2時間スペシャルです。
すごいですね~。
何がすごいって、「犯人は二人」のあのあっさりした原作を2時間ドラマにしてしまったことですよ。
確かに、私も大好きな話です。
だって、ホームズが変装して、敵の使用人の女性とデートを重ねて婚約しちゃうんですよ!(敵の家の情報が欲しいから)
さらに、ホームズ&ワトスンが最新式の泥棒道具を使って、夜盗に出かけるんですよ!
いろいろレアな出来事が盛りだくさんで、想像力を書きたてられるエピソードなんですよね。
これが2時間スペシャルに選ばれたのはわかる気がします。
2時間という映画みたいな長さになったことで、強請られる側のドラマを丁寧に描いています。かなり楽しめました。貴族のお嬢さんの結婚前の友達づきあいとか、婚約してる軍人さんが、実は同性の恋人もいるとか、同性愛者のためのお店も登場!!
原作に無い設定もありました。へ~。
ミルヴァートンの造形は原作挿絵にそっくりでしたね。
舞踏会のシーンなどもあり、また221Bの部屋も同じセットなのになんだか違うように見えて(陰影が際立ってたからかな?)さすがに2時間スペシャルだな~と言う見ごたえありました。
アガサ(ドラマではアギーになってました)とエスコット(変装したホームズ)の恋愛模様くだりは、かなり遊んでましたね。
原作の印象だと、ホームズの方から純真なアガサを口説いていたんだろうと(勝手に)思ってましたけど、グラナダ版ではアギーがむしろ積極的で、ホームズたじたじって感じでした。
この描き方はちょっと気に入らなかったな。
キスシーンもあるんですけど、そういう力関係なもんだから、ホームズがうぶに描かれてて、なんか見てるほうが居心地悪くなってしまった。
やっぱりアガサに対しては、徹底的に別人格なホームズを演じて欲しかったな~。
そっちのほうが楽しい。
ホームズの変装ポテンシャルをもってすれば、女扱いに慣れた遊び人キャラでも何てこと無かったと思うんですよね。
どうせならそういうの描いて欲しかったけど、それじゃぁスーパーマン過ぎるかしら?
でもこのグラナダ版の解釈にはそれなりのよさがあって、アギーを積極的なたくましい女性として描き(酒場にも一人で出かけちゃうし、どうもホームズ扮するエスコットに熱を上げる前には、同じ館の使用人ともなんかあったっぽい。)
ホームズがアギーに正体をばらす(ばらしてますよね、あれ)シーンを挿むことで、またひとつのドラマを感じさせました。
原作では、「かわいそうだけど仕方が無かったんだ」とワトスンに言い訳するホームズの言葉だけで済まされてて、アガサがどうなったかフォローされて無かったんですが、グラナダ版では、すべてを悟ったアギーのその後の生き方も想像できる奥深さがあります。
原作には最後にレストレードからミルバートン殺しの捜査に応援を頼まれて断るシーンがあるのですが、それは無かったですね。
あそこちょっとコミカルで好きだったのに。
重みを持たせる終わり方でした。
英語音声だけで見てるので、カン違いや理解不足もあると思うのですが、いずれまた日本語版を手に入れて検証したいと思いまする。
とりあえず、第一印象を書き記します。
すごいですね~。
何がすごいって、「犯人は二人」のあのあっさりした原作を2時間ドラマにしてしまったことですよ。
確かに、私も大好きな話です。
だって、ホームズが変装して、敵の使用人の女性とデートを重ねて婚約しちゃうんですよ!(敵の家の情報が欲しいから)
さらに、ホームズ&ワトスンが最新式の泥棒道具を使って、夜盗に出かけるんですよ!
いろいろレアな出来事が盛りだくさんで、想像力を書きたてられるエピソードなんですよね。
これが2時間スペシャルに選ばれたのはわかる気がします。
2時間という映画みたいな長さになったことで、強請られる側のドラマを丁寧に描いています。かなり楽しめました。貴族のお嬢さんの結婚前の友達づきあいとか、婚約してる軍人さんが、実は同性の恋人もいるとか、同性愛者のためのお店も登場!!
原作に無い設定もありました。へ~。
ミルヴァートンの造形は原作挿絵にそっくりでしたね。
舞踏会のシーンなどもあり、また221Bの部屋も同じセットなのになんだか違うように見えて(陰影が際立ってたからかな?)さすがに2時間スペシャルだな~と言う見ごたえありました。
アガサ(ドラマではアギーになってました)とエスコット(変装したホームズ)の恋愛模様くだりは、かなり遊んでましたね。
原作の印象だと、ホームズの方から純真なアガサを口説いていたんだろうと(勝手に)思ってましたけど、グラナダ版ではアギーがむしろ積極的で、ホームズたじたじって感じでした。
この描き方はちょっと気に入らなかったな。
キスシーンもあるんですけど、そういう力関係なもんだから、ホームズがうぶに描かれてて、なんか見てるほうが居心地悪くなってしまった。
やっぱりアガサに対しては、徹底的に別人格なホームズを演じて欲しかったな~。
そっちのほうが楽しい。
ホームズの変装ポテンシャルをもってすれば、女扱いに慣れた遊び人キャラでも何てこと無かったと思うんですよね。
どうせならそういうの描いて欲しかったけど、それじゃぁスーパーマン過ぎるかしら?
でもこのグラナダ版の解釈にはそれなりのよさがあって、アギーを積極的なたくましい女性として描き(酒場にも一人で出かけちゃうし、どうもホームズ扮するエスコットに熱を上げる前には、同じ館の使用人ともなんかあったっぽい。)
ホームズがアギーに正体をばらす(ばらしてますよね、あれ)シーンを挿むことで、またひとつのドラマを感じさせました。
原作では、「かわいそうだけど仕方が無かったんだ」とワトスンに言い訳するホームズの言葉だけで済まされてて、アガサがどうなったかフォローされて無かったんですが、グラナダ版では、すべてを悟ったアギーのその後の生き方も想像できる奥深さがあります。
原作には最後にレストレードからミルバートン殺しの捜査に応援を頼まれて断るシーンがあるのですが、それは無かったですね。
あそこちょっとコミカルで好きだったのに。
重みを持たせる終わり方でした。
英語音声だけで見てるので、カン違いや理解不足もあると思うのですが、いずれまた日本語版を手に入れて検証したいと思いまする。
とりあえず、第一印象を書き記します。