理事長 丸井一郎です。
NPO法人設立10周年にあたって
1977年発足の「高知土と生命を守る会」
(全国的にもパイオニアの一つです)を前身とする
当NPO法人「土といのち」が今年度で十歳になります。
それを記念していろいろと
催しが計画されています。
順次ご案内いたしますのでふるってご参加下さい。
近年の法人の歩みは平坦ではありませんでした。
一昨年(2013年6月)に「理事長から会員の皆様へ」
という文章で事情を説明し、皆様のご協力をお願いしました。
先の総会でもご報告しましたが、
問題があった「共同購入」部門について、改善の方策が見えてきました。
文字通りの「手弁当」でがんばった理事などの
関係者ともども任務が果たせた(つつある)ことを喜びたいと思います。
その他の「生産者・消費者相互交流」「学習・啓発活動」の部門にも
なお一層の工夫が必要だと考えています。
昨年末のこの欄でもご紹介しましたが、
当法人の活動には3つの目標があります。
1)地元の有機農業を大切にする
地元の有機農業を大切にすることは、
私たちの命を大切にすること。
有機農業は自然を大切にして、
合成農薬や化学肥料などをつかわず、
自然物の循環を生かし、自然の生産力を浪費しない。
2)スロー・ライフ、スロー・フードをめざす
この土地(里山・里海)の産物を
自分で調理して食べることが食の基本。
食は、命のリズムにしたがった営み。
食の過度の工業製品化は、私たち自身の工業製品化。
命をとりもどすスロー・ライフ、スロー・フードを。
3)地域社会の持続に貢献する
物や情報やお金をこの地域の中で循環させことが地域の持続を保証する。
顔の見える渡し合いを通じて、地域の経済と社会を作り守る。
交流を通じて、伝統色(食)豊かな高知での暮らしを充実させ、
人々のネットワークを幾重にも作ることが地域の持続に役立つ。
これら目標のために、
共同購入をはじめとするさまざまな活動の分野で、
より多くの会員の皆様の
より積極的な参加が可能となる運営を
心がけたいと念じています。
先の総会では、
ほとんどの理事(長)や役員・委員が再任となりました。退
任された谷川理事の長年の貢献にたいして感謝します。
なお,前身である任意団体(略称「守る会」)の
設立40年の歩みも含めて記録するプロジェクトが計画されています。
本年から来年にかけて、岩佐理事と高知大学のゼミ生が
調査にうかがうことになると思います。
その折には、古くからの生産者・会員の皆様だけでなく、
できるだけ幅広い方々に、体験や意見をご披露いただければ幸いです。
NPO法人設立10周年にあたって
1977年発足の「高知土と生命を守る会」
(全国的にもパイオニアの一つです)を前身とする
当NPO法人「土といのち」が今年度で十歳になります。
それを記念していろいろと
催しが計画されています。
順次ご案内いたしますのでふるってご参加下さい。
近年の法人の歩みは平坦ではありませんでした。
一昨年(2013年6月)に「理事長から会員の皆様へ」
という文章で事情を説明し、皆様のご協力をお願いしました。
先の総会でもご報告しましたが、
問題があった「共同購入」部門について、改善の方策が見えてきました。
文字通りの「手弁当」でがんばった理事などの
関係者ともども任務が果たせた(つつある)ことを喜びたいと思います。
その他の「生産者・消費者相互交流」「学習・啓発活動」の部門にも
なお一層の工夫が必要だと考えています。
昨年末のこの欄でもご紹介しましたが、
当法人の活動には3つの目標があります。
1)地元の有機農業を大切にする
地元の有機農業を大切にすることは、
私たちの命を大切にすること。
有機農業は自然を大切にして、
合成農薬や化学肥料などをつかわず、
自然物の循環を生かし、自然の生産力を浪費しない。
2)スロー・ライフ、スロー・フードをめざす
この土地(里山・里海)の産物を
自分で調理して食べることが食の基本。
食は、命のリズムにしたがった営み。
食の過度の工業製品化は、私たち自身の工業製品化。
命をとりもどすスロー・ライフ、スロー・フードを。
3)地域社会の持続に貢献する
物や情報やお金をこの地域の中で循環させことが地域の持続を保証する。
顔の見える渡し合いを通じて、地域の経済と社会を作り守る。
交流を通じて、伝統色(食)豊かな高知での暮らしを充実させ、
人々のネットワークを幾重にも作ることが地域の持続に役立つ。
これら目標のために、
共同購入をはじめとするさまざまな活動の分野で、
より多くの会員の皆様の
より積極的な参加が可能となる運営を
心がけたいと念じています。
先の総会では、
ほとんどの理事(長)や役員・委員が再任となりました。退
任された谷川理事の長年の貢献にたいして感謝します。
なお,前身である任意団体(略称「守る会」)の
設立40年の歩みも含めて記録するプロジェクトが計画されています。
本年から来年にかけて、岩佐理事と高知大学のゼミ生が
調査にうかがうことになると思います。
その折には、古くからの生産者・会員の皆様だけでなく、
できるだけ幅広い方々に、体験や意見をご披露いただければ幸いです。