです。
●「認知症のある方が生きている世界」を、実際に見られるように
とはいえ、認知症のある方が抱えるトラブルを理解するのは簡単なことではありません。そこでわたしたちは、認知症のあるご本人にインタビューを重ね、「語り」を蓄積することから始めました。その数は約100名にのぼりました。
それをもとに、認知症のある方が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、誰もがわかりやすく身近に感じ、楽しみながら学べるストーリーをつくることにしました。
それが、「認知症世界の歩き方」です。
●たとえば、「お風呂を嫌がる」のはどうしてなのか?
「本人が、お風呂に入るのを嫌がって……」。介護をされる方から、よくお聞きする話です。見方によっては「介護への抵抗」と感じられる、その人の「お風呂に入りたくない理由」は1つではなく、実はその背景には、さまざまな認知機能のトラブルがあると考えられます。たとえば、
1.温度感覚のトラブルで、お湯が極度に熱く感じる
2.皮膚感覚のトラブルで、お湯をぬるっと不快に感じる
3.空間認識や身体機能のトラブルで、服の着脱が困難
4.時間認識や記憶のトラブルで、入浴したばかりだと思っている
単純に、家族に手間をかけさせたくないと思っている、という場合もあるでしょう。
このように、お風呂という1つのシーンをとっても、その人が抱える心身機能障害(心と身体の不調・トラブル・誤作動)や生活習慣・住環境によって、なぜ・どんなことに困難を感じるのかは異なるのです。
つまり、認知症を「ひとくくり」にしない。それが、とても大切なことです。
●どうしてそんなことするの……?行動の「理由」を知ることが、本人も介護者もラクにする
「できること」も「できないこと」も、人それぞれで異なります。
たとえば、すでに買い置きがあるのに食パンを何度も買ってきてしまう、という日常のちょっとした失敗。でも、食パンを買いすぎるのも、単純に「いつ買ったのか忘れてしまっている」のか、「戸棚の扉を閉めたことによって食パンが見えなくなったため、その記憶が消えてしまっている」のかなど、原因はさまざまです。
失敗だけを見ていると「本人に買い物をさせない」と行動を制限するしかないように思えますが、その背景にある理由がわかれば、対応の仕方は変わります。
買い物リストをつくる、ストックは必ず見えるところに置く、そもそも戸棚の扉を外す……。
こうしたやりとりの中に、「わかってくれない」「わからない」といったすれ違いは起こるものです。
でも、それを少なくすることができれば、ご本人も周りの方も楽になる場面が増えていくことでしょう。
ちょっとした工夫だけで、今まで通りの生活を続けることができ、本人の尊厳を守り、認知機能の低下を防ぐことにもつながります。
「認知症世界の歩き方」の完成を一番喜んでくださったのは、だれよりも認知症のある方ご本人でした。
「自分の口で言ってもあんまりうまく説明できないし、相手にもすぐに理解してもらえなかったけど、これを読んでもらうと「ああ、こんなことが起きてるんだ」って、わかってくれる人が多くて嬉しかった。」
また、ご家族からは、こんな感想をいただきました。
「わたしたち家族が、彼女に見えている世界を理解し、寄り添い、彼女と心地よく過ごすためのヒントを探していたときに、とてもわかりやすく、世界の見え方を教えてもらえました。」
この本だけで、すべてがわかるわけではありません。でも、認知症のある方にはどんな世界が見えているのかを知ることで、自分や自分の大切な人にどのようなことが起きるのかを、より想像できるようになるでしょう。
●認知症とともに幸せに生きる未来をつくれるように
認知症は「今のところ」は、医学的に治す方法はない、という事実があります。
しかし、「本人の視点」から認知症を学び、生活の困りごとの背景にある理由を知ることで、「どうやって、認知症とともに生きるか」、つまり、「付き合い方」や「周りの環境」は変えることができます。
付き合い方や周りの環境を変えることで、その困りごと自体が発生しない、ということも起こり得ます。解決する困りごともあるでしょう。
「病」を診て「症状」に対処する医療・介護視点のアプローチではなく、「人」を見て「生活」をともにつくり直す。
そんな視点からできるアプローチもあるはずです。
認知症のある方が生きている世界をもっと自分も知りたい。この超高齢社会の日本に、もっとその世界を想像できる人が増えることで、変わることがあるに違いない。
認知症とともに、幸せに生きる未来をつくるきっかけになれば。そんな思いで、この本をつくりました。
自分と自分の大切な人との生活をともにつくっていく手引きになれば幸いです。
著者プロフィール
筧 裕介(かけい ゆうすけ)
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表
1975年生。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。慶應義塾大学大学院特任教授。
筧 裕介(かけい ゆうすけ)
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン 代表
1975年生。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。慶應義塾大学大学院特任教授。
2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、実践に取り組む。2017年より認知症未来共創ハブの設立メンバーとして、認知症のある方が暮らしやすい社会づくりの活動に取り組む。
代表プロジェクトに、東日本大震災のボランティアを支援する「できますゼッケン」、妊娠・出産・育児を支える「親子健康手帳」、300 人の地域住民とともに未来を描く「みんなでつくる総合計画」、認知症とともにより良く生きる未来をつくる「認知症未来共創ハブ」、他。 GOOD DESIGN AWARD 2019 BEST100「SDGs de地方創生」カードゲーム開発者。 日本計画行政学会、学会奨励賞、グッドデザイン賞、D&AD(英)他受賞多数。著書に『地域を変えるデザイン』、『ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。
監修プロフィール
認知症未来共創ハブ
「認知症とともによりよく生きる未来」を目指し、当事者の思い・体験 と知恵を中心に、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、医療介護 福祉関係者、企業、自治体、関係省庁及び関係機関、研究者らが協働し、 ともに未来を創る活動体。
監修プロフィール
認知症未来共創ハブ
「認知症とともによりよく生きる未来」を目指し、当事者の思い・体験 と知恵を中心に、認知症のある方、家族や支援者、地域住民、医療介護 福祉関係者、企業、自治体、関係省庁及び関係機関、研究者らが協働し、 ともに未来を創る活動体。
慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセン ター、日本医療政策機構、認知症フレンドシップクラブ、issue+design の4 団体が2018 年より共同で運営。 代表、堀田聰子(慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科・教授)。
わたしはもう11年越えの認知症の親の面倒を見ています。
図式で分かるみたいに書いて有り、未だに認知症のおかしな言動や行動に戸惑う事も沢山有り、理解してあげられるかもと期待しましたが、たまにイラストが有る位で95%字です。
それも昔の事しか思い出せないとか。自分の物を盗まれたと思い込むとか・・・・・・・これ只の
認知症の誰でもが知っている代表的な症状で、「何も対処法が書かれて居ません。」
最近、もう知られた事を、企画を立てて、図式で分かるとか、凄く画期的な内容みたいに打ち出して
売る本が増えて来ましたが、こんな何も認知症の家族の為にも、対策にも為らない本を売りたいがために
釣って売らないで欲しい。この著者を軽蔑します。介護業界でも医者でも無く、いわゆるプランナー。
為る程なという感じです。介護の世界迄利用しないでくれ。一体何の専門家?
しっかりした知識も、実力も無い人間に限って形に頼ってこういう手合いの物を出します。
初期の認知症の導入参考書としては否定はしません。
図式で分かるみたいに書いて有り、未だに認知症のおかしな言動や行動に戸惑う事も沢山有り、理解してあげられるかもと期待しましたが、たまにイラストが有る位で95%字です。
それも昔の事しか思い出せないとか。自分の物を盗まれたと思い込むとか・・・・・・・これ只の
認知症の誰でもが知っている代表的な症状で、「何も対処法が書かれて居ません。」
最近、もう知られた事を、企画を立てて、図式で分かるとか、凄く画期的な内容みたいに打ち出して
売る本が増えて来ましたが、こんな何も認知症の家族の為にも、対策にも為らない本を売りたいがために
釣って売らないで欲しい。この著者を軽蔑します。介護業界でも医者でも無く、いわゆるプランナー。
為る程なという感じです。介護の世界迄利用しないでくれ。一体何の専門家?
しっかりした知識も、実力も無い人間に限って形に頼ってこういう手合いの物を出します。
初期の認知症の導入参考書としては否定はしません。
この本の良かった点。
・認知症について分かりやすく説明するために、イラストやアイコンを使っていたこと。
・項目が整理され、読みやすいこと。
・随所に索引があり、検索しやすいこと。
・認知症患者の声を届けてくれたこと。
一方で気になった点
・この本は誰のために書かれた本なのでしょうか?
・患者さんのため→そうであれば、このストーリー仕立ては、失礼だと思います。
・認知症について分かりやすく説明するために、イラストやアイコンを使っていたこと。
・項目が整理され、読みやすいこと。
・随所に索引があり、検索しやすいこと。
・認知症患者の声を届けてくれたこと。
一方で気になった点
・この本は誰のために書かれた本なのでしょうか?
・患者さんのため→そうであれば、このストーリー仕立ては、失礼だと思います。
誰がディメンシア(英語で認知症のこと)世界の旅行にすき好んで出かけるのでしょうか?地名も笑えません(トキシラズなんて、お魚にも失礼です)。認知症の患者さんたちは、この本で勝手にアトラクション仕立てにされている観光スポットから、出ることができなくて、困っていることもご理解頂きたい。
・患者さんの家族のため→認知機能の仕組みについて、そうなのかなと思うことはあるかもしれませんが、認知症患者を抱えるご家族の在宅介護で、直面する深刻な問題の数々に対する答えやヒントにはなっていません。
・医療や介護専門職のため→あまり参考にはなりませんでした(少なくとも私の場合)。知りたいことは、もっと深い内容で、それを期待して買ったのですが、残念です。
・この本でも比較的難しいところは、分かりやすく説明されていません。分かりやすく説明しようとして、出てくる例え話は、誰を対象としているかも不明(多分若い人たちでしょうか…)
この本は認知症を理解してもらいたい思いで書かれたと思いますが(そこは良かった)、そのためには、認知症の患者さん、認知症患者に関わる人達への取材がもっと必要だったのではと感じました。
・患者さんの家族のため→認知機能の仕組みについて、そうなのかなと思うことはあるかもしれませんが、認知症患者を抱えるご家族の在宅介護で、直面する深刻な問題の数々に対する答えやヒントにはなっていません。
・医療や介護専門職のため→あまり参考にはなりませんでした(少なくとも私の場合)。知りたいことは、もっと深い内容で、それを期待して買ったのですが、残念です。
・この本でも比較的難しいところは、分かりやすく説明されていません。分かりやすく説明しようとして、出てくる例え話は、誰を対象としているかも不明(多分若い人たちでしょうか…)
この本は認知症を理解してもらいたい思いで書かれたと思いますが(そこは良かった)、そのためには、認知症の患者さん、認知症患者に関わる人達への取材がもっと必要だったのではと感じました。
これまでの認知症の本はXXの症状ならXXというような本が多かったですが この本は認知症の方の立場からの世界を説明してるので 本を読んでみて 今までにはない「なるほど!!」と思うことが多いです. 認知症の方に対して 簡単なことがなんでできないの???と 普通の方は思いがちです 一見 すべての人間の行動は簡単な1コマンドでできると思っていますが 実はすべての行動はいくつものコマンド処理の積み重ねてできているというところが 通常の方にきづきにくいところだと思います
複雑で多数のコマンドをミスなくエラーなしに処理することで 1連の何気ない生活ができているということに気が付いただけでも 本を読んでみて よかったです
認知症に対する考え方がかわりました。ボケちゃった、じゃなくて、理由がきちんとあるんですよね。
解決策がない!とお怒りの読者さんがいるようですが、解決策が本でまとめられるくらいなら、医者いりません。
人間それぞれの個性溢れる認知の誤作動が重なりあって、の不具合であったりするので、これだからこうしたら解決!じゃないことは普通に考えたらわかること。自分なりに相手の誤作動に気づいて、なるだけ寄り添えたらいいなとおもいます。おばあちゃんが生きているうちに読みたかった、、、
解決策がない!とお怒りの読者さんがいるようですが、解決策が本でまとめられるくらいなら、医者いりません。
人間それぞれの個性溢れる認知の誤作動が重なりあって、の不具合であったりするので、これだからこうしたら解決!じゃないことは普通に考えたらわかること。自分なりに相手の誤作動に気づいて、なるだけ寄り添えたらいいなとおもいます。おばあちゃんが生きているうちに読みたかった、、、