海老芋が高級食材だということは知っていましたが、
袋井周辺では、小ぶりのものが安価で売られているので、
秋になると出回る身近な食材として使っています。
こちらは昨日、直売所で購入したものですが、
1袋400g入りのものが、250円で売られていました。
しかし、数年前、京都の平野家で「いもぼう」をいただいた時、
袋井では見たこともない大きな海老芋が丸ごと
棒鱈と炊き合わせてあって、
ブランド芋の風格を感じました。
等級の優れたものは、
県外の高級料亭に流れてしまうのですね。
こちらは昨年の写真ですが、
袋井の直売所で、ご贈答用の海老芋が売られていました。
確か1箱3500円~3980円で売られていたと記憶しています。
さて、今年、私の初海老芋となったのは、こちら。
袋井の食酒房ながしまのランチでいただいた、
海老芋の揚げだしです。。
だしの中でゆっくりと煮た海老芋のなめらかな食感と、
もちっとした衣が、つゆの中でひとつになり、
口に運ぶと、クリームのように溶けていきます。
私は、高級海老芋で芸術のような料理を作ることはできませんが、
料亭にたどり着くことのなかった小エビたちで、
普通に煮っころがしを作ろうと思っています。 (^_-)-☆