高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

署名のお願い

2015-09-10 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
「伊方原発をとめる会」が取り組んでいる、
愛媛県知事宛署名を集めています。

四国電力と安全協定をもつ愛媛県知事に対し、
〔1〕伊方原発の再稼働を認めないこと
〔2〕住民の声を聴き、原発問題の本質を深める「公開討論会」を開催すること
を求める署名です。


四国電力の伊方原発3号機について、
原子力規制委員会は、新規制基準に適合と決定しました。

しかし先日の岡村眞高知大特任教授の話では、
今後の南海地震にしても、
中央構造線などの活断層を原因とする地震でも、
今の知見からすれば1000ガルを超える地震が起こる可能性がある。
浜岡原発でも新基準地震動は、1000ガル以上に設定している。
今回伊方原発の基準地震動650ガルを原子力規制庁が承認したのは、
元々370ガルで設計しており、
これ以上引き上げるには全部作り替えなければならず、
設計上限界だからだろう。
安全性に関して何の科学的根拠もない。
従って、伊方原発が再稼働されたら、
どうやって逃げるかを考える必要がある
とのことでした。

この一点からも、伊方の再稼働が
いかに危険であるかお分かりと思います。
ぜひ私たち世論の力で再稼働を止めましょう。

賛同される方は、ぜひ署名を集めて下さい。
お手元に集った署名は、
土といのちの事務所に届けて戴くか、
伊方原発をとめる会事務局にご返送ください。

締切りは9月末です。
10月初旬には愛媛県知事に提出するそうです。
この署名は極めて重要です。

9月8日現在、17,659筆集まっています。

私たちも原発現地に!
再稼働をなんとしてもやめさせたい!
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たより from 天竺舎 8月10日記

2015-09-09 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
 津野町 天竺舎の山下幸一です。

山下&雨宮が、
10年余のインド暮らしから
三娘と共に帰国し、
旧葉山村に居を得たのが、
1995年8月でした。

すぐに「高知土といのちを守る会」に
入会しましたが、
ささやかな生産者として
「たよりfrom天竺舎」
を不定期に出し始めた第1号が
1997年1月31日でした。


B4裏表手書き原稿をコピーして
会報に折り込んでいました。
山下が書いたのは、
2000年5月17日No.11まででした。

各号の裏面下段に
「唯我独想」というコラムを設け
「吾者(わし)だけが想っているのではないだろう」
という書き出しで始めています。
第1号は・・・
吾者だけが想っているのではないだろう。
田舎の不便さの中にこそ
本来の人間味豊かな生活があることを。
文化を発信する「文化」は作られたもの。
作られた米や野菜の本物でない如く。
自然に出来上がった
米、野菜などの希少なこと。
今や、正しい、本統のものを追求しなければ、
そして、そう行動しなければならぬ。
ニセ物、マガイ物を否定しよう。
水栽培で作った野菜と、
それに似たような人間が
本物だという顔をしている。

「たより」を雨宮が書くようになって、
全然紙面の雰囲気は変わりましたが、
理念は変わっていないはずです。

7月25日の郷麓温泉での交流会の翌日、
何人かの会員さんには、
天竺舎の田んぼを見てもらいました。

生産は続けていますが、
加工納品部門が現在休業中です。
ご迷惑かけますが、いましばらくご容赦ください。


果樹園もありました(管理人記)
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一本漬けたくあん

2015-09-08 09:00:00 | おすすめ品
★ 昔懐かしい味かも? ★


一本漬けたくあんをおにぎりと一緒にいかがでしょう? 
契約栽培の冬採り大根を天日干しして、
玄米の米糠と自然海塩「海の精」と天然昆布で漬けています。
氷温熟成させると旨味や保存性が増すんですね。

たくあんは好みもありますが、これだとハズレはないと思います。


スーパーのまっ黄色いたくあん、
最近減ったと思いますが、
毎日食べるものだけに安全なものを選びたいですね。

たくあんは料理の素材としても使えます。
炒めても面白いです。


また、薄切りのたくあんを、
唐辛子・胡麻油・ゴマ・醤油などで和えると、
思いがけないご飯のおともになったりします。

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新登場! 砂肝唐揚げ

2015-09-07 09:00:00 | おすすめ品
★ 砂肝唐揚げ ★ ~秋川牧園(8月より新登場)
居酒屋でおなじみのメニューを家庭で気軽に!


鶏砂肝を、醤油と清酒等に漬けこみ、
衣をつけて揚げました。
オーブントースターで7分加熱するか、
電子レンジで2分30秒加熱すればOK。

噛みしめるほどに
生姜・ガーリック・ペッパーが効いてきます。

この時期、ビールのおつまみに最適!

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農だより 8月29日記

2015-09-06 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
土佐町 長野直樹です。

7月の長雨で、
近所では、イモチ対策の消毒をやっていますが、
無農薬の我が田では、朝日にクモの巣が輝いています。


(拡大するとよくみえます)


蜘蛛は稲の害虫を食べてくれます。
あと一か月足らずで実ります。

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ビオのロールケーキを作りましょう ~9月の企画

2015-09-05 09:00:00 | イベント情報
★ ビオのロールケーキを作りましょう ★ ~9月の企画


今回作るお菓子は、
甘さ控えめのフワフワのスポンジ生地と、
綺麗な紫色のブルーベリークリームのロールケーキです。
パティスリー・ビオのロールケーキを
ご自宅でも作ってみませんか?
多くの皆様のご参加をお待ちしております!

講師:パティスリー・ビオの店主、秦泉寺 里さん
日時:2015年9月20日(日) 13時半から16時まで
場所:こうち男女共同参画センター ソーレ 4階 調理実習室
参加費:会員とその家族は1人700円
会員でない方1人1,000円
持ってくるもの:エプロン、三角巾、持ち帰り用の容器
募集定員:24名
申し込み締め切り:9月10日(木)
お問い合わせ・申し込み:NPO法人土といのち
TEL:088-832-1752
FAX:088-803-6120
メール: k-tuchi@sunny.ocn.ne.jp

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濱口宗久さん よろしくお願いします!

2015-09-04 09:00:00 | 高知のいいもん
8月から「土といのち」に
新しい生産者仲間が加わりました。
勇気百倍農園 濱口宗久さん(高知市春野町)

★ 濱口さんからのメッセージを・・・ ★
30年程関東に住んでいました。
3年前に高知にUターンし
有機のがっこう土佐自然塾で一年間有機農業の勉強し、
今2年目の駆け出し農家です。
自分が目指す農業は、
その土地にある有機物資材の利用と
かえるやかまきり等の天敵の力を利用した農業。
お客様に安全・安心だけでなく、
おいしいを届けたいと思っています。
しかしまだまだ経験不足なので
長い目見て頂けると幸いです。
日頃の作業などフェイスブックで公開してます。
  
8月は、長ナス(筑陽)・水ナス・じゃがいも(シャドークイーン)の3種類。 
9月は、ミニカボチャ(ほっこり姫)も登場です。

これは長ナス(筑陽)。
いわゆる長~い長ナスではありませんが
長ナスの種類だそうです。
 

長ナスは、トロリとした食感が魅力的です。


水ナスは、ナスの中では水分が多く
生で食べると本領発揮します。
浅漬けに向いています。


シャドークイーンは
中が紫色のめずらしいじゃが芋です。
加熱しても果肉の紫色がしっかりと残るので
その色を活かす料理をすると楽しいです。

濱口さん、今後ともよろしくお願いします!
コメント (2)
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谷川農園の一こま 8月24日記

2015-09-03 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

黄もちとうもろこし、
若採りは(昔の)スイートコーンのような甘さ。
なので、やられました。

ここ数年かぼちゃとトウモロコシの混植をやっているのですが、
草の勢いに負けたり雨が多すぎたり少なすぎたり…で、
2013年・2014年は惨敗でした。
今年は、調子がいいぞ!
とほくそ笑んでいた、8月初めの写真。

一部は防草シート。
他は、かぼちゃが育つ前に刈り払い機で草刈り、
草マルチになり抑草できている。


バターナッツ、昨年自家採種したもの。
調子がよいです。


その二日後。
トウモロコシをケモノ?にかじられた食痕を見つける。
ケモノと思っていたのですが…


今年のトウモロコシは黄もちとうもろこし(固定種)。
たねを取り寄せて初めて作る品種。
若採りするとスイートコーンのような甘さ。
といっても、もう長い間、
市販のスイートコーンを購入したことがない(もちろん作付けもしていない)ので、
現在流通している「とても甘い」スイートコーンではなく、
昔のスイートコーンの甘さです。
(はるかかなた昔、コドモの頃に食べた味の記憶、30年以上前?)

収穫しはじめ(固定種なので一斉に収穫とならないところがありがたいです)
ある程度の量を採って帰った次の日。
やられていました。
かなりの数を立ったまま食い散らかされたり、倒されたり。
多数の被害。(写真はほんの一部)



若いバターナッツも。


カラスが5~6羽、
前日に収穫していたときに、
近くで妙な鳴き方でひどく騒いでいたんです。
それを思い出し、カラスのやつら、きっと…
「ニンゲンに採られてしまう前に、わしらもいただこうぜ」
と会話していたんだろうな…と思いました。

悔しいですが何とかせねば…と
銀色の誘因紐を張って(飛び立ちにくくなるので嫌がるハズ)
かぼちゃには新聞をかぶせて。

翌日の今日、見に行ったら紐を嫌がったのか、
無事でホッと一安心。
そしてふと心配になり、別の区画にある小豆を見に行くと…

不安的中、小豆までやられてました・・・


こちらは1列だけなので、
畝の両脇に鉄筋を打ち、紐を張ることに。


別のところにあるかぼちゃにも、紐はり。
(大きめのひょうたん型で甘みの強い品種)


まだ実は付いていないんですが早めの対策をと。
猪にやられたことは数えきれないほどあるのですが、
カラスにひどくやられたのは15年間で初めて。
この対策で止まればいいのですが…。
台風15号も恐ろしいですが
(今日はカラス対策と台風対策だけで終わってしまいました)
カラスも恐ろしいです。

トマトが今年は早々に終了しそうなので
(例年なら9月末~10月まで採れるのですが)
野菜セット用にかぼちゃ類が重要品目となるので
対策を引き続き考えます。
何か良い対策方法をご存知の方は教えてくださいますよう!

管理人記
この記事は
谷川農園 めいちゃんとみちくさ 8月24日(こちら)より転載しました。


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うちの畑にようこそ 8月16日記

2015-09-02 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
香美市 わたなべ農園の渡邉しずえです。

暑いこの時期ならではの畑の仕事、
暑いときのマルチ張りはホントにたいへん。
でも暑くないと困るのもホントなのです。

うちの圃場は夏場の暑いとき、
太陽熱を利用して除草し、
病気や害虫が発生しにくいようにしています。
圃場に栽培していた緑肥(ソルゴー)を
地表浅く耕しながら粉砕し、
そのとき一緒にEM菌を使ったぼかし堆肥を全面に施します。
こうすることで緑肥の分解がすすみます。
2週間の熟成を経て、耕うんし、
透明のポリマルチ張りをします。

最初は管理機で畝上げをし、
土をならし、手でポリマルチを張り、
両サイドを鍬を使って土寄せして仕上げていました。
圃場面積を増やすにあたってこれでは無理・・
とマルチ張りの機械を購入。
軽トラックで運べるので岡山にある圃場でも使っています。

《農薬や化学肥料を一切使わずに》
ここの部分を頑固なまでに守るのは
美味しい野菜を食べたいから、
その一点!
安心安全は当たり前。
目に見えなくたって野菜の味には出るのです。
野菜はすべてお見通し!
ここが野菜づくりの真骨頂なのです。

雨の予報に合わせて
今日8月16日マルチをはがして
ニンジンの種まきしました。
去年より1週間早い種まき。
今年の冬ニンジンの始まりです。
明け方近くなってけっこうな雨が降ってきました。
よしよし(^o^)!まずは第一段階成功~。
 
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生まれたてのことば ~9月巻頭言

2015-09-01 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

 この「お便り」が届く頃には、
朝夕やや涼しく残暑の候ということになっているでしょう。
が、今年も高知の夏は暑い。
よさこい祭りの熱気は当然ながら、
またぞろ動き出した核発電所と戦争法案の理不尽のせいで、
いやがうえにも脳みそが沸騰します。

 空に炸裂する太陽のもと、
風がとおると意外に涼しい木陰が高知の夏です。
本当は何もしたくない。
ぼーとしていたい。
パソコンに向かうなんてとんでもない。

 で、読んで涼しくなる
「生まれたてのことば」を紹介します。
愛媛県の旧東宇和郡野村町にある
野村学園の子ども達が粘土板に刻んだ詩があります。
中野猛先生の編集で
1981年に出版された『どろんこのうた』(合同出版)からどうぞ。


★ おに  兵頭末雄
おには 山にあがって
くもでわかした
おふろにはいって
のんきに
うたを うとうていました
おふろからでて
くものシャワーを あびていました


★ おとな  楠 繁雄
おとなとおとな
おっとっとーと
さけをのんだら
よっぱらった
よっぱらって
ねちゃった
あとで タクシーで
かえっちゃった

★ からす  木村孝夫
風がふいているので
雪がふっているので
烏が一わ 木の中へ
はいっていきました

★ かげ  住田照敏
マラソンのとき
ぼくが はしりよったら
かげも はしりました
ぼくは そのかげをみて
はしりました

★ 「太陽にほえろ」で  川辺 一
「太陽にほえろ」で
はんにんが けいじに
ジェット・コースターのうえで
うたれて おちて
かわいそかったです
なきたかったです
コメント (1)
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