小幡 尚
2年目の大根栽培は、想定を越える成功となりました。晩秋から年越しの頃まで、どし
どしと収穫することができました。たまに息子(4歳)を連れて畑に行き、いっしょに大
根を穫りました。息子が、幼稚園で教わった絵本「大きなかぶ」のまねをして、「うんと
こしょ、どっこいしょ」と言いながら大根を抜いているのを見て、うまくいってよかった
なあ、としみじみ思いました。
喜んではいましたが、今度は穫れすぎに困り始めました。この頃、わが家の食卓にはか
なり頻繁に大根を使った料理が並びました。大根を人生で最も多く食べた年となったよう
に思います。
それにしても、親子3人では食べる量に限界があります。イモなどとは異なり、保存も
利きません。そこで、職場の同僚や、地元の友人たちに、少しづつお裾分けしました。ス
ーパーなどで売られているものと比べると小振りですが、新鮮でちゃんと葉がついている
大根は、けっこう喜ばれました。
また、自身が収穫したものをお裾分けするというのは、「与える側」に大きな喜びをも
たらすことを知りました。「たくさん穫れてしまって」と言いながら、大根をお渡しする
のは、とても気分のよいものでした。
さらに、見よう見まねで切干大根も作ってみました。つり下げるタイプの干しネットに
包丁で切った大根を並べ、よく乾燥させました。「自家製切干大根」の煮付けは、大根の
味が濃く感じられ、とてもおいしいものとなりました。
2年目の大根栽培は、想定を越える成功となりました。晩秋から年越しの頃まで、どし
どしと収穫することができました。たまに息子(4歳)を連れて畑に行き、いっしょに大
根を穫りました。息子が、幼稚園で教わった絵本「大きなかぶ」のまねをして、「うんと
こしょ、どっこいしょ」と言いながら大根を抜いているのを見て、うまくいってよかった
なあ、としみじみ思いました。
喜んではいましたが、今度は穫れすぎに困り始めました。この頃、わが家の食卓にはか
なり頻繁に大根を使った料理が並びました。大根を人生で最も多く食べた年となったよう
に思います。
それにしても、親子3人では食べる量に限界があります。イモなどとは異なり、保存も
利きません。そこで、職場の同僚や、地元の友人たちに、少しづつお裾分けしました。ス
ーパーなどで売られているものと比べると小振りですが、新鮮でちゃんと葉がついている
大根は、けっこう喜ばれました。
また、自身が収穫したものをお裾分けするというのは、「与える側」に大きな喜びをも
たらすことを知りました。「たくさん穫れてしまって」と言いながら、大根をお渡しする
のは、とても気分のよいものでした。
さらに、見よう見まねで切干大根も作ってみました。つり下げるタイプの干しネットに
包丁で切った大根を並べ、よく乾燥させました。「自家製切干大根」の煮付けは、大根の
味が濃く感じられ、とてもおいしいものとなりました。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年3月号より転載しました。