高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

40年前、なにを思い、なにをしていましたか その7

2017-03-02 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
高知市 初月自然豆腐です。

40年ほど前、私は小学生でした。
将来は大工になりたいと思っていました。
見習いもしていましたが・・・。

その後、調理師の学校を出て、料理店を開きたいと言う思いがあったのですが、
いつの日にか豆腐屋になっていました。
親が苦労して作った工場の火を消してしまうのはもったいないと言う思いからでした。
生来凝り性の自分は 作るくらいなら一番いいものを作りたいと言う思いが強く
もっとおいしい物を もっといい材料をと、
いつの間にか豆腐屋になって30年の年月が経ってしまいました。

これからも満足することなく、一生勉強だと思って進化し続けたいと思っています。

南国市 斉藤牧場の斉藤佳洋です。

斉藤牧場の40年前は、当時飼っていた雄牛が無精子症だったので、人工授精に力をいれてました。
乳量は増えたのですが、しだいに受胎率・健康状態も悪くなり、病気や転落などの事故が増えました。
そこで長い視点をもって、自然交配にかえそうということになり、雄牛を再度入れ、現代で4代目になります。

自然交配から生まれた子牛は強く、親と共に歩いて帰ってくることがよくあります。
乳量は少なくなりましたが、牛の健康状態は安定し、山地酪農に適した牛になりました。
山地酪農は、今の酪農の改良とは相受け入れないものがあります。

また、昨年はフェイスブック元年でした。
更なる情報発信していきたいです。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年3月号より転載しました。

管理人記
現在、40周年の記念本を作成中です。
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
乞うご期待!!
コメント
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