「シャーロック」ブームはまだまだ続いてます。
NHKオンデマンドの見放題は8/20まで。
Gyao!のは期限が切れました。
この間、1日に2作品は平均で見てます。
今日はグラナダ版を見たり、原作を読み返したり。
どちらも久しぶり。
特に、グラナダ版は、諸事情(当時テレビ無かったとか、ビデオ無かったとか、いろいろ)あり全作は見てないし、運よく見ることができた作品も繰り返し見てるわけではないので新鮮です。
グラナダ版はこれから、ゆっくり前作見るという楽しみが残ってる。
そう思うとなんとも愉快な気持ちになります。
で、選ぶ作品が 「空家の冒険」になってしまったのは、完全にBBCドラマ「シャーロック」の影響でしょうね。
早く帰ってきて欲しいもんね。
で、今日、ワタシ的に大いなる発見があったんです。
あ~気がつかなかった!
いまシャーロックホームズの和訳(しかも全作!)をネットで公開している大変すばらしい方がおられます。
サイトの名前は、「コンプリート・シャーロック・ホームズ」。
シドニーパジェットの挿絵入りで、無料でホーム全作品が読めるんです。
「空家の冒険」のグラナダTV版を見て、なんか原作と違う・・・
と思った箇所があったので、このサイトに原作を読みに行きました。
(本棚まで移動するのがめんどくさかったのです、狭い家なのに)
TVドラマと原作が大きく違うのは、ワトスンが検死をしたり、検死審問で証言したりすることです。原作では、ワトスンも事件に興味は持つものの、情報はあくまでも新聞などから得ており、検死審問などには出ていません(もちろん、レストレードに検死に呼ばれたりもしない)。本収集家の老人とぶつかるのは殺人現場に「野次馬」として行った際で、裁判所前ではありません。
ま、ドラマならではの脚色で、それもありかなとは思います。
それはいいとして、驚いたのは、この部分です。
スミマセン、ちょっと引用します。
ホームズとの再会のあとの部分です。
「何らかの方法で、彼は私の悲しい別離について知っていた。」
?!
これは、どういうことでしょう?
このあとのホームズの台詞「悲しみには仕事が最良の解毒剤」というのはよく覚えていたのですが、この文章だと、ワトスン君の身になにか不幸があったことになりますよね。
シャーロキアンの研究によれば、ワトスンは最低2回、もしかすると3回結婚していて、ホームズの失踪期間に妻と死別している。と言うことになってるそうです。
でも原作の中にそんな記述があるとは思ってませんでした。
「私の悲しい別離」というのは、身寄りが無いワトスン君ですから、奥さんだと見るのが自然ですね。
でもなぜ今の今まで気がつかなかったんでしょう?
「空き家の冒険」ホームズ物語の中でも特に好きで、数え切れないくらい読み返していたのに・・・・。
私が読んでいたのは、延原謙訳の新潮文庫版です。
この訳文にはどう書かれているのでしょう?
「私の孤独の悲哀については、いくぶん聞き知っていたらしい。」
となっていました。
それでか!
私はこの部分を、ずーっと30年以上、「ホームズ不在による孤独」だと思っていました。
他の訳文も読んでおけばよかった。
それより、英語の原文はどうなってるんでしょう?
読んでもわからないかもですが・・・。
一応、調べてみます。
In some manner he had learned of my own sad bereavement
in some manner
【副詞】
1.若干の明らかでない方法または状態で
bereavement
【名詞】(近親に)先立たれること,死別.
これはやはりワトスン夫人との死別と理解するのが順当ですね。
ホームズ失踪の3年間のワトスン君かわいそ過ぎます。
NHKオンデマンドの見放題は8/20まで。
Gyao!のは期限が切れました。
この間、1日に2作品は平均で見てます。
今日はグラナダ版を見たり、原作を読み返したり。
どちらも久しぶり。
特に、グラナダ版は、諸事情(当時テレビ無かったとか、ビデオ無かったとか、いろいろ)あり全作は見てないし、運よく見ることができた作品も繰り返し見てるわけではないので新鮮です。
グラナダ版はこれから、ゆっくり前作見るという楽しみが残ってる。
そう思うとなんとも愉快な気持ちになります。
で、選ぶ作品が 「空家の冒険」になってしまったのは、完全にBBCドラマ「シャーロック」の影響でしょうね。
早く帰ってきて欲しいもんね。
で、今日、ワタシ的に大いなる発見があったんです。
あ~気がつかなかった!
いまシャーロックホームズの和訳(しかも全作!)をネットで公開している大変すばらしい方がおられます。
サイトの名前は、「コンプリート・シャーロック・ホームズ」。
シドニーパジェットの挿絵入りで、無料でホーム全作品が読めるんです。
「空家の冒険」のグラナダTV版を見て、なんか原作と違う・・・
と思った箇所があったので、このサイトに原作を読みに行きました。
(本棚まで移動するのがめんどくさかったのです、狭い家なのに)
TVドラマと原作が大きく違うのは、ワトスンが検死をしたり、検死審問で証言したりすることです。原作では、ワトスンも事件に興味は持つものの、情報はあくまでも新聞などから得ており、検死審問などには出ていません(もちろん、レストレードに検死に呼ばれたりもしない)。本収集家の老人とぶつかるのは殺人現場に「野次馬」として行った際で、裁判所前ではありません。
ま、ドラマならではの脚色で、それもありかなとは思います。
それはいいとして、驚いたのは、この部分です。
スミマセン、ちょっと引用します。
ホームズとの再会のあとの部分です。
「何らかの方法で、彼は私の悲しい別離について知っていた。」
?!
これは、どういうことでしょう?
このあとのホームズの台詞「悲しみには仕事が最良の解毒剤」というのはよく覚えていたのですが、この文章だと、ワトスン君の身になにか不幸があったことになりますよね。
シャーロキアンの研究によれば、ワトスンは最低2回、もしかすると3回結婚していて、ホームズの失踪期間に妻と死別している。と言うことになってるそうです。
でも原作の中にそんな記述があるとは思ってませんでした。
「私の悲しい別離」というのは、身寄りが無いワトスン君ですから、奥さんだと見るのが自然ですね。
でもなぜ今の今まで気がつかなかったんでしょう?
「空き家の冒険」ホームズ物語の中でも特に好きで、数え切れないくらい読み返していたのに・・・・。
私が読んでいたのは、延原謙訳の新潮文庫版です。
この訳文にはどう書かれているのでしょう?
「私の孤独の悲哀については、いくぶん聞き知っていたらしい。」
となっていました。
それでか!
私はこの部分を、ずーっと30年以上、「ホームズ不在による孤独」だと思っていました。
他の訳文も読んでおけばよかった。
それより、英語の原文はどうなってるんでしょう?
読んでもわからないかもですが・・・。
一応、調べてみます。
In some manner he had learned of my own sad bereavement
in some manner
【副詞】
1.若干の明らかでない方法または状態で
bereavement
【名詞】(近親に)先立たれること,死別.
これはやはりワトスン夫人との死別と理解するのが順当ですね。
ホームズ失踪の3年間のワトスン君かわいそ過ぎます。