
じゃがいもの収穫の後は、夏野菜の季節となりました。6月中旬頃から、少しづつ、モロッコ豆、ピ
ーマン、とうがらしなどが穫れるようになりました。
かぼちゃは、栽培が楽だといわれることが多いようですが、あまりうまくいきませんでした。植えた
苗はそこそこ育つものの、実のなり方がかなり控え目でした。
面白かったのは、苗を植えた記憶のない複数の個所からかぼちゃのつるが生え、そこからもいくつか
の実を収穫することができたことです。
畑を始めて1年くらい経った頃から、堆肥を作り始めました。といっても、市販のコンポストに、家
で出る植物性の生ゴミ(野菜くずなど)を入れておくだけです。コンポストがいっぱいになると、畑の
土に適当に混ぜ込みます。
思わぬところから生えたかぼちゃは、生ゴミとして捨てられた種が芽を出したものでした。かぼちゃ
の生命力を実感しましたが、同時に、栽培しやすいのかどうかよく分からなくなりました。
この夏には、プリンスメロンも収穫できました。春にホームセンターで苗を衝動買いし、だめだろう
なと思いながら2株を植え付けておいたのです。
食べ慣れていないこともあり、メロン(とくに高級なもの)に執着はありません。夏の果物でときど
き無性に食べたくなるのは、北海道に住んでいた子供の頃によく食べていたアジウリ(今は「北海カン
ロ」などの名で販売されています)です。それに最も近いメロンであるプリンスメロンも大好物なので
す。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2016年9月号より転載しました。