昨日開催された「野菜を食べようキャンペーン」の中で、
来場者に野菜350gを量ってもらい、
一日に必要な野菜の量を体感していただくという
コーナーを設けました。
350gという量を想像しながら
一生懸命に野菜を選ぶお客様の様子を見ていて
感じたことを書かせていただきます。
●子供は暖色系の甘い野菜が好き
お子さん連れの若いお母さんは、
「○○ちゃん、350gだって!どのくらいかな?
○○ちゃんの好きなお野菜を選んでみてよ。」
とおっしゃって、まず子供に野菜を選ばせます。
すると、ほとんどの子供は、
にんじん、パプリカ、かぼちゃ、さつまいもに手が伸びます。
食欲をそそる明るい色の野菜、甘味のある野菜が大好きなんですね。
私が子供の頃は、にんじんは子供が嫌う野菜の上位にありましたが、
あの特有の香りを抑えた品種が登場したこと、
野菜ジュースに多く使われるようになったことで
子供に人気の野菜と変化していったようです。
また、お母さんが
「○○ちゃんは、大根もキャベツもたくさん食べるじゃない?」
と言うと、
「え~っ、そうかなぁ・・・」と不思議そうな顔。
淡色野菜というのは、くせがないから食べられてはいるのですが、
どうも子供の印象に残っていないようです。
そして、子供の嫌いな野菜をお母さんにお聞きしてみると
ピーマン、青菜類という答えが圧倒的!
特有の青臭さ、苦味、渋味、食欲を減退させる色、
なかなか噛みきれないことなどに原因があるのでしょうか。
●350gの感覚は世代によって違う
若い世代は、200gに満たない量の野菜をはかりにのせて
「350gってこのくらいでしょ?
え~~っ!!全然足りないじゃん!」
と驚いています。
一方、50代以上の世代は、600g以上の野菜をのせて
「350gって意外と少ないね。
このくらいなら毎日食べているよ。」
とおっしゃる方がほとんど。
ただ、これは地域性もあると思います。
イオン袋井店がある地域は、まだまだ周りに
3世代あるいは4世代同居という家庭が多い地域です。
そんな家庭の主婦は常に大人数の食事を作らねばならず、
毎日たくさんの野菜を料理に使っています。
使っている=食べている と思ってるご様子でしたが、
ご本人が本当に摂取できているのかは疑問が残るところです。
こんなことを考えながら、今年の野菜の日は終わりました。
でも、東京ラブストーリーの中で赤名リカが
「私のバレンタインデーは年中無休だもん!」と言っていたように、
ウメさんの野菜の日は年中無休。
これからも毎日、野菜を食べ、野菜のことを考えていきます。