アマチュア無線機VX-8でアナログTVの波形を見る

前回のSDRでアナログTV波形を見るの続きです。

VX-8にはスペアナもどきの機能がついているので、
こちらでも確認できるのか実験しました。


ビデオの出力をVX-8に入れます。


映像周波数付近


色副搬送波付近


音声周波数付近

SDRのようにはいきませんでしたが、
それでも、それぞれのキャリアの近辺で信号が確認できました。

SDRでアナログテレビの波形を見よう

今回はSDRでアナログテレビの波形を見る実験をしました。

アナログテレビの波形

トランジスタ技術　2008年11月号より

ちなみにデジタルテレビの波形

トランジスタ技術　2008年11月号より

今回波形を見るためにこちらを使います

VHSビデオデッキ

ビデオはアナログテレビで再生映像を楽しむため、
映像をVHFの1chまたは2chに出力できました。


こちら端子です。もちろん、RCAケーブルへ出力もできるのですが、
平成時代の初めのころはファミコンと同じく空きチャンネルがビデオのチャンネルでした。


2chへ出力設定します。



アナログテレビの波形の詳細（TDU　1・2陸技受験教室2　無線工学A　第2版より引用）

アナログ2chの映像周波数は97.25MHz、音声周波数は101.75MHz、色副搬送波は100.83MHz


映像周波数付近


色副搬送波付近


音声周波数付近

どれもきれいに波形が確認できました。

無線従事者の欠格事由緩和 意見募集の結果

無線従事者の欠格事由の改正について意見募集があり、
募集の結果が出ました。


http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000285.html


今までの欠格事由についてまとめてあったPDFがありましたので引用します。
（http://www.inv.co.jp/~ike/kekkaku.pdfから）



改正されると、3陸特と4アマについて緩和されることになります。
15件ほど意見が出ていました。

意見では特に精神障害についてと補装具についての意見が多かったように思います。
まあ、今回は3陸特への緩和というところが大きいと思います。
今回の改正案はドローンなど視覚・聴覚障害があっても操作可能な無線局が普及しつつあるのを踏まえたもの。

昨夜、北海道で最大震度6弱

昨夜の21時20分すぎに、EEWが出ました。
北海道で最大震度6弱。
去年の北海道地震の余震とみられています。


NHKのニュースウォッチ9は地震報道に切り替えました。


いわゆる緊急報道のチャイムが鳴り、スルー放送になりました。
当方で確認したところ、ラジオR1・R2・地デジG・E・BS1・BSPは同時放送でした。


久々にウエザーライブのほうも見た。
時刻表示が赤の状態（最近は警戒度を青・黄・赤で示している）でした。

私はラジオはR2をつけっぱなしにしていたところ、22時で通常の番組に戻りました。

フジテレビもやっていた

先日、韓国KBSの話題を取り上げたが、
フジテレビでも放送事故。

https://news.goo.ne.jp/article/dailysports/entertainment/20190220041.html

前日と同じ内容が放送されたようです。

韓国KBSで放送事故

KBSニュース9の天気コーナーで
前日の天気を再放送するという放送事故が起きたようだ。

https://www.recordchina.co.jp/b687994-s0-c30-d0127.html

まあ、KBSだけではなく、SBSやMBC、TVチョソンなど天気予報は
収録と思われるフシはあります。


これはKBS天気コーナーのタイトル。

お天気おねいさんはスイッチっぽいものを持っていて
しゃべりながら自分のタイミングで表示画面を変えている感じです。
日本では収録の天気予報は考えられません。


ところで、KBSニュース9は1月頭からキャスターとオープニング画面も変更になっています。
韓国では年越しの時にキャスターやオープニングが変更されるようです。


KBSニュース9のタイトルです。

地デジ高度化実験（東京地区）の公開

総務省の報道資料より、
前に地デジ高度化実験公開で名古屋地区について出ていたのだが、
http://www.soumu.go.jp/menu_news/gyouji/02ryutsu08_04000333.html

今日、東京地区についても出ました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/gyouji/02ryutsu08_04000333.html

興味はありますが、次回の技研公開でおそらく展示があると思うので、
技研公開を期待しています。

朝鮮中央テレビ でる単

朝鮮中央テレビを見るのにあたって、
よく聞く言葉についてまとめました。
気づいたら更新します。

（放送開始時）
ヨロブン　みなさん
アンニョンハシムニカ　こんにちは
オヌル　今日
ウンリョク　旧暦
チュアンテレビジョン　中央テレビ
パンソン　放送
シジャッカゲッスムニダ　始めます（シジャク　始作）

（放送予定）
ソゲピョンジンムル　紹介編集物
トゥッチプ　特集
ヒョンジパンソン　現地放送
アドン　児童
シガン　時間
スギ　手記
チョソン　朝鮮
キロギョンファ　記録映画
キヘ　紀行
リョンソク　連続
グァハクヨンファ　科学映画
マナヨンファ　漫画映画（アニメ）
チャングァンギ　参観記
チュッカ　祝賀
スピル　随筆
リョンソクグク　連続劇
ポードガイッスムニダ　報道です
（類似　「ポードガイッコ」（報道で）　「～コ」は事柄を並列列挙するとき用いる）
コヒャン　故郷
ソーシク　消息



（放送終了時）
イサンウロ　以上で
マッチゲッスムニダ／マッチムニダ　終わります
アンニョンケシプシオ　さようなら
ヨギヌン　こちらは
ピョンヤンイムニダ　平壌です

（報道時）
ポード　報道
キョンヤヌン　敬愛な
チュエゴ　最高
リョンドジャ　領導者
キムジョンウンドンジゲソ　金正恩同志が
ヒョンジジド　現地指導
ハシオッスムニダ／ハシオッタ　なさった
マルスマシオッスムニダ　おっしゃった
ウリダン　我が党
チョソンノドンダン　朝鮮労働党
ウィォンジャン　委員長
ウィォンフェ　委員会
クドゥルン　彼ら、彼女らは
シンバル　履物
シンリョ　食料
パンチク　紡績
カバン　鞄　（日本語と同じ）
コンジャン　工場
ノンジャン　農場
ハッキョ　学校
ハクセン　学生
オンナラ　全国
テーフェ　大会
イオ　続いて
タウン　次
ケーマクシク　開幕式
ペーマクシク　閉幕式
スヨシゲソヌン　授与式では
モイム　集まり・会合（使用例　「モイメソ」　（集会で））　
ビロタン　～をはじめとして
イロッケ　このように
マンセー　万歳
イルクンドゥル　幹部たち・労働者たち
リョクサ　歴史（使用例　「リョクサチョク」　歴史的）
セロ　新たに・新しく
チョルチョイ　徹底して
トングラミー　丸・円


イルボン　日本
ミゴク　アメリカ
ナムチョソン　南朝鮮・韓国


（天気予報）
シップ　10
シビル　11
シビー　12
イル　日
※よって10日、11日、12日は連音すると
シビル（10日）、シビリル（11日）、シビイル（12日）2は「イー」なので
イーシビル（20日）イーシビリル（21日）イーシビイル（22日）

オーフ　午後
ブト　～から
オージョン　午前
カジ　～まで
キョンボ　警報
パダ　海
ナルシ　天気
ネイル　明日
モレー　あさって
ケソケソ　継続して
チバン　地方
アリョドュリゲッスムニダ　お知らせします
（類似　アリョドュリオッスムニダ　お知らせしました　）
アーチム　朝　（使用例　「ネイラーチム」　（明日の朝））
クリゴー　そして
ケイゲスナ　晴れるが（「ケイゲシムニダ」は「晴れでしょう」、最後の「ナ」が逆接の意味）
ナージュン　低い
ノップン　高い
カッカウンパダ　近海
モンパダ　遠海
ムルキョル　波
パラム　風
プン　風
ボップン　暴風
トン　東
ソ　西
ポク　北　（使用例　「プクソプニ」（北西風が））
ナン　南
ネジ　乃至・ないし・～から～
コウギアベ　高気圧で
ハンテ　一時・ひととき　
ヤッカン　若干




（歌・記録映画）
サフェ　社会
ジュイ　主義
チキセ　守ろう
テヤン　太陽
スリョン　首領
ウォンス　元帥
二ム　～様
チュチェ　主体（思想）
ヨンウォニ　永遠に
カリラ　行こう
チョゴク　祖国
タンギ　党旗
グッキ　国旗
ノレ　歌
セーゲ　世界
ノッピ　高く
インミン　人民
タラソ　従って
ヘンボク　幸福
サラン　愛
ヒミッケ　力強く
ハナハナ　一つ一つ
ネーナラ　わが国
ウリナラ　わが国
ネーチョゴグ　わが祖国
アイドゥルン　子供たち
クロッスムニダ　そうです（ね）
イエー　（相槌や返事の）はい
ソナム　松
ムルコギ　魚
ナム　木
ミレ　未来
プガン　富強
ヒョンミョン　革命
シンミョン　信念
チャングン　将軍
カスム　胸（使用例　「カスミ」（胸が））
ウリエ　我らの
アボジ　父さん（記録映画では最高指導者を指している）
オモニ　母さん（歌では朝鮮労働党を指している）
オボイ　親（これも指導者を指していることが多い）
（使用例「オボイチャングンニ～ム」など（親｛である｝将軍様～））
ウィデハン　偉大な
アプロ　前方へ・今後
グァ　～と　（使用例　「ウリタングァグッカグンテエ」（わが党と国家軍隊の））
ワ　～と　（使用例　「ハムギョンナンドワカンウォンド」　（咸鏡南道と江原道））
エ　～の　（使用例　「オヌレポドチュンエソ」（今日の報道中より））
エソ　～より　（使用例「ラソンシエソ」　（羅先市より））
ピンネジャ　輝かそう
ペウジャ　学ぼう　（「～ジャ」は（～しよう））
サナク　山岳
マッタ　ふさぐ、遮断する、さえぎる、食い止める
～ウミョン（仮定）～ならば、～たら（使用例　サナギマグミョン　山岳がふさいだら）
～リャ　（反語的疑問）～であろうか、～しようか（使用例　ヌガマグリャ　誰がふさぐだろうか）
チョンジン　前進

昔話になります

昨日の記事からの続き的な話題になります。

昔話になりますが、自分の放送局を持ちたい。
放送バンドに電波を飛ばしたい。
そういった願いをかなえていたのが、
電子工作キットのFMトランスミッタというものでした。

私が受信趣味を本格化したころに
教科書的に使用していた「AM/FMラジオ完全受信マニュアル95」の記事に
こうしたキットの話題がのっていました。

なので、実は私もキットのFMトランスミッタを何台か所持しております。
まあ、お遊び程度のものですから電波の質とかは悪いと思います。

ここ近年では、車用のFMトランスミッタというのもあります。
私の場合はカーナビに内臓していて


（手ブレ発生のため、見にくくて申し訳ない）
カーナビの音楽ファイルを再生させたとき、電波を飛ばして
カーラジオで聞くことができます。

車内用なので、電波が飛ぶのも1メートルがせいぜいで、
写真の通り機材どうしを接近させないと受信できません。

最後に余談ですが、

ラジオライフのライバル誌であったアクションバンドでも、
ミニFMについて取り上げた号があります。
だからこの号を購入していていたと思うのですが、
表紙が本田美奈子さんでした。



ちなみに、受信マニュアル95の表紙は篠原涼子さん。

電波のマニアはだれでも考えることだが・・・

北海道総合通信局より
電波法令違反の無線局及び無線従事者に対する行政処分

今回の違反内容がかなりレアであると同時に、
電波の興味がある者ならやってみたいと思ったことがあるはず
なので、記事にしました。

http://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/2019/0214.html

アマチュア無線で音楽放送したというもので、違反内容は

無許可の設備変更・電力の超過と操作範囲外・目的外通信

となっています。

電波に興味がある人は一度は自分の放送を出してみたいという
野望は持ったことがあるはず。
私もその一人でした。

以前に似た記事を書いた記憶がありますが、もう一度書くと、
個人で放送局を持つことは不可能とは言いませんが、ほぼ無理です。
つまり、自分が代表取締役社長になるなどして放送局を立ち上げるという方法はあります。

ただ、現状ではテレビ・ラジオは県域局が開局していて、これ以上は申請しても無理でしょう。
県域以上の規模の放送局では何よりお上（総務省）の放送用周波数計画というものがあり、
それに従って割り当てられます。

なので今はコミュニティFM局というのが開局ラッシュしています。
こちらは基本的には先願順になります。
アナログテレビの終了（=地デジ）で使用できる周波数が増えたというのもあります。

まあ、一番いいのは既存放送局に何かしらで関わるのが手っ取り早いと思います。
そこで働くとか、コミュニティFMクラスならスポンサーになるとか。

自分で電波を出す場合は、電波法4条より著しく微弱な電波でなくてはいけません。

アマチュア無線の免許証・免許状があるからといって放送用電波は出せません。
アマチュアの免許状では通信目的が「アマチュア業務」となっているハズです。
また相手方も「アマチュア無線局」のはず。
放送局ですと、目的が「基幹放送」、相手方でなく「放送区域」として記載されるようですね。

まとめると、アマチュアの免許状では放送行為はできません。ということになります。


2月16日追記
当ブログ参考記事
https://blog.goo.ne.jp/tvdx5/e/fa684dee1c2a94443fdd31f8e6312af7（6年前なので再免許マニュアルPDFは消えているようです）

電波法17条について補足。
基幹放送局以外の無線局が基幹放送への変更をすることと、
基幹放送局が基幹放送をしない変更をすることは認められていない。
つまり、アマチュア無線局が基幹放送局への変更はできないということです。