高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

うちの畑にようこそ 3月12日記

2016-03-29 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉志津江です。

平成28年2月28日(日)
「土といのち」会員の高知大の岩佐先生と
1~3回生の4人の学生さんが生産者訪問してくださった。
来年「土といのち」の前身
「高知土と生命を守る会」創設40年史を刊行するにあたり、
生産者を一件ずつまわって
栽培法やいろんな想いを聞きとってくださるとのこと。

『うちの畑にようこそ』いうことで、
圃場を案内しうちの栽培法を聞いてもらってから、
ニンジンの収穫を手伝っていただいた。

体験の後は、
やっぱりニンジン生ジュースだ!
論より証拠とばかりにジュースづくりも体験してもらう。
皆、初めてのニンジンだけの生ジュース。
若い感性豊かな心とからだに染み入ったようで、
声のトーンも高らかにびっくりぽんの感想が飛び出てくる。

野菜が持っているホンモノの
魅力や可能性を伝えることが出来て嬉しい。
本当にいい時期に来てくださったと思う。
3月に入れば、これも例年のことだが味もだんだん落ちていく。
始まりがあって終わりがある青果の宿命だ。
しかし、そこが加工では出すことができない
生の青果の強みとも言えるだろう。

とにもかくにも、若い人に
食することの大切さを伝えられたことが本当に嬉しい。
そして、探究心を持った柔軟なまなざしに
わたしたちの未来が見えるような気がして
頼もしく嬉しかった。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年4月号より転載しました。

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