高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

畑作入門一歩前 その24

2017-01-11 09:00:00 | 連載
小幡 尚

 たいもを掘った後、さつまいもの収穫に取りかかりました。掘り始めると、一部を欠いたいもがどん
どんと出てきました。その部分には、小さな歯によるものと思われるかじった跡ありました。そして、
そこからはかなりの割合で新しい芽が生えていました。
 たまたまこの直前、近所の農家の方から、「畑のさつまいもがねずみに食べられた」という話しを聞
いていました。その話しと状況がよく符合しています。ねずみが土へと潜り、土中のさつまいもを食べ
た、ということのようです。
 半分くらいは無傷だったので、ある程度の量のさつまいもを収穫することができました。しかし、「ネ
ズミ害」がなければ、もう少し多くの収量を挙げられたはずです。残念ではありましたが、満足すべき
なのだろうと自分を納得させました。
 さつまいもを掘っている時、面白い体験をしました。掘り始めてすぐ、土にまみれたカエルが逃げて
いくのを見かけました。少し不思議に思いながらそのまま掘り進めると、また別のカエルに遭遇しまし
た。今度のカエルは、土まみれの上、ぼんやりしているように見えました。そのカエルは、少しの間じ
っとした後、ふと我に返ったように跳んでいきました。
 ここでようやく気づいたのです。冬眠し始めたカエルを(掘り)起こしてしまったのです。それにし
ても、昼間の最高気温が25度近くになることもある10月下旬の高知で冬眠に入るのは早すぎるので
はあるまいか、と思ったことでした。
※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年1月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山の温泉宿から ~袋煮とズイキ

2017-01-10 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
 山の温泉宿から  ~人気レシピ~
津野町 郷麓温泉の山岡利江です。

紅葉の前にドウダンツツジがきれいに咲き、
ユキワリ桜は10月頃からずーっと咲き通し・・・・と何だか変な里山の風景です。
天候不順で大根も種播きなおしでまだ小さく、高値の野菜を買い渋っていたら、
近所のおばちゃんが米袋一杯、大根を届けてくれ、
「穴掘っていけちょいたら、長いことおけるき・・・・」と言いながら、
畠の隅に大きな穴を掘って大根を1本1本並べ、その上に盛り土をして帰って行きました。
至れり尽くせりのその大根を今掘り出しては大切に使っていますが、
その大根と里芋、こんにゃく、人参などをコロコロに切ってコトコト煮込んだら美味しいこと!
袋煮など添えると立派な主菜になります。

【 袋煮の作り方 】揚げの一辺を切って袋にし、中に詰めてたいたもの

卵の袋煮・・・・揚げの中に卵を割り入れ、カンピョウで口を結ぶ。
妻ヨウジで止めても良い。
肉入り袋煮・・・・とりミンチ、つぶしたトーフ、みじん切り野菜を混ぜ合わせ、揚げに詰めます。
(みじん切り野菜はごぼう、人参、しいたけ、糸こんにゃくなど)
だし汁、酒、さとう、しょうゆなどで甘めの調味液をつくり、煮出した中に袋煮を入れて煮含めます、
大根葉をさっと煮て色どりにあしらいます。

長雨の中で元気に育ったのが、里芋です。
立派な茎がもったいないから“ズイキ”を作ってみました。
ズイキは鉄分多く、女性にとって薬効のある食べ物です。

【 ズイキの作り方 】

里芋の茎の皮をきれいにはぎます。
釣り糸(テグス)などを使い、長く裂くのが一般的ですが、私は親指大にカットして干してみました。
時々天地返しをして3日位で乾燥です。

【 ズイキの戻し方 】
熱湯でゆがいて戻し、水に取り、30分~1時間アク出しする。
少し固めにゆがくと歯ごたえがあってあおいしい。

【 ズイキの料理 】

しぼったズイキにごま油、さとう、しょうゆ、ふし粉、酒、揚げなど入れ、煮含めます。
また、卵とじ、白和えなどに応用します。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年1月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日から 2017年始動です!

2017-01-09 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
2017年の始動です!

昨年の最終日は、チームワーク抜群で作業をし、無事最後の配送を終えました。
お手元に届いた食材で、正月の食卓をかざることができたのなら幸いです。




大掃除も済ませることもでき、すっきりと新しい年を迎えることができました。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
電話、ファックス、Eメールでお会いしましょう。 


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自家菜園 ~閑話休題

2017-01-08 09:00:00 | 日記
すでに正月気分も抜け、日常を取り戻されてることと思います。
今年の正月はじつに穏やかでしたね。
小鳥もさかんに囀ってました。


わが家の自家菜園には正月に間にあわなかった野菜たちが・・・・・・
やっぱり、プロの生産者たちのようにはいきませんでした。

まだ小さいのに蕾が緩みかけてるブロッコリー


もうちょっとかな、というキャベツ


これももうちょっと太って欲しいカリフラワー


まったく巻いてなくて青々している白菜
これじゃぁ白菜ではなく青菜 ((+_+))


今週から生産者さんたちのお野菜が手に入りますが
この暖かさが野菜の生育にどういう影響を与えているのか心配です。
会の野菜をたくさん食べて冬を乗り切りましょう。
( 管理人 )
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼岸花の滑り台 ~閑話休題

2017-01-07 09:00:00 | 日記
★ 彼岸花の滑り台 ★


近所のおじさんに教えてもらった里山の遊び。
斜面に生えた彼岸花の葉を寝かせてすべります。
スルスルとよく滑ります。
地面のデコボコも、かえっておもしろい。

冬場は畑仕事も一休み。
葉っぱが枯れるまでの冬の楽しみです。
( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

味噌作り体験 ~1月の企画

2017-01-06 09:00:00 | イベント情報
★ 味噌作り体験 ★ ~1月の企画

毎年好評をいただいてる味噌作り体験を今年も企画しました。
今年は下郷農協の「手前みそ作りセット(米)」をつかいます。
むずかしくありません。
前日から大豆を水につけておくことを別とすれば、当日の作業は、あっという間です。
熟成して味噌になるには半年ほどかかりますが、
半年後のお楽しみを、ひとり500gくらい持ち帰っていただく予定です。


講師の原崎さんが1年前に仕込んだ、ひよこ豆の味噌・レンズ豆の味噌も、
皆さんにお披露目していただけるそうです。


どんな味でしょう。
お楽しみに。
                                  
日時:2017年1月22日(日)10時から12時まで
場所:高知市西部健康福祉センター 3階の栄養実習室
講師:原崎道彦さん
持ってくるもの:エプロン、三角巾
定員:18名
参加費:会員は500円、会員でない方は800円
申し込み締め切り:1月12日(木)

お問い合わせ・申し込みは、NPO法人土といのちへお願いします。
ただ事務所は現在お休み中なので、電話は 9日(月)以降におかけください。
( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オークスの グリルホットサンドメッシュ

2017-01-05 09:00:00 | おすすめ品
★ グリルホットサンドメッシュ ★

10月の特別企画でチラシをみたとき、
あこがれのホットサンドが家でできる~と注文してみました。


説明書を見ると簡単にできそう。


食パンをおいて、具をおいて、食パンで挟むだけ・・・


できました


こんなのも


我が家では魚焼きグリルではなく、オーブントースターで焼きましたよ。
チョコバナナやりんごを挟むとおやつの出来上がり~♪
子供さんと作るのも楽しいかも。
網はすごーく熱くなるのでやけどに注意してください。
( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンコーの くるみ餅 ~11月の新

2017-01-04 09:00:00 | 新共同購入品
★ くるみ餅 ★


国内産のもち粉を使用した生地に、国内産のくるみを練り込みました。
寒い日にこたつでゆっくりしてるときに似合いそうなおやつ。
小袋入りです。


餅のほどよい甘さがくるみの風味によく合います。
甘さの中に、ほんのりと醤油の香り。
下郷農協の玄米茶といただきました。


正月3ヶ日は過ぎてしまいましたが、まったりとした団らんに加えてください。(^◇^)
( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香稜苑の はぶ茶ときしまめ茶(鉄釜茶シリーズ)

2017-01-03 09:00:00 | 高知のいいもん
★ はぶ茶 と きしまめ茶 ★

11月に企画した香稜苑の鉄釜茶シリーズ、いかがでしたか?
大人から子供までおいしく飲めるだけでなく、
安心で安全なお茶を目指しているお茶屋さんです。
しかも原料は農薬を使わずに自家栽培し、
100年以上使われてきた伝統の鉄釜を使用し、薪を炊いて炒っています。

鉄釜でしか出せない味へのこだわり
鉄釜でいるお茶は薪を使い高火力で一気に炒ります。
その場合完成の合図は香りだと考えています。
機械的に炒るのではなく薪を使うためその時々の天候や薪になる木によって火力は日々違います。
お茶というのは味もそうですが、その香りも楽しむ物だと考えています。
そのため炒る際には香りを重視して一番香りが良くなるときが完成だと思って茶葉を炒っています。
(香稜苑のホームぺージより転載)

一般に使われているエビスグサではなく、ハブソウを使った本物のはぶ茶。


正式名称はカワラケツメイと呼ばれる きしまめ茶


2g入りのテトラ型ティーバッグは急須や、
マグカップなどに入れて熱湯を注ぐだけと手軽においしくいただけます。


ほかにも、香稜苑のホムぺージにはこだわりが詳しく書かれています。
覗いてみてくださいね。(こちら)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムソーの てんさい含蜜糖・粉末

2017-01-02 09:00:00 | おすすめ品
★やさしい甘さです♪


毎日の調味に欠かせない砂糖ですが、
温暖地でとれるサトウキビは身体を冷やし、
寒冷地でとれるテンサイ(甜菜)は身体を温めると言われています。

土といのちでは
工業的に精製された砂糖は扱っていないので
注文書からいろいろ試してください。
お料理やお菓子によって使い分けるのも楽しいかも。

今回のおすすめはムソーのてんさい含蜜糖です。


ミネラルは黒糖が多いようですが、
てんさい糖はオリゴ糖を少量含んだ「おなかに優しい砂糖」です。
味も黒糖のようには個性的でなく、
むしろまろやか。

お菓子には使いやすいです。
意外にみりんとの相性がよく、
蕎麦つゆの砂糖として使うとコクがでます。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2015年11月号より転載しました。

管理人記
今年は、おなかに優しいという てんさい含蜜糖で黒豆をたいてみました。
料理人からは邪道と言われそうですが、おいしくできました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする