津野町 天竺舎の雨宮智子です。
この冬はちょっと気合いを入れて畑を手入れしておいたので、
ラクだと思っていたけれど、ひと雨降って、
ぬわっと暖かくなったらなんのことはない、
一面、緑のじゅうたん。
こうなると、もう気持ちのよい春としか言いようがありません。
日本各地から一度に花の便りがきかれ
葉山もジワジワと咲き出して、一夜にして満開に。
用があって 5km程 下まで自転車ででかけたら、
あちこちでサクラフブキ!
見事!
道の上にひらひら舞いおり、
一陣の風でフワーッと舞い上る眺めは、
何度見てもあきません。
今年は染井吉野も山桜も八重桜も、
いっときに咲いたので、里も山もみごたえがありました。
いっとき、と言えば、麦もいっときに穂を出しました。
と言っても強力小麦(準強力ではありません。強力!です)だけですが。
何故か大麦は背が伸びずちょっと心配。
うまく雨が降り、うまく気温が上がってくれることを祈るばかり。
さて、このところのトピックと言えば、ハクビの出没。
ある夜、玄関の猫の爪とぎによって
うす~くなっていた板を鼻先で押しやぶり顔を出しました。
cat foodを食べていきました。
そこをふさいだら、縁側から猫用戸口を使ってはいってきました。
冷凍庫を(引き出し式)をあけ、
肉やらジャコやらいろいろ食べていきました。
一度、2Fの階段ものぼってきました。
冷凍庫はガムテープで毎夜止めています。
すると、今度は“もえるごみ”の袋をあさって、ゴミをぶちまけます。
困ったものです。
今のとこ負けてます。
庭や畑のあちこちに穴をあけていきます。
この一連の事で学んだこと
〔1〕ハクビの鼻は力強く器用である
〔2〕ガムテープは何かと便利である
〔3〕ハクビよりアナグマ(以前家族で出没していた)の方がかわいい。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年5月号より転載しました。