
皆様「まいど、別所かまぼこです!」

出雲大社で1934年より
親子三代蒲鉾製造をしております。

(竹並一人さんです)
蒲の穂の由来から、
蒲鉾と命名された頃より、
全国の蒲鉾屋は
各地の港に点在しておりますが、
昭和40年代頃より、
練り製品に添加物を使用し
製造されるようになりました。
私の幼少の頃、
お爺さんが作ってくれた
添加物など入れない昔ながらの練り製品、
「無添加の練り物」を
自分の舌の記憶を頼りに、
私の子供には本物の練り製品をと思い、
手探りで製造して食べさせておりました。
その内、この無添加の製品類を
各方面よりご注文を頂くようになりました。

その当時は、
添加物有りの製品、無しの製品の
二種類を製造しておりましたが、
その後、よりよい製品「極力添加物を使用しない練り物」を
みなさまにも食べて頂けるよう
努力しなくてはいけないと思うようになりましたが、
当時の状況では早期実行は不可能でした。
それから、試行錯誤を繰り返しながら
開発を進め、約20年前より、
工場内には極力添加物を持ち込まず、
アレルギーにも極力対応した
練り製品の製造に至りました。
「工場内に添加物を持ち込まない。」を厳守し、
弊社は「自分の子供達に自信をもって食べさせられる練り物造り」を目指し、
練り製品を製造しております。

因みに、「極力無添加」と表現しておりますが、
それは砂糖・水については完全無添加ではないので、
「極力無添加」という表現をさせて頂きました。
今後ともどうぞ末永くご愛顧お願いいたします。
※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年11月号より転載しました。