理事長 丸井一郎です。
地産地消が叫ばれています。この言葉は「スローフード」の用語を使いたくても使えない可哀想な日本の役人がひねり出したそうですが、趣旨は立派です。私も道の駅や直販所で何か伝統的な食材はないかと探すのですが。一瞬息をのむような成分表示に行き当たります。色粉を使ったタクワン漬けにはサッカリンが入っています。かわいい子芋をむいてすぐに調理できますという袋にはミョウバンが入っています。市販のベーキングパウダーに含まれるアルミニウムのことについては最近多く論じられています。アルツハイマー症との関連も完全に否定されてはいません。
以下を参考にして下さい。研究報告には「女性」とありますが、もっと心配なのは子どもたちです。大好きなクッキー、ホットケーキやパウンドケーキなどに入っています。
さらに直販所の産品で気がかりなのは、砂糖の使いすぎです。とくに寿司類が甘すぎる。「伝統」ではないでしょうに。
ほかの品物とも合わせて、根本的な再開発が必要でしょう。
サッカリン
以下を参考にして下さい。研究報告には「女性」とありますが、もっと心配なのは子どもたちです。大好きなクッキー、ホットケーキやパウンドケーキなどに入っています。
さらに直販所の産品で気がかりなのは、砂糖の使いすぎです。とくに寿司類が甘すぎる。「伝統」ではないでしょうに。
ほかの品物とも合わせて、根本的な再開発が必要でしょう。
サッカリン
合成甘味料の一種で,安息香酸スルファミドとも呼ばれる。ショ糖の約500倍の甘みをもつ。トルエンを原料として化学的に合成される。合成甘味料として最初に商品化されたもので,砂糖saccharoseに似せてサッカリンと名付けられた。短期あるいは中期毒性はないが,動物実験で腎臓に癌を発生する疑いがもたれ,いずれは使用禁止になるものと思われる。しかし,これに代わる良いものがないので,糖の摂取を制限される糖尿病食や,糖を多量に用いると良い製品ができない漬物をはじめ,数種の食品に使用量を制限して使用が認められている。(『世界大百科事典』)
<科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書>研究課題名(和文):アルミニウム含有食品添加物の摂取による卵白アルブミン特異的なアレルギー反応の誘導 研究代表者 若林 あや子(日本医科大学・医学部・助教)
研究成果の概要:アルミニウムを含む食品添加物であるみょうばんの摂取が、アレルギーの発症や進行に関与するかを明らかにすることを目的に、動物実験と調査研究を行った。マウスを用いた実験では、みょうばんの経口投与は、消化管付属リンパ節の樹状細胞を活性化させた。さらに、卵白アルブミン(OVA)と共にみょうばんを摂取させたマウスでは、OVA に対する抗体産生や T 細胞免疫反応が過剰に誘導され、みょうばんがアレルギー誘導に関与することが明らかになった。一方、調査研究によって、アレルギー疾患を有する女性は、パンやラーメンといったみょうばんを含むことが多い食品の摂取頻度が高いことが示唆された。本研究によって、みょうばんのようなアルミニウムを含む食品添加物は、免疫反応を増加させ、アレルギーの発症や促進に関与する可能性が示された。
《編集委員 注》上記の報告書は、科学研究費助成事業データベースKAKEN(http://kaken.nii.ac.jp」/)で公開されています。研究者名などで検索するか、http://kaken.nii.ac.jp/d/p/21500796/2011/8/ja.ja.htmlをご覧下さい。
<科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書>研究課題名(和文):アルミニウム含有食品添加物の摂取による卵白アルブミン特異的なアレルギー反応の誘導 研究代表者 若林 あや子(日本医科大学・医学部・助教)
研究成果の概要:アルミニウムを含む食品添加物であるみょうばんの摂取が、アレルギーの発症や進行に関与するかを明らかにすることを目的に、動物実験と調査研究を行った。マウスを用いた実験では、みょうばんの経口投与は、消化管付属リンパ節の樹状細胞を活性化させた。さらに、卵白アルブミン(OVA)と共にみょうばんを摂取させたマウスでは、OVA に対する抗体産生や T 細胞免疫反応が過剰に誘導され、みょうばんがアレルギー誘導に関与することが明らかになった。一方、調査研究によって、アレルギー疾患を有する女性は、パンやラーメンといったみょうばんを含むことが多い食品の摂取頻度が高いことが示唆された。本研究によって、みょうばんのようなアルミニウムを含む食品添加物は、免疫反応を増加させ、アレルギーの発症や促進に関与する可能性が示された。
《編集委員 注》上記の報告書は、科学研究費助成事業データベースKAKEN(http://kaken.nii.ac.jp」/)で公開されています。研究者名などで検索するか、http://kaken.nii.ac.jp/d/p/21500796/2011/8/ja.ja.htmlをご覧下さい。