
来年のわかめの為の採苗を行いました。
近年各地で種苗の不作や食害が続いているので、
今年は昨年より多めに採苗しておこうと思います。
1枚目の写真は芽株です。
『成実葉』とも呼ばれます。
字の通り陸上の植物で言う『実』に当たる部分です。
ひとつの芽株から約10億個以上の遊走子(胞子)を放出するそうです。

わかめの遊走子は20℃の水温で約1時間泳ぎます。
採苗用の糸を胞子液に浸けると遊走子は鞭毛を絡ませ付着します。


顕微鏡で見たわかめの遊走子(約0,004㎜の大きさ)

遊走子が完全に定着するまでしばらくこのままで。

※ この記事は、ゆめちゃんくの鳴門わかめフェイスブック2016年5月15日より転載しました。