高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

ゆめちゃんく便り 5月15日記

2016-06-04 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
徳島県鳴門市 ゆめちゃんくの鳴門わかめの南谷遊です。

来年のわかめの為の採苗を行いました。
近年各地で種苗の不作や食害が続いているので、
今年は昨年より多めに採苗しておこうと思います。

1枚目の写真は芽株です。
『成実葉』とも呼ばれます。
字の通り陸上の植物で言う『実』に当たる部分です。
ひとつの芽株から約10億個以上の遊走子(胞子)を放出するそうです。


わかめの遊走子は20℃の水温で約1時間泳ぎます。
採苗用の糸を胞子液に浸けると遊走子は鞭毛を絡ませ付着します。




顕微鏡で見たわかめの遊走子(約0,004㎜の大きさ)


遊走子が完全に定着するまでしばらくこのままで。


※ この記事は、ゆめちゃんくの鳴門わかめフェイスブック2016年5月15日より転載しました。
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