”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

地域活性化って言うけど・・・

2010-03-12 10:35:07 | 地域おこし

昨夜、地域づくり研究会の研修があり、

農水省大臣官房政策課 木村俊昭氏の講演を拝聴した。

木村氏は、NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも出演された

地域活性化伝道師と称される方である。

テーマは「地域活性化の動向」。

公民館には、地域活動関係者が50名ほど集まった。

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地域活性化のために重要なことは

●「○○さえあれば、活性化するのに・・・」という気持ちを捨てる。

●地域の特色をわかりやすく伝えるためのキャッチフレーズが必要

●モチベーションを上げ、プラス思考で!

●将来に向けてのキーワードを作る。

 (例えば、「産業・文化を世界に向けて発信」、「地域の担い手を育てる」など)

つまり、地域活性化とは、一部の地区だけの活性化ではなく、

それをつなげ、地域全体の最適化を目指すもの。

ユーモアを交え、熱く語られる先生のお話は、とてもわかりやすかった。

しかし、これは地域おこしを仕掛ける側(行政、商工会、JAなど)が

聴くべきお話ではなかったのか?

おこされる地域に暮らし、地道に地域活動を続け、

地域おこしのイベントがあれば要請を受ける・・・

そんな私が、この内容にどう関わっていけるというのか?

地域おこしのイベントのたびに、レシピを考え、

人の手配をし、大量の試食を準備する。

その段取りで、私の脳は確かに活性化している。

しかし、イベントで大鍋をかき回しているだけでは、

地域が活性化しているのかどうかは全く見えてこないのである。

コメント
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