あいちの伝統野菜、天狗なすを
磐田市のスーパーで見つけました。
手前に置いた普通サイズのなすと比べて下さい。
重さは、なんと600g!
なすの横の部分から、突起が出る奇形果が発生しやすく、
それが天狗の鼻に見えることから名付けられました。
あいちの伝統野菜は現在35品種あります。
②地名・人名が付いているなど、愛知県に由来しているもの
③今でも種や苗があるもの
④種や生産物が手に入るもの
という4つの定義を満たしたもので、
北設楽郡の特産、天狗なすは2008年に認定されました。
ねぎやみょうがも加えて、揚げ煮にしていただきました。
果肉はとろける軟らかさです。
しかし、皮がとてもしっかりしていたので、
ところどころ皮を剥いてから、調理すればよかったなぁ・・・
と少し後悔しています。
あいちの伝統野菜には思い出があります。
2007年、初めて愛知県で研修会の講師を務めた時、
あいちの伝統野菜についてもお話させていただきました。
そこで、出来る限りの野菜を集めようとしたのですが、
JAや産直部会にお願いしても
「宅配サービスなんてやっていませんよ。
欲しければ直接買いに来て下さい。
ただし、伝統野菜は生産量が少ないから、
毎日直売所に並ぶとは限りません。」
というお返事でした。
そんな中、事情をご理解下さったJA尾張中央の直売所の店長さんが
「高齢生産者の活力となれば、うれしいです。」とおっしゃって、
八事五寸人参と正月菜を送って下さいました。
私の住んでいる袋井周辺で、確実に手に入るものは、
ファーストトマト、愛知早生ふき、八名丸さといもくらいでしょうか?
でも、あいちの伝統野菜に出逢うたびに、
あの時の野菜集めの苦労と、店長さんの優しさを
忘れてはならないと気持ちが引き締まる思いがします。