旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション102 「ごもく弁当こけしのふる里」(仙台駅)

2022-02-21 10:00:32 | 駅弁コレクション
【ごもく弁当こけしのふる里】(仙台駅)
                           2022.2.21投稿

2009年(平成21年)8月1日 仙台駅で購入 価格800円
                      [製造元](株)こばやし

 掛紙がなく透明なビニル袋入りで販売されていました。
 安定感を持たせるように台紙が敷かれています。


 台紙には宮城県のこけしについての紹介が書かれています。


 白飯の上に、山クラゲ・椎茸煮・笹かまぼこ・花人参・帆立煮・筍煮・コンニャク煮・がんも煮・鶏の照り焼き・卵焼き・酢れんこん・かぶ漬けが載っています。


 『ごもく弁当』だけあって、御飯の上に沢山のおかずが載っています。
 掛紙がない・こけしを模した容器・容器は貯金箱として使えるなど話題性ある駅弁ですが、一番は販売数が少なく入手が結構難しいと言うことではなかったでしょうか。
 『東京往復普通列車の旅』復路2日目、仙台駅で列車を乗り継ぐ時に、ホーム売店で販売していたので購入しました。
 なお、陶器製の容器を使ったものも販売されていたこともあったようです。
 この駅弁はすでに終売です。

 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。

冬の嵐再来? 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月20日(日)

2022-02-20 19:15:25 | 閑雲野鶴日記

 日中は良い天気でしたが、予報では今夜から明日にかけて、風が強まって大荒れとなり猛吹雪や大雪になる恐れがあるとのことです。


 ここでちょっとした問題が・・・。
 悪天候になるとBSが映らなくなります。
 と言うことは・・・。
 S-TBS 今夜9:00~10:54の『麺鉄』を録画することが出来なくなります。
 今回は『真冬の東北・奥羽本線&五能線&津軽鉄道&青い森鉄道&八戸線&三陸鉄道編』で、 後半は市川紗椰が青森から岩手へ。青い森鉄道に乗車し野辺地駅で下車し、『駅そばパクパク』でホタテなどの地元の特産物がたっぷり載った『北前駅そば』と『◯◯』を紹介することになっています
 運を天に任せ、おやすみなさい。私の就寝時刻は20時前後です。

 おまけ。
 今夜の肴。
 「あったかトマトのチーズのせ」「牛蒡とたんの煮物・大根と厚揚げの煮物・チキン照り焼き・温キャベツ・サラダチキン」



駅弁コレクション101 「浜のかにめし」(原ノ町駅)

2022-02-20 12:06:21 | 駅弁コレクション
【浜のかにめし】(原ノ町駅)
                           2022.2.20投稿

2009年(平成21年)8月1日 原ノ町で購入 価格720円
                        [製造元](資)丸屋

 変形変形の掛紙にはかにの絵が大きく書かれていて、長方形の容器に紐掛けされています。


 白飯の上に、かにペーストで味付けされたかにフレークと筍を載せ、その上に椎茸と紅ショウガをかにの甲羅に見立てて盛り付けています。
 おかずは、煮がんも・うぐいす豆・漬物(きゅうり、たくあん、桜大根)です。


 かにペーストで味付けしているため、かにフレークとタケノコが白飯に溶け込んで味も風味も食感もとても良い「かにめし」です。
 『東京往復普通列車の旅』復路2日目、列車乗り継ぎで途中下車した原ノ町駅で購入しました。
 当時は、列車の発着に合わせてホームでの立売が行われていました。
 購入か1年半ほどの後の2011年(平成23年)3月の東日本大震災で、原ノ町駅の駅弁は休止となり、現在に至っています。

 製造・販売の丸屋は、1868年(慶応4年)創業の駅前旅館「丸屋旅館」です。
 1985年(昭和60年)には新築し「ロイヤルホテル丸屋」としていました。
 2020年(令和2年)3月の常磐線全線復旧に合わせるように、7月に「ロイヤルホテル丸屋」は「ホテル丸屋グランデ」として新装開業したそうですが、駅弁の製造・販売が復活することはないようです。

当たりぃ~ 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月19日(土)

2022-02-19 19:24:45 | 閑雲野鶴日記

 日の出も徐々に早くなってきました。


 道路脇には雪がまだまだ積もっていますが、確実に春が近づいています。


 タクシー利用促進キャンペーンに続いて、こちらも当たりです。


 2,200円分の金券回数券が届きました。
 ありがたく使わせて頂きます。


 そして今夜は『秀よしデー』。
 秋田県の知人(私は、友人だと思っているのですが・・・)が贈ってくれました。
 あえて『花金』を避けていきました。
 「酒蔵開放記念酒 本醸造原酒 八乙女」も頂いたのですが、今日はこちらを楽しみました。


 大将(先代の息子で、小生より十歳ほど若い)と一緒に楽しみました。
 『たつの天ぷら』が一番合うなぁ~。



駅弁コレクション100 「納豆弁当」(水戸駅)

2022-02-19 15:18:54 | 駅弁コレクション
【納豆弁当】(水戸駅)
                           2022.2.19投稿

2009年(平成21年)7月31日 水戸駅で購入 価格550円
                       [製造元](株)鈴木屋
 楕円形の木製風ボール紙製容器に墨一色の掛紙に紐掛けです。


 野沢菜で巻いた納豆巻きが2個。
 青海苔風味とカレー風味の揚げ納豆の軍艦巻が1個ずつ。
 納豆と挽肉を玉子でくるんだ手まり寿司が1個。
 付け合わせは、こんにゃくの煮物・きゃらぶき・人参のぬか漬け。


 納豆づくしの駅弁としては唯一の物で、納豆好きにはたまりませんでした。
 『東京往復普通列車の旅』復路1日目の夕食用として、水戸駅で購入しました。
 購入しようとした『印籠弁当』が売り切れでしたが、17時という時刻には売り切れているはずの『納豆弁当』を奇跡的に購入することが出来ました。
 残念なことに、この掛紙が行方不明です。

 製造・販売の鈴木屋は、「太平館」「芝田屋」と並び、いずれも元「駅前旅館」で、長年、水戸駅の駅弁を手がけていましたが、2010年(平成22年)1月の鈴木屋倒産により、水戸駅の駅弁は全て撤退しています。
 その後、大洗の「万年屋」さんが、「水戸印籠弁当」として復活させました。
 当初は大洗駅だけでの販売でしたが、2021年(令和3年)10月19日より水戸駅構内の水戸駅コンビニ・ニューデイズ7号店で、「水戸印籠弁当」「スペシャル日の丸弁当」の販売を開始したとのことです。