うらなりとは、
時期が遅くなって、蔓の先の方に実がなること。
また、その実を指します。
見た目は変わらなくても、味は落ちます。
そこで、うらなりの南瓜を干してみました。
そして、うらなりの南瓜を生から煮たものと
比較してみました。
【左:生から煮たもの 右:干してから煮たもの】
今回は、あえてオレンジジュースと砂糖で煮てみました。
甘く煮ても、やはり生から調理したものは
水っぽく、食感も良くありません。
干したものは、水分が抜けているので
味がよく浸み込み、
噛んでいると、じんわりと南瓜の風味が出てきます。
うらなりの南瓜の活用法については、
以前もお伝えしたことがありますが、
http://blog.goo.ne.jp/ume724/d/20121031
干すことによって、さらに無駄なくおいしく使えそうです。
ただ、今まで干し南瓜を作っている時、
真夏でもカビが発生したことはなかったのですが、
これだけ晴天が続く今の時期でも、
うらなり君たちの中には、カビてしまう子も・・・(?_?)
やはり、時期の終わりの南瓜は、
水気を多く含んでいることがわかりました。
でも、そんな特性を理解すれば、
畑の作物を、最後まで無駄なくいただくことができますね。