【速報】東名あおり運転死傷事故で懲役18年実刑 横浜地裁「危険運転罪は成立」石橋被告「非常におかしい」即日控訴へ

2022年06月06日 15時23分50秒 | 事件・事故

6/6(月) 13:36配信  FNNプライムオンライン

危険運転致死傷などの罪に問われた石橋和歩被告(30)

5年前、神奈川県大井町の東名高速で起きた、あおり運転死傷事故の差し戻し審の判決公判が、午後1時半から開かれた。横浜地裁は、危険運転致死傷などの罪に問われた石橋和歩被告(30)に対して懲役18年の実刑を言い渡した(求刑・懲役18年)。争点だった「危険運転罪」の成立を認めた。判決内容について石橋被告は「非常におかしい」と話していて、弁護側は即日控訴する意向を明らかにした。

【画像】 亡くなった萩山嘉久さん(当時45)と妻の友香さん(当時39)

起訴状などによると、石橋被告は、2017年6月5日、神奈川県大井町の東名高速で、車を運転中に、萩山嘉久さん(当時45)の家族4人が乗ったワゴン車に、あおり運転を繰り返し、高速道路上に車を停止させたという。

そこに後続のトラックが突っ込み、萩山さんと妻の友香さん(当時39)が死亡し、娘2人が負傷。石橋被告もケガをした。

事故直前、近くのサービスエリアで、石橋被告は、車の駐車位置をめぐって、萩山さんから注意され、そのことに腹を立てて、あおり運転に及んだとされる。高速道路上で車を降りた石橋被告は、歩いて近づき、萩山さんの胸ぐらをつかむなどした所に、トラックが突っ込んだという。

危険運転致死傷などの罪に問われた石橋被告は、これまでの裁判で「自分は事故になるような危険な運転はしていないし、人がけがをしたり、亡くなったりする事故はしていない」として、「危険運転罪」については無罪を主張。

また「相手の車が減速して止まって、自分も減速して止まった。相手が先に止まった」と事故当時の状況を説明し、萩山さんの車を高速道路上に停止させたことを否定した。弁護側も、後続のトラックに過失があったと主張している。一方、検察側は、「執拗かつ危険で悪質な犯行」として懲役18年を求刑していた。

きょうの判決で横浜地裁は、「死傷した結果は、妨害運転の危険性が現実化したものと言える」として「危険運転致死傷罪は成立する」と判断し、懲役18年を言い渡した。法廷で石橋被告は、椅子に深く腰掛けたまま、判決文の読み上げを聞いていた。

石橋被告をめぐっては、2018年、横浜地裁が危険運転罪を認定して、懲役18年の判決を言い渡した(求刑・懲役23年)。しかし、控訴審で東京高裁は、裁判の手続きに違法な点があったとして、一審判決を取り消して、審理を差し戻した。このため今年1月から、横浜地裁で”異例”の裁判のやり直しが行われていた。

FNNプライムオンライン

関連記事】

 

 


阪神はリーグトップの16ホールド湯浅、6年目濱地などがブレーク中

2022年06月06日 14時50分38秒 | 野球

6/6(月) 12:26配信


高校野球ドットコム

高校時代の濱地 真澄(福岡大大濠)

 開幕から2ヶ月が過ぎセ・パ交流戦が始まった。今シーズンも多くの”新顔”が一軍で結果を残しブレークしようとしている。昨シーズンまでの実績はないものの、今シーズンここまで結果を残しブレークしつつある選手を各球団ごとに振り返ってみたい。

【動画】打球音が違う!!佐藤輝明の豪快な打撃練習

 開幕から苦しんだ阪神がここにきて調子を取り戻してきた。それでも最下位ではあるが、一時期のようなどん底状態ではない。

 チーム状態がよくなったひとつに中継ぎ投手たちの頑張りがある。なかでもセットアッパーに定着した湯浅 京己の存在は大きい。

 湯浅はBC富山から2018年ドラフト6位で指名を受けた右腕。昨シーズンまでは一軍で3試合のみの登板となっており、目立った成績を残すことができていなかった。しかし、今年はここまでチーム最多の23試合に登板し防御率0.82。リーグ1位の16ホールドを記録していることからも接戦での起用が多いことがよく分かる。そのなかで結果を残しているのも頼もしい。

 5月以降は1点も失っておらず大ブレークしている。オールスターゲームのファン投票中間発表でもセ・リーグの中継ぎ部門でトップを走っているのもうなずける。

 5月16日に右下肢の張りで登録を抹消されてしまったが、高卒6年目の濱地 真澄も躍進した。3年目の2019年に21試合に登板した実績はあるものの、その後は低迷。昨シーズンはわずか4試合の登板にとどまり防御率4.50と結果を残せずにいた。

 しかし今シーズンは開幕一軍を勝ち取ると中継ぎに定着。17試合で防御率1.76と結果を出している。勝ちパターンに定着したわけではないものの、復帰後にそのチャンスは与えられそうだ。

 一方の野手陣ではブレークしそうな若手というのはなかなか見受けられない。以前から結果を残している選手が、順当に結果を出している。そのなかで長坂 拳弥がキャリアハイとなりそうだ。梅野 隆太郎の離脱もあり、坂本誠志郎と併用されながらキャリアハイとなる28打席に立った。また盗塁を一度も許しておらず、肩でも目を見張るものがある。

 梅野はすでに二軍戦で復帰しているが、簡単に一軍の座を明け渡すつもりはない。

<阪神の主なブレーク選手>

湯浅 京己(投手/BC富山→2018年6位)
濱地 真澄(投手/福岡大大濠高→2016年4位)
長坂 拳弥(捕手/東北福祉大→2016年7位)

※数字は2022年6月5日終了時点

(記事=勝田 聡)


日本で「マグニチュード7の巨大地震」が起きる確率は「今年中に80%」…“新検証”で驚きの結果が!【

2022年06月06日 14時34分19秒 | 社会・文化・政治・経済

 藤 和彦 2022/06/06 05:00 

2022年上半期で、現代ビジネスで反響の大きかった社会・事件系のベスト記事をご紹介していきます。1月8日掲載〈日本で「マグニチュード7の巨大地震」が起きる確率は「今年中に80%」…“新検証”で驚きの結果が!〉の記事をご覧ください。


※情報はすべて2021年1月8日時点のものです。

日本で「マグニチュード7の巨大地震」の可能性!
これから論じることは仮説だと断っておく必要があるだろう。

今年中に日本でマグニチュード7クラスの巨大地震が起こる可能性が高まっていると筆者は危機感を持っている。

このほど、筆者は埼玉大学名誉教授である角田史雄氏との共著『徹底図解 メガ地震がやってくる!』を上梓した。この書籍に書かれているメガ地震の発生のメカニズムは、多くの日本人の研究者や国民が知っているものとは大きく異なっている。

まずはこのことを前提とし、我々が検証を続けている仮説から、これから起こり得る巨大地震の可能性を論じていきたい。

なぜ「地震予知」は確立されないのか・・・Photo/gettyimages© 現代ビジネス なぜ「地震予知」は確立されないのか・・・Photo/gettyimages
2022年が明けても間もない1月4日午前6時過ぎ、東京・小笠原諸島の母島で震度5強の地震(マグニチュード6.1)があった。

気象庁は同日午前に会見を開き、「今回の地震は太平洋プレートの内部で発生したと見られる」との見解を明らかにした。

気象庁が言及したように、地震が発生すると日本では「プレート説」によってそのメカニズムが国民に広く解説される。

「プレート説」とは異なる地震予知
プレート説は1960年代の米国で提唱された。当時、限定された海域を対象にしたプレート説に飛びついたのは、日本の研究者たちだった。

彼らは具体的な検証を行う前にその適用範囲を地球全体にまで広げてしまったとされている。小松左京のSF小説『日本沈没』の影響も大きく、最近ではNHKの人気番組『ブラタモリ』でもプレート説に基づいた解説がなされている。

今や日本人にとってプレート説は常識となっている。

しかし、プレート説も仮説にすぎないということはあまり重要視されていない。

プレートテクトニクスは、いまだ「仮説」に過ぎない Photo/gettyimages© 現代ビジネス プレートテクトニクスは、いまだ「仮説」に過ぎない Photo/gettyimages
プレート説から地震のメカニズムを解説すれば、概ね次のようなものとなる。

地球の表層部に広がる十数枚の冷たい固い岩板(プレート)がぶつかることで地震が発生する。

プレートは海底に隆起した山脈(海嶺)から生まれ、地球深奥のマントルの対流により一定方向に移動する。比重の重い海洋プレートが比重の軽い大陸プレートの下に沈み込み、そこで溜まったエネルギーが解放されると地震が発生する。

日本で地震が多発するのは、2つの陸地プレート(北アメリカとユーラシア)と2つの海洋プレート(太平洋とフィリピン海)の上に乗っているからだとされている。

ところが、このプレート説については「不都合な真実」が明らかになっている。技術進歩のおかけで地球の内部の状況が可視化されたからだ。

地球内部が「見える」ように…?
「マントルトモグラフィー」という技術を使えば、地震波が伝わる速度の違いから地球内部の温度分布を画像解析できるようになったのだ。

これを用いて地球内部の様子を見ると、地球の表層部に広がっているはずのプレートが見当たらないことがわかる。プレートとおぼしき「冷たく固い岩石層」はところどころに分布しているだけ。海嶺の下にあるとされてきたマントルの対流も確認できないのである。

地球の地下構造は、まだ謎だらけ Photo/gettyimages© 現代ビジネス 地球の地下構造は、まだ謎だらけ Photo/gettyimages
プレートが点在するだけで、プレートを移動させる原動力(マントルの対流)もないのだから、そもそもプレート同士がぶつかることもありえない。

日本で語られることはほとんどないのだが、「プレート説」では地震発生のメカニズムを説明できないのだ。

1995年の阪神淡路大震災以降の地震に照らしても、プレート境界面が震源となった例は存在しないし、プレート説を用いて予知できた大地震もない。

それではなぜ地震は起こるのか。マントルトモグラフィーの画像から新たな「気づき」を得た人物が冒頭で紹介した角田史雄氏である。

もう一つの仮説の存在
地球内部は一様に高温ではなく、冷たい箇所もあるから「地球内部には高温の熱の流れ(高熱流)の道があり、熱の流れ先の岩石が膨張して破壊されることで地震が起きる」と角田氏は考えた。

米国地質調査所(USGS)が2012年から地下660kmまでの地震のデータを公表するようになったことで角田氏はさらなる知見を得た。

USGSが公表する以前は地下400kmまでの地震しか把握できなかったが、それよりも深いところで発生する地震の動向がわかったことで、角田氏は深発地震(地下410~660kmで起こる地震)と地表で起きる大地震との相関性があることに気づくことができたのだ。

地震のメカニズムには新たな「仮説」も登場している Photo/gettyimages© 現代ビジネス 地震のメカニズムには新たな「仮説」も登場している Photo/gettyimages
角田氏が提唱する地震発生のメカニズムの詳細は『徹底図解 メガ地震がやってくる!』を参照してほしいが、そのポイントは以下の3点だ。

1.地球の外核(地下2900km)から高熱流(2200~5000度)が下部マントル(地下2900~660km)の中を湧昇し、上部マントルの遷移層(地下660~410km)に到達すると、高熱によって遷移層の岩石が割れて深発地震が発生する。

2.その後アセノスフェア(地下300~1000km)が高温(1000度)となり、地殻(地表から地下40kmまで)中のマグマが地表に達する。

3.地表には、(1)南太平洋のタヒチ~フィジー諸島と(2)東アフリカの2か所に高熱流の吹き出し口がある。南太平洋の吹き出し口からアジアに向かうルートがあり、このルートを通って日本の近くに高熱流が到達すると火山が噴火し、地震が発生する。

以上が、角田氏が提唱する地震発生のメカニズムだが、前掲書の企画編集者である前田和男氏が過去30年間のデータを調べたところ、地震予知につながる可能性が見えてきた。

軽石の浮遊で話題となった新島「福徳岡ノ場」の火山活動(中央)。小笠原諸島では異変が起きている Photo/gettyimages© 現代ビジネス 軽石の浮遊で話題となった新島「福徳岡ノ場」の火山活動(中央)。小笠原諸島では異変が起きている Photo/gettyimages
1年以内に大地震の起こる確率は80%
それによれば、「地下410~660kmのでマグニチュード5.5以上の深発地震が1カ月に5回以上連続して発生すると、1年以内に環太平洋地域でマグ二チュード7以上の大地震が起きる」確率はなんと80%を超えたのだ。

さらに日本及び日本近隣(オホーツク海や千島列島などの極東ロシア)でマグニチュード6超の深発地震が発生すると、日本で大地震が発生する可能性が格段に高くなることもわかっている。

直近の状況を見てみよう。

昨年、2021年4月と10月の2度にわたって、マグニチュード5.5以上の深層地震が5回以上連続して発生している。

同8月に小笠原諸島(福徳岡ノ場と西之島)で大規模な火山活動が起きた。

同9月13日には、東海沖の地下370kmでマグニチュード5.8の地震が発生、また同29日に石川県日本海沖の地下364kmでマグニチュード6.1の深発地震が発生している。

過去30年のデータ分析が示唆しているのは、今年中に日本でマグニチュード7以上の大地震が起きる可能性が高いということだ。

地震はなぜ起こるのか・・・。写真はアイスランドのシンクヴェトリル国立公園にある断層 Photo/gettyimages© 現代ビジネス 地震はなぜ起こるのか・・・。写真はアイスランドのシンクヴェトリル国立公園にある断層 Photo/gettyimages
首都圏と近畿圏で地震が多発している場所などを前掲書に記載したが、今年起きる可能性が高い大地震の震源地については分析を進めている最中だ(角田氏からの見解がまとまった段階で改めてお知らせしたい)。

異なる仮説が生み出す地震予知のイノベーション
もちろんここまで論じてきた大地震発生の条件は、研究・分析が十分とは言えない「仮説の卵」に過ぎない。

一方でこの仮説の強みは、地震学の知見がなくても地震予知の確立作業に参加できる点だ。なぜならUSGSへのデータベースには、誰でもアクセスできるからである。

地震予知の早期実現が待ち望まれている Photo/gettyimages© 現代ビジネス 地震予知の早期実現が待ち望まれている Photo/gettyimages
「仮説の卵」に興味を持っていただいた方々が、深発地震と地表で起きる大地震の関係を様々な角度から分析していただければ、精度の高い地震予知の方法が必ず見つかるものと筆者は確信している。

イノベーションとは、常識にとらわれない姿勢から生まれるものだからだ。



利根輪太郎の競輪人間学 皮肉な結果に

2022年06月06日 08時25分00秒 | 新聞を読もう

GⅢ 取手競輪開設記念レース 水戸黄門賞

2日目(6月5日)

5レース

並び 1-5-8 4-2-7 6-3-9

レース評
勝ち上がりに失敗した朝倉と石川。この地元勢が奮起して今日はワンツー!保科や工藤の曲者達は藤根に乗って伸びてくる。

一番人気 1-5(3.6倍)

1-5の3連単で勝負する。

5番選手は、4番選手と6番選手に絡まれて、番手を取られる。
走る格闘技の競輪ではよくあることなのだ。
皮肉にも1-5の隣りの目の1-5で決まる。
この5レースで競輪場を去る。
「ふるさとコンサートinとりで~音楽のチカラが取手ウェルネスプラザで開催されるからだ。
皮肉なもので、10レースに1-5の目が出たのだ。

1-5 3万1,160円(40番人気)

1-5-2 9万3,100円(114番人気)

5レースの結果

1-6 5,540円(18番人気)

1-6-3 2万8,600円(78番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 1 朝倉 智仁   11.9 B ペース駆け
  2 6 清水 剛志 1/4車輪 11.9   追い上げて
3 3 松村 友和 3/4車輪 11.8   S 直線外伸び
× 4 2 保科 千春 3/4車身 11.7     藤根マーク
5 4 藤根 俊貴 3/4車輪 11.8     内で競負け
6 7 工藤 政志 1/4車輪 11.6     流れ込みで
  7 8 矢島 一弥 4車身 11.9     前に離れて
8 5 石川 裕二 3/4車身 12.3     飛び付かれ
  9 9 竹田 和幸 1/2車身 12.1     前に離れて

 戦い終わって

戦い終わって写真

 地元の朝倉智仁が初日勝ち上がりのうっ憤を晴らす快走で押し切る。初手で後方の藤根俊貴が赤板過ぎ切り、打鐘から朝倉が叩いて逃げ切った。「初手は中団から、あとは作戦通りでレースの内容そのままです。石川(裕二)さんが絡まれて、ホームで口が空いてそこに入られてしまったみたいで。あとは自分のペースに入れて駆けました。やっと逃げの決まり手が付いて嬉しい。初日は気合いが入りすぎてしまった感じで、メンタル的にもちょっときてしまったけど、残りの二日間もしっかり頑張りたいです」。
 番手石川の所に追い上げる形となった清水剛志。きっちり捌いて番手を奪うも、差すまでには至らなかった。「番手に入ってからは石川さんがもう一回来た時も対処出来ました。でも、朝倉君が良かったです。自分は基本的に前々へ踏んで行ってできることをやるという感じでいます。駆ける時は駆けますし。今日は相手が強かったし、このレベルでは脚がないですね」。


知る権利、知る義務

2022年06月06日 07時48分30秒 | 沼田利根の言いたい放題

午前8時なのに部屋が暗く、新聞の文字が読めないほどだ。

佐々田さんは、毎日でも敢闘会の活動したい人だ。

亡くなった鶴田さんは、「佐々田さんに、命を縮められる」と嘆いたほどだ。

知る権利、知る義務について思ってみた。

 

敢闘=勇敢に戦うこと。

敢闘精神 ・ 闘魂 ・ 闘争心 ・ 闘志 ・ 戦意

自らの誇りをかけて「負けてたまるか」と強烈に思うことは、とてつもなく強い「ガッツ」をもたらすものである。

敢えて

しなくてもよいことを=困難や抵抗を押して意図的に行うさま。
わざわざ。無理に。
"あえて危険をおかす"


6月5日は環境の日 

2022年06月06日 07時40分27秒 | 社会・文化・政治・経済

環境の日及び環境月間とは

 6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。
 「環境基本法」は、事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨を明らかにし、国、地方公共団体等において、この趣旨にふさわしい各種の行事等を実施することとしています。
 我が国では、環境庁の主唱により、平成3年度から6月の一ヶ月間を「環境月間」(昭和48年度~平成2年度までは、6月5日を初日とする「環境週間」)とし、全国で様々な行事が行われています。世界各国でも、この日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われています。


イタイイタイ病とは

2022年06月06日 07時38分01秒 | 社会・文化・政治・経済

イタイイタイ病は、富山県の神通川流域で起きた日本の四大公害病の一つで、患者が「イタイ、イタイ」と泣き叫ぶことからこの名が付いたといわれています。

この病気は、大正時代頃から発生し、神岡鉱山(岐阜県飛騨市)から排出されたカドミウムが神通川の水や流域を汚染し、この川水や汚染された農地に実った米などを通じて体内に入ることで引き起こされました。

患者はもちろん、その家族や地元の住民たちもつらくて苦しい日々が長い間続きました。裁判では住民側が勝訴しましたが、患者救済や健康調査は今もなお行われています。汚染された環境については、被害の克服に向けた長年にわたる努力によって、今では美しい水と大地がよみがえっています。

産業の振興と公害
イタイイタイ病は、同時期に裁判が行われた、水俣病、新潟水俣病、四日市ぜんそくとともに、日本の4大公害病といわれています。

こうした公害は高度経済成長期に注目を集めるようになりましたが、公害問題には、明治期以来の産業振興や戦後復興[、経済発展を目指すという社会的背景がありました。

水俣病
[発生地域]
水俣湾(熊本県水俣市)周辺を中心とする八代海沿岸

[原因]
チッソ(株)水俣工場の工場排水に含まれたメチル水銀化合物によって、八代海の魚介類が汚染され、沿岸住民が高濃度のメチル水銀化合物を有する魚介類を食べることで発生

[発生年]
1956(昭和31)年に公式確認された

[症状]
知覚(感覚)障害、運動失調、視野狭窄、眼球運動異常、聴覚障害、平衡機能障害、言語障害、歩行障害など

新潟水俣病
[発生地域]
新潟県阿賀野川流域

[原因]
化学工場で、アセトアルデヒド製造中に副生されたメチル水銀が、また工場で使用されていた無機水銀が河川に排出され、細菌の働きによってメチル化され、魚などに蓄積してそれを長期間食べたことによって発生した

[発生年]
1965(昭和40)年に公式確認された

[症状]
知覚(感覚)障害、運動失調、視野狭窄、眼球運動異常、聴覚障害、平衡機能障害、言語障害、歩行障害など

四日市ぜんそく
[発生地域]
三重県四日市市

[原因]
主に石油化学コンビナートから排出された硫黄酸化物

[発生年]
昭和30年代

[症状]
閉塞性呼吸器疾患肺気腫、ぜんそく性気管支炎、気管支ぜんそく、慢性気管支炎とその続発症状

お問い合わせ

所属課室:厚生部イタイイタイ病資料館 

〒939-8224 富山市友杉151 

電話番号:076-428-0830

ファックス番号:076-428-0833

 

 


イタイイタイ病の公害病認定

2022年06月06日 07時34分46秒 | 社会・文化・政治・経済

大企業と行政の壁に阻まれ社会の片隅に追われた患者たちを救った公明党


公害病認定を伝えるテレビニュースに喜ぶ患者ら。前列右から3人目が故・小松みよさん=1968年5月8日 萩野病院待合室(富山県)

「厚生省(現厚生労働省)が『イタイイタイ病は公害』と断定しました」。1968年(昭和43年)5月8日、そのニュースは全国を駆けめぐった――。

富山県婦中町(現富山市)の萩野病院。待合室のテレビ前には、イタイイタイ病の患者らが集まっていた。ニュースが放送された瞬間、「わあっ!」と歓声がわいた。「今、ようやく光が差してきた感じですちゃ」。患者の中心的存在だった小松みよ(故人)は、そう言って安堵の表情を浮かべた。「ここまでこられたのも、公明党が国会で取り上げてくれたおかげですちゃ」


国会で初めてイタイイタイ病を取り上げ、政府を追及する故・矢追議員=1967年 参院産業公害交通特委

イタイイタイ病は大正以来、富山県の神通川流域で多発した病気で、骨が脆くなり、悪化すれば、せきをしただけで骨折した。“風土病”“業病”と言われるなど偏見も強く、「痛い、痛い」と布団の中で嘆くしかない患者は、社会の片隅に置き去りにされていた。

原因は、上流の鉱山から大企業がタレ流す廃水に含まれたカドミウムだった。だが、それを告発した地元医師・萩野昇(故人)は、「あんな医者の言うことを信じたら、地元に嫁の来てがなくなる、米も売れなくなる」との批判を浴び、病院からは患者が去っていくばかりだった。大企業側が画策した陰湿な圧力だった。

67年(同42年)5月25日、萩野のもとを公明党参院議員の矢追秀彦(故人)が訪ねた。萩野がスライドで患者の悲痛な症状を説明すると、矢追の目に涙が光った。「こんな悲惨なことがあるか! これは公害だ。これを追及するのが私たち政治家の責任だ」と心に決めた。

翌26日、矢追は参院産業公害交通対策特別委員会で質問。初めてイタイイタイ病を取り上げ、政府の無為無策を追及したが、政府は「原因が分からない」の一点張りだった。

しかし、矢追らは一歩も退かなかった。公明党は本格調査を始めた。現地に何度も足を運び、患者の話を一人一人聞いて回った。その必死の姿に、地元の人々も次第に心を動かされていった。「おい、公明党の調査団を見たか?」「ああ、おれが見たときは、神通川の水を飲んでたぞ」――。

年末の12月6日には、小松ら患者代表3人が公明党の仲介で上京し、矢追と一緒に政府に救済対策を直訴するまでになっていた。

そして翌68年5月8日、厚生省は委託研究班(班長=重松逸造・国立公衆衛生院疫学部長(当時))の「(原因は)鉱業所の諸施設からの排出が主体」との最終結論をもとに、ついにイタイイタイ病を公害病と認定したのだった。

その後、同年9月には水俣病を公害病認定。72年(同47年)には、大企業側を訴えた裁判でイタイイタイ病患者らが全面勝訴した。

作家の有吉佐和子(故人)が環境問題を扱ったベストセラー長編小説『複合汚染』が75年(同50年)に出版され、同書には、こう記されていた。

「公害に最も大きい関心を寄せ、熱心に勉強し、実績をあげている政党は、どの革新政党よりも公明党だと、住民運動をしている人たちは口を揃えて言う」

証言 認定が全面勝訴を後押し 命と環境を大事にする党

当時の関係者らに今回、改めて証言してもらった。

裁判を闘った高木良信・イタイイタイ病対策協議会副会長

私たち患者、遺族らは1968年3月、原因企業の提訴に踏み切りました。それは「その企業は100人を超える国会議員に影響力を持っている」とうわさされる中、裁判に負ければ、土地を追われることも覚悟しての決断でした。

そんな私たちの取り組みに対し、公明党の故・矢追議員の国会質問がきっかけとなり、全国的な支援が広がり、提訴2カ月後の5月8日に「公害病」と認定されました。強大な企業との裁判闘争のさなか、国が認定したという事実が一番の力になり、全面勝訴への大きな後押しになりました。

厚生省委託研究班の班長だった重松逸造・放射線影響研究所名誉顧問

より早く運動が広がっていた水俣病などよりも先に、イタイイタイ病が「公害病」に認定されたのは、公明党の尽力にほかなりません。

現地に入って原因究明に当たる中、私自身も公明党議員が現場に深く入り込んで調査活動を行っていたことをよく耳にしました。私たち研究班は当時、そのことを心強く思っていたことを今も覚えています。

神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会の高木勲寛代表

当時はイタイイタイ病の「公害病」認定に、また最近では2012年春に整備予定の県立イタイイタイ病資料館の設置構想に対し、公明党には、私たち被害者の側に立って支え続けていただきました。

この中で私は、公明党が一貫して「命と環境を大事にする」という主義主張を貫いていることに感銘を受けた次第です。

文中敬称略、肩書は当時
2010年06月10日付 公明新聞


「知る義務」の確認

2022年06月06日 07時29分08秒 | 社会・文化・政治・経済


公開済み: 1999年5月20日  作成者: 公益財団法人 山梨総合研究所カテゴリー: 

毎日新聞No.40 【平成11年5月20日発行】

~PRTR制度の採用は~

 情報公開法が成立した。
 いくつか問題点は指摘されているが、国民の「知る権利」を実現するものとして(条文中に「知る権利」という言葉がないことが問題だといわれているが。)、成立そのものは歓迎されているようだ。

 ところで、情報公開といえば、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」という、長い名前の法律が成立する見込みである。

 この法律で「環境汚染物質排出移動登録」(Pollutant Release and Transfer Register)という制度が採用されているが(これもまた長い名前のためか、英語名の略称である「PRTR」の方が広く用いられている。)、これは、人間の健康や、動植物の生育に悪影響を及ぼすおそれがある化学物質の排出量や移動量を、それらの物質を扱う業者に登録させ、その登録内容を国民に開示するものである。

 この制度について、環境庁のホームページでは「行政・事業者・市民が情報を共有しつつ化学物質のリスク管理に役立てようとする環境保全のための新しい方法です。」という解説がつけらている。

 確かに、業者としても、自分のところで有害な物質をどれだけ排出しているかが、広く知られるようになれば、企業のイメージなどを考え、しっかりと管理をし、有害な物質の排出を減らすため、よりいっそう努力するようになるだろう。

 したがって、この制度がうまく機能し、環境保全という目標が達成されるための、もっとも重要な条件は、国民がこの制度を利用し、情報を「知ること」であろう。

 環境問題については、さまざま利害がからみ、また、環境ホルモン(内分泌かく乱物質)などのように、科学的には「なんらかの悪影響がある恐れ」までしか言えないことがらも多いため、行政が直接規制できない面もある。そのため、国民の協力や事業者の努力が最も必要な分野だといってよいだろう。

 PRTR制度の採用によって、「知る権利」が確保されるというより、ある意味では、環境問題については「知る義務」あるいは「参加する義務」があることが確認されるともいえる。

(山梨総合研究所研究員・坂村裕輔)


プーチン氏「攻撃対象拡大も」 米欧に警告 東部激戦続く

2022年06月06日 07時16分50秒 | 新聞を読もう

6/5(日) 19:17配信  産経新聞


ウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は5日、同日朝に市内2カ所に露軍のミサイル攻撃があり、1人が負傷したと明らかにした。ウクライナ大統領府などよると、鉄道インフラが標的とされた。

【表でみる】ロシア・ウクライナが失った兵器の数

キーウへのミサイル攻撃は国連のグテレス事務総長が同市を訪問した4月28日にあったが、最近は報告されていなかった。ミサイル攻撃には、米欧からの供与兵器の輸送ルートを破壊する狙いや、ウクライナのゼレンスキー政権を威圧する思惑があるとみられる。

ゼレンスキー大統領は4日、東部ドネツク州のスビャトヒルスク修道院をロシア軍が攻撃したと交流サイト(SNS)で明かし、非難した。歴史的建造物である同修道院には子供ら300人が非難していた。

東部ルガンスク州の中心都市セベロドネツクでは5日も市街戦が続いた。露軍は一時、市の大部分を制圧したが、ウクライナ軍が反攻し、一部を奪還したと発表。英国防省は「ウクライナ軍の反抗が露軍の勢いをそいでいる」と分析した。

プーチン露大統領は国営テレビが5日に放送したインタビューで、米欧側が供与を決定した長距離攻撃兵器がウクライナに配備された場合、「これまで攻撃対象としてこなかった対象も攻撃する」と警告した。タス通信が伝えた。プーチン氏は「新たな攻撃対象」について具体的な言及を避けた。米国は最近、高機動ロケット砲システム「ハイマース」の供与を発表。英国も多連装ロケット砲システム「M270」の供与を決めていた。

 

【関連記事】