自分とか、ないから。教養としての東洋哲学

2025年01月14日 09時10分39秒 | その気になる言葉

しんめいP (著),  鎌田東二 (監修)

「自分探し」を続け中、東洋哲学に出会い、出した結論が本のタイトルになった。

「何のために生きているのか」という虚無感の中、本棚にあった東洋哲学に手を伸ばした。

東洋哲学の本を50冊くらい読んで「そもそも「自分」なんてない―と気持ちが楽になりました。

続々重版!17万7千部突破!

ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。
生きづらさがマシになる(かもしれない)
それが、東洋哲学。

「人生でやりたいことってなんだろう?」
「本当の自分ってなんだろう?」

そんな全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生。
すべての答えは、「東洋哲学」にあった!

東洋の哲学者たちは、
とにかくみんなキャラが濃くてバグってる。

でも、そんな彼らの教えは、
「どう生きればいいか?」という人類普遍の悩みを打破する「考え方」を
ぶっ飛んだ方法で、でも論理的に、導いてくれる

無我、空、タオ、禅、他力、密教…

知れば知るほど、
この世界や自分の見え方が変わってしまうのが
東洋哲学の面白さ。

本書では、インド・中国・日本から、
ブッダ/龍樹/老子/荘子/達磨大師/親鸞/空海
7人の哲学者たちの教えをご紹介。

あなたの悩みに合ったお気に入りの哲学者が、きっと見つかるはず。


1章 「無我」 自分なんてない(ブッダ)
超ハイスペックなひきこもり・ブッダ
自分とか、ない。
逆に、どこに「自分」がある?
苦しみをなくす衝撃の方法

2章 「空」 この世はフィクション(龍樹)
論破しすぎ。インドのひろゆき・龍樹
世界が激変するヤバい哲学
みんな「言葉の魔法」にかかっている
家族も会社も「フィクション」
すべての悩みは成立しない

3章 「道」 ありのままが最強(老子と荘子)
現実も夢もあいまい
「道」がわかれば天下がとれる
「道」から学ぶ婚活術
「道」から学ぶ転職術

4章 「禅」 言葉はいらねえ (達磨大師)
激しくて物騒!?やばすぎる禅
ピンチなときこそ「言葉をすてる」

5章 「他力」 ダメなやつほど救われる(親鸞)
あきらめると「空」がやってくる
親鸞、ダメ人間をきわめる

6章 「密教」 欲があってもよし(空海)
空海は陽キャ
「密教」は超ポジティブ
さとったらみんないっしょ
====================

noteで話題になった
『東洋哲学本50冊よんだら「本当の自分」とかどうでもよくなった話』待望の書籍化!

しんめいPさんの軽快でポップな文章で、読んでいるだけで、くすりと笑えて、なんだか元気がわいてくる。

<fieldset class="px-5 class=">おすすめポイント</fieldset>

本書は、東大卒で現在無職の著者による哲学エッセイである。著者のしんめいP氏は、東大卒業後に一流企業に入るがうまくいかず、地方移住やお笑い芸人などに挑戦したものの挫折し、離婚して家族も失ったのち布団へと引きこもるという状態に至った。そこで東洋哲学と出会い、虚無感を克服できたという。

登場人物はブッダ、老子、空海などの有名人ばかり。仏教の教えや中国思想は難しいとされる部分も多いが、現代語というよりほとんど口語の超訳によって、その思想がなぜ現代人にも受け入れられているのか、手にとるようにわかる。

その軽快な語り口で、「さとり」とはいったい何なのかという重要なテーマにも踏み込んでいく。偉人たちがどのように「さとり」に至ったのかについての逸話は、ほとんどがぶっとんだ内容である。いかに高名な人物でも、読後にはツッコミどころ満載の親しみやすい人物のように思われてくるから不思議だ。

「本当の自分とは何か」という問いはだれしも一度は考えたことがあるものだが、東洋哲学はこの問いに明確な「答え」を出している。そしてそれは、自分と他人の関係性や、社会とのかかわりのなかに生きづらさを抱えている人をラクにしてくれる。アドラー心理学みたいなものが好きというような方にも、普段は自己啓発書を読まないという方にもおすすめの一冊である。

菅谷真帆子

本書の要点

要点

1

仏教の祖であるブッダが悟った内容は「無我」、つまり「自分とか、ない」という意味である。すべてが変わっていくこの世界で、変わらない「自分」をつくろうとする行いは苦しい。「自分がいる」という慢心をおさえると、最上の安楽が訪れる。

  • 要点
    2
    仏教における「空」の教えは、「この世界はすべてフィクションなのだ」と解釈できる。世界のあらゆるものがなにものでもなくなり、すべてのものはつながっていく。
  • 要点
    3
    「空」の境地にたどり着くための1つの答えが、「言葉をすてろ」という教義に基づく禅である。
 
<fieldset class="px-5 class=">おすすめポイント</fieldset>

本書は、東大卒で現在無職の著者による哲学エッセイである。著者のしんめいP氏は、東大卒業後に一流企業に入るがうまくいかず、地方移住やお笑い芸人などに挑戦したものの挫折し、離婚して家族も失ったのち布団へと引きこもるという状態に至った。そこで東洋哲学と出会い、虚無感を克服できたという。

登場人物はブッダ、老子、空海などの有名人ばかり。仏教の教えや中国思想は難しいとされる部分も多いが、現代語というよりほとんど口語の超訳によって、その思想がなぜ現代人にも受け入れられているのか、手にとるようにわかる。

その軽快な語り口で、「さとり」とはいったい何なのかという重要なテーマにも踏み込んでいく。偉人たちがどのように「さとり」に至ったのかについての逸話は、ほとんどがぶっとんだ内容である。いかに高名な人物でも、読後にはツッコミどころ満載の親しみやすい人物のように思われてくるから不思議だ。

「本当の自分とは何か」という問いはだれしも一度は考えたことがあるものだが、東洋哲学はこの問いに明確な「答え」を出している。そしてそれは、自分と他人の関係性や、社会とのかかわりのなかに生きづらさを抱えている人をラクにしてくれる。アドラー心理学みたいなものが好きというような方にも、普段は自己啓発書を読まないという方にもおすすめの一冊である。

  • 要点
    1
    仏教の祖であるブッダが悟った内容は「無我」、つまり「自分とか、ない」という意味である。すべてが変わっていくこの世界で、変わらない「自分」をつくろうとする行いは苦しい。「自分がいる」という慢心をおさえると、最上の安楽が訪れる。
  • 要点
    2
    仏教における「空」の教えは、「この世界はすべてフィクションなのだ」と解釈できる。世界のあらゆるものがなにものでもなくなり、すべてのものはつながっていく。
  • 要点
    3
    「空」の境地にたどり着くための1つの答えが、「言葉をすてろ」という教義に基づく禅である。

出版社より

著者のしんめいPさんは、東大卒の無職。
〜以下、本文より抜粋〜
「どう生きればいいか」がテーマなこと。そして「答え」があること。
東洋哲学は、とにかく楽になるための哲学なのだ。
 
お客様のご意見

お客様はこの本について、以下のような評価をしています: class="a-spacing-small">親しみやすい言葉で表現され、モヤモヤした状態から脱出できる内容だと感じています。

また、面白さについても高評価で、面白いストーリーが面白くてあっという間に読み終わりました。

著者の視点や経験を通して多くの思想を理解させてくれる貴重な本だと評価されています。

文章の質も高く評価されており、軽快な言葉選びにセンスが光っているとの声があります。

入門書として最適な本だと考えられており、吟味して読む価値があるようです。 class="a-spacing-small"> 

  • 東洋哲学のキーコンセプトがわかりやすい、から、、ではなく、面白いので、読んでみて。一気に読み終えて、軽くなる。著者のさらけ出し、自身へのいじりが、もはや陰キャではなく、愛らしい。
     
  • 面白く、分かりやすく、深い。著者がつかみ取った「体感」が親しみやすい。
     
     
  • 口語体の文章で、写真も多いです。仏教や老荘思想、儒教、道教などの東洋思想(哲学)の初心者でも、抵抗なく読めました。それでもやっぱり、東洋哲学の奥は深いので、何度も読み返す場合でも、それが苦にならないです。入門書として、かなりいいと思います。ただ、より学術的な本を求めている方には、物足りないかもしれません。
  • 終始筆者の話し言葉で書かれており読みやすく、東洋哲学の入門書としては大変面白いものだった。そして読後はスッと胸のつっかえというか、引っ掛かっていたものがとれ心が楽になった気がする。自分とか、ないから。ただ、流れるままに変わっていく変化していくものを理解できたら、もっと楽に生きられるのかなと感じた。
     
  • 終始話し言葉で書かれているため大変読みやすく、独自の自虐的体験を交えた解説がウィットに富んでおり、飽きずに読み進められた。
     
  • 期待しすぎたので、星3つ。でも語り口調が楽しいし、初めて東洋哲学の扉を開けるにはとても良いかと思いました。
     
  • 面白かった。何回も読みましたよ。ぽんぽん読めて、気持ちが軽くなる。
     
  • ブッダや親鸞や禅って、微妙に教えが違うって事、初めて知りました。
     

 


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