
農家にとっても、
収穫のタイミングの判断は難しいものだと聞きます。
況んや、畑に挑戦し始めたばかりの私が、
いつ収穫してよいか判断できるはずもありません。
踏ん切りがつかぬまま時日が過ぎ、
初めての収穫は(2014年)2月中旬になってしまいました。
ただ、もう少し早く収穫したとしても、
結果は変わらなかったことでしょう。
この時に収穫した大根は、
自分でも笑ってしまうような代物でした。
ネズミのしっぽが長くなったようなもの、
ごぼうくらいの太さはあるものの
よく見ると3本の根がくるくると絡み合っているものなど、
大根だと信じてもらえないようなものばかりでした。
失敗の原因はたくさんあります。
根本的な問題は、種蒔きの時期が遅かったことでしょう。
また、種が入っていた袋に書いてある通りに、
適当な間隔に穴を掘って、
そこに2.3粒ずつ植えるという方式を採ったのも失策でした。
さらに、きちんと間引きをしなかったことが大きな過ちでした。
慎重な性格の故か、
大胆に間引くと言うことができぬまま、
大根は成長してしまったのでした。
玉葱の収穫は、5月初旬に行ないました。
なんとか玉葱に見えるものが穫れました。
しかし、穫れたものの大半はペコロス(プチオニオン)、
あるいはラッキョウと見まごうようなものばかりでした。
3月には、夏野菜の作付けに向けた準備を開始しました。
この時には「次シーズンはうまくやってやる」と意気込んでいたのでした。