先日もコメントのほうで山梨県における
東京波受信について行いましたが、
その続き的な記事になります。
アナログテレビでは東京のNHK/民放はVHFで
放送していたために、甲府盆地は山で遮られているのにも
関わらず、回折波(障害物の内側に回り込んでくる波)に
よって受信できる地域がありました。
この回折が起こる原因は専門的にはナイフエッジ状の障害物。
詳しく知りたい方は上級の無線技士参考書、特に無線工学Bの
参考書などを参考にするとよいでしょう。
早速「RadioMobile」で断層面を見てみよう。
先ほど書いたように電波の回折現象を知っている人は
まあ、恐らく大菩薩の山のどこかで起こっている
ということぐらいは推測できると思います。
今回、「RadioMobile」では一番高い山頂の位置の
緯度経度が出てくるので、
「カシミール3D」でさらに場所を絞り込むことができる。
その結果がこちら
ハマイバ丸付近がナイフエッジ効果を起こしていると
推察できますね。
これが東京スカイツリーに変わると
こちらが断面図
そして標高が一番高いのは大蔵高丸付近。
ハマイバ丸の北側に位置している。
東京タワーからスカイツリーに変わったことで
回折効果が期待できる場所も北にあがっていることになる。
東京波受信について行いましたが、
その続き的な記事になります。
アナログテレビでは東京のNHK/民放はVHFで
放送していたために、甲府盆地は山で遮られているのにも
関わらず、回折波(障害物の内側に回り込んでくる波)に
よって受信できる地域がありました。
この回折が起こる原因は専門的にはナイフエッジ状の障害物。
詳しく知りたい方は上級の無線技士参考書、特に無線工学Bの
参考書などを参考にするとよいでしょう。
早速「RadioMobile」で断層面を見てみよう。
先ほど書いたように電波の回折現象を知っている人は
まあ、恐らく大菩薩の山のどこかで起こっている
ということぐらいは推測できると思います。
今回、「RadioMobile」では一番高い山頂の位置の
緯度経度が出てくるので、
「カシミール3D」でさらに場所を絞り込むことができる。
その結果がこちら
ハマイバ丸付近がナイフエッジ効果を起こしていると
推察できますね。
これが東京スカイツリーに変わると
こちらが断面図
そして標高が一番高いのは大蔵高丸付近。
ハマイバ丸の北側に位置している。
東京タワーからスカイツリーに変わったことで
回折効果が期待できる場所も北にあがっていることになる。