「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

鳶が鷹 Long Good-bye 2022・06・08

2022-06-08 05:42:00 | Weblog
 


   今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」
   掲載の記事「 とんび ( 小説 ) 」から 。
   小説 とんび を テレビドラマに脚色した 、2012年のNHK版 と 2013年の
   TBS版 、ともに出色の出来 。一気見しました 。
   映画版 の方は 、そのうち 視聴 、自宅で 、静かに ( ^ω^)・・・ 。

  引用はじめ 。

  「 『とんび』は 、重松清 による 日本の小説
   2003年10月 から 2004年7月 にかけて『 中日新聞 』と『 東京新聞 』『 北陸中日
   新聞 』( いずれも 中日新聞社発行 )および『 北海道新聞 』『 西日本新聞 』
   『 神戸新聞 』などにて 連載されていた 。
   挿絵は 絵本作家 の 塚本やすし 。

    広島県 を舞台に 、妻を失った父親が 息子の反抗期 や 学校でのトラブル 、受験 、
   自立 、意外な女性との結婚 など 様々な困難 に直面し 、不器用に 戸惑い 、悩み
   ながらも 息子の幸せを第一に考え 、周囲の支えを受けながら 男手一つで 息子を
   育てた父 の 半生 と 親子の絆 を描いた 作品 。

    同名でテレビドラマ化され 、NHK総合テレビで 2012年1月7日( 前編 )と1月14日
   ( 後編 )に放送され 、TBS でも 連続ドラマとして 2013年1月13日から 3月17日
   まで 放送された 。いずれのドラマ化作品も テレビドラマ関連の賞 を 受賞している 。
    2022年4月8日より 、映画版が公開


   あらすじ
    舞台は 瀬戸内海に面した広島県備後市( 市名は架空の名称 )。
    高度経済成長時代 の 1962年( 昭和37年 )、運送会社に勤務する 28歳 の ヤス は
   愛妻・美佐子 との間に 息子・アキラ が誕生し 、生涯最高の喜びに浸っていた 。
    美佐子とともに アキラ の成長を見守り 、幸せな日々を過ごしていたが 、ある日 、
   ヤス が連れて行った仕事場で アキラ を庇った 美佐子 が事故死してしまう 。
    ヤス は その日から 幼くして父親に捨てられた悲しみ と 美佐子を亡くした後悔 を
   乗り越えながら 、アキラ を 不器用ながら 真っ直ぐに育てていく 。

   登場人物
   市川安男
     本作品の主人公 。1934年( 昭和9年 )、広島県備後市生まれ 。旧姓:島野。
    通称・ヤス 。島野家の一人息子として生まれた 。実母は出産直後 、体調不良
    で亡くなり 、実父は別の女性と再婚し 安男を捨てたきり 音信が途絶えてしま
    う 。その後 、実母の兄である市川夫妻に引き取られ 、「 島野 」から「 市川 」
    に改名 。伯父夫妻から実の息子として育てられる 。某工業高校卒業後 、運送
    会社に就職 。1959年( 昭和34年 )、美佐子と結婚し 、3年後の1962年( 昭
    和37年 ) に 長男・旭( 通称・アキラ )を儲け 1児の父親となる 。いい加減
    で不器用 、照れ屋な 所があり 、酒 と 煙草 が好き 。妻・美佐子 が 事故で亡く
    なってから 、シングルファーザー として 不器用ながらも アキラ を 優しく真っ
    直ぐに 育てることになる 。
   市川美佐子
     安男の妻 。1936年( 昭和11年 )生まれ 。1945年( 昭和20年 )、疎開中だっ
    た9歳の時 、同年8月6日に広島市に原爆が投下され 、家族を失い 戦災孤児 と
    なる 。その後 、岡山 、四国 の 親戚の家 へ 次々と 移り住む 。1959年( 昭和
    34年 )、安男と結婚し 、3年後にアキラを儲ける 。1966年( 昭和41年 )夏
    頃 、2ヵ月後に4歳になるアキラの目の前で 庇うようにして 木箱の下敷きに
    なり 死亡する 。
   市川
     安男・美佐子夫妻 の 長男 。1962年( 昭和37年 )10月生まれ 。予定よりも
    早く生まれたため 、2700g 足らず であった 。通称・アキラ 。名前の由来は
    小林旭 の 旭 から 。もし女であれば 吉永小百合 の 小百合 の予定であった 。
    母が死んだ本当の理由は知らぬまま育つ が 、不器用な父親と周りの人々の
    愛情を受け 、『 とんびが鷹を生んだ 』と称されるほど 優秀で まっすぐな
    青年に成長していく 。学力に長けており 、高校卒業後は 地元を離れ 早稲田
    大学法学部 に進学する 。」

   ( ここまでは 原作小説 の 解説記事 、ここからは テレビドラマ と 映画 の 解説記事 。 )

 1.「 テレビドラマ 」の解説記事:
   
 ( 1 )「 NHK版( 2012年 )
    2012年1月7日・14日 の 土曜 21:00 - 22:13 に 、NHK総合テレビの『 土曜ドラマ
   スペシャル 』枠 で放送された 。主演は 堤真一 。
    キャッチコピー は「 僕に 恨みを抱かせなかった 父を 誇りに思う 。』。
    英題 は『 Yasu – A Single Father’s Story 』。

    2012年10月7日・8日 に NHK総合 にて 再放送 された 。」


  「 キャスト( NHK版 )
   市川安男( 通称 / ヤス ) - 堤真一( 幼少期:矢部光祐 )
   市川アキラ( 旭・ヤスの一人息子 ) - 池松壮亮( 3歳:田中奏生 / 12歳:今井悠貴 )
   たえ子( 小料理屋の女将 ) - 小泉今日子
   照雲( 海雲の息子 ) - 古田新太
   市川美佐子( ヤスの妻 ) - 西田尚美
   葛原( ヤスの仕事仲間 ) - 塚地武雅( ドランクドラゴン )
   萩本( 瀬戸内通運課長 ) - 徳井優
   ヤスの父親 - 平田満
   海雲( 住職 ) - 神山繁  」

  「 スタッフ( NHK版 )
   原作 - 重松清『 とんび 』( 角川文庫刊 )
   制作統括 - 鈴木圭
   脚本 - 羽原大介
   音楽 - 大友良英
   演出 - 梶原登城
   エンディングテーマ - 踊ろうマチルダ『 箒川を渡って 』 」

 ( 2 )「 TBS版( 2013年
    2013年1月13日から 3月17日まで 毎週日曜 21:00 - 21:54 に 、TBS系の「 日曜
   劇場 」枠 で 放送された 。主演は 内野聖陽 。

    原作の時代設定より10年ずらした リメイク版 であり 、1972年から 2000年 が
   舞台となる 。 また 、舞台が 広島 では無い点も原作とは異なる 。それ以外にも
   終盤の2話を除いて 全部 旭 の 回想形式 で 描かれている 点 も 原作と異なる 。

    主演の内野は 『 JIN - 仁 - 完結編 』( 2011年4月期 )以来となる 日曜劇場
   出演で 、TBS系列の 連続ドラマでは 本作が初主演 となる 。常盤貴子 は『 ロ
   ング・ラブレター 〜 漂流教室 〜 』( 2002年1月期 、フジテレビ )以来11年
   ぶりの 民放連続ドラマレギュラー出演 で 、日曜劇場への出演 は『 Beautiful Life
   〜 ふたりでいた日々 〜 』( 2000年1月期 )以来13年ぶりとなる 。
    キャッチコピーは『 どうしようもなく 不器用な父が 、ただ一つ 、僕を精一杯
   愛してくれた30年の物語――。』 」

  「キャスト( TBS版 )
   市川安男
    演 - 内野聖陽( 幼少期:寺田心 / 少年期:高澤父母道 )
    旭の父親 。3月10日生まれ 。天ヶ﨑通運 運転手 。海雲 に似ている と 周りから
   言われており 、本人は 不満に思っている 。美佐子 が 死んでから シングルファ
   ザー として 四苦八苦しながら 旭を育て行き 時に 優しく 、時に 厳しく 見守っ
   ていく 。意外ながらも 涙脆い 。
   市川旭〈 26 〉
    演 - 佐藤健( 1歳:榎本城之助 / 3歳:五十嵐陽向 / 6歳:荒川槙 / 11歳:福崎那由他 )
    安男・美佐子夫婦のひとり息子 。1972年9月生まれ 。早稲田大学法学部 卒業 。徳田出版
   『 City Beat 』 → 『 小学ジャンボ2年生 』 → 『 文芸誌 』編集者 。幼いときに母親を
   亡くし 、父親や周りの大人に助けてもらいながら成長することが出来た 。
    大人になった旭は 子供時代に受けた愛情を 何かの形で返して行ければ と思うようになる 。
    一人親に育てられている健介の 朝顔の双葉 のような存在 に なりたいと考え 、由美を助
   ける 。
    安男とは仲は良く 、彼を手本に生きている 。最終話で 次男・康介が生まれて 構っても
   らえない不満がきっかけで家出した息子・健介に 平手打ちを見舞って叱責し 、二度と
   家出をしないよう約束させた 。
   市川美佐子
    演 - 常盤貴子
    安男の妻 。旭の母親 。旧姓:土屋 。早産で予定より1ヶ月早く旭を出産する 。」

  「 スタッフ( TBS版 )
   原作 - 重松清『 とんび 』( 角川文庫刊 )
   脚本 - 森下佳子
   音楽 - 羽毛田丈史
   演出 - 平川雄一朗 、山室大輔 、中前勇児
   主題歌 - 福山雅治『 誕生日には真白な百合を 』( Universal J ) 」

 2.「 映 画 」の解説記事 。
  「 2022年4月8日に 公開 。監督は 瀬々敬久 。

   キャスト( 映画 ) 
   市川安男:阿部寛  市川旭:北村匠海  由美:杏
   照雲:安田顕  幸恵:大島優子  広沢:濱田岳
   尾藤社長: 宇梶剛士  萩本課長:尾美としのり  葛原:吉岡睦雄
   トクさん: 宇野祥平  泰子:木竜麻生  健介:井之脇海  美月:田辺桃子
   島野昭之:田中哲司  編集長:豊原功補  出版社守衛:嶋田久作  村田:村上淳
   海雲:麿赤兒  市川美佐子:麻生久美子  たえ子:薬師丸ひろ子

   スタッフ( 映画 ) 
   原作:重松清『とんび』(角川文庫刊)
   監督:瀬々敬久
   脚本:港岳彦
   音楽:村松崇継
   主題歌:ゆず『 風信子 』 」

  引用おわり






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