高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

天竺舎だより 4月上旬記

2015-05-07 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
 津野町 天竺舎の雨宮智子です。



花も咲き、陽はあたたかく風のどか・・・・
でも、冬から続けている屋地・畑周辺の藪の片づけはまだ終わらないのです。
田ンボのヒエも、根気よく取り続ければ減るように、
藪も根気よくやっていれば少しは良くなります。
竹(ニガタケ)も、少し(?)ずいぶん(?)減ったように見えます。

それでも去年刈った10cmの切り株の下から新しい枝を出している。
その細いのをエイヤと切り取っていく。
切れない刃物でしているので誠に疲れます。

サテ、ディズニーアニメの眠り姫物語の中で、
王子様がイバラの藪をザックザックと
切り開いていく場面がありますよね。
あれはウソダ、アニメの世界だ!
と痛感したのが、野イバラ切りの時。

花がかわいいので、少しばかり保護していたら、
まあ広がること広がること。
やっぱり保護には及ばぬと切り取っているのですが、
ちょっと間違えるとトゲがおそってくる。
あんなに小さいトゲなのに痛いこと痛いこと。
着ているものにも引っかかるし、枝は柔らかかく、
ズバッ!と切るのもむずかしい。
古い枝(幹)になると直径2cmくらいのもザラ。
全く手に負えない代物。

王子様のようにザックザックとは切れません。
あちらの刃物は鋭さよりも重量でぶった切るという感じだけど、
余程上手くやらねば、
城にたどり着く前に全身血だらけ、服はボロボロになるはず。

それでも苦労して切りました。
でも1週間したら、
とてもかわいい若芽がちゃんとはえていました。

コメント (2)
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