私が今まで飲んだコーヒーの中で
一番高価だったものは、たぶんこちらでしょう。
コピ・ルワックと言います。
コピはインドネシア語でコーヒーを指し、
ルワックはジャコウネコを指します。
コーヒーの果実を食べるジャコウネコの排せつ物から、
消化されずに残ったコーヒーの種子を取り出し、
洗浄、乾燥後に焙煎したものです。
ジャコウネコの排せつ物・・・と聞くと
「え~っ!! (@_@;) 」って思うかもしれませんが、
とってもまろやかでスッキリしています。
年間に採れる量もごくわずかで、
とっても貴重なコーヒー。
私も、インドネシアから一時帰国した知人からいただいて、
一度だけ飲んだきりです。
ただ、希少品なだけに、
普通の安いコーヒー豆をブレンドして販売する
不正業者が後を絶たないという問題も・・・。
しかし、このたび、日本とインドネシアの研究チームが
成分分析によって、アミノ酸や糖などの含有率を調べ、
「本物」と識別する方法を発見しました。
今度、コピ・ルワックを飲めるのはいつになるかわかりませんが、
正真正銘のコピ・ルワックに出逢えるのを
楽しみにしたいと思います。 (*^_^*)