ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

サービスエリア電界強度

2016年09月07日 16時48分12秒 | テレビ・ラジオ受信関係
先日の記事で放送電波マニアには参考になりそうな資料を
紹介した。私自身も放送サービスエリアの電界強度について
すべて理解しているわけでない。

郵政省告示640号に放送区域の電界強度の計算について
定めている。
中波(AM放送)と超短波(FM・TV)については
それぞれ別に式がある。

FM・TVの式222√P/dについては、以前にブログ記事で触れた覚えがあるのだが、
7√P/dの式から来ていて、これはダイポールアンテナについての
自由空間電界強度を求める式です。

エリアかくべえのQ&Aを読む限りこれに
A'フレネルゾーンのアンダーパスロス、
C'都市内減衰
など、これらはやはり減衰係数のようですね。

中波AMでの基本式は
300√P/dで、これにアンテナの見かけ能率、指向性係数などの
さじ加減があるようです。

基本式は通常のダイポールではなく微小(ダイポール)アンテナというものの
電界強度を求める式で
微小ダイポールの電界強度は√45P/dで、
微小接地アンテナでは√90P/dになります(TDU陸技受験教室 無線工学Bより)
ここでの単位はPはワット(W)、dはメートル(m)ですので、
P・dの単位をそれぞれkW、kmに直すと√90000(300)、10のマイナス3乗が出てくるので
係数300が出てきて、電界強度の単位がmV/mとなります。

中波では指向性係数ってのがいまいちわからないな。
ネット上の情報だが、無指向性の場合1でいいのでしょうか。
1だと、アンテナの見かけ能率(Gη)×アンテナ出力(Pt)になりますもんね。

まだまだ間違った解釈している場合があるかもしれません。








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