”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

砂丘のたまごと砂たまご

2023-07-21 18:46:48 | お菓子

鳥取のお菓子の投稿が続きます。

  

こちらは、砂丘のたまごというお菓子です。

鳥取県内の駅、空港、道の駅、デパート、観光地等のお土産コーナーで販売されていますが、

通販では扱っておらず、鳥取県内でしか買うことができない貴重なお菓子。

  

  

紙を開けてみると、

はい、「たまご」が出てきました。

  

 

カットしてみると、

キャラメル風味の餡を、キャラメルケーキで包んでいて、

さらにそれをホワイトチョコレートでコーティングしています。

キャラメルの風味が良いアクセントになって、コーヒーとよく合います。

  

  

私は、東京土産の「ごまたまご」とか岩手の「かもめの玉子」のような、

真ん中に餡が入っていて、

それをスポンジ生地(カステラ生地)で包み、

ホワイトチョコレートでコーティングといった形状のお菓子が大好きです。

  

私は平均的な味覚なので、

このタイプのお菓子は誰にでも好まれるんだろうなぁ…と思っていました。

 

きっと、全国には「〇〇のたまご」と名が付くお菓子はたくさんあるんだろうなぁ。

砂丘のたまごもその一つなんだろうなぁ。

と考えていたら・・・。

  

 

砂丘のたまごにはオリジナルがありました。

何と、「砂たまご」なるものをイメージしたお菓子であることが判明。

  

砂たまごは、鳥取砂丘の砂で卵を蒸し焼きにしたもの。

砂で卵を蒸し焼きにする製法は鳥取にしかなく、

白身にほんのり焦げ目がつき、

黄身が栗やお芋のようなほくほくした食感に変わるとか。

              【画像お借りしました】

とてもコクの深い味わいらしいですよ。(^-^)

  

 

まだまだ、知らない食べ物がいっぱい!!

砂たまごも味わってみたいものです。

 

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二十世紀梨を守ったお菓子

2023-07-21 11:07:05 | お菓子

いただいた鳥取のお菓子にすてきなエピソードが込められていました。

  

亀甲やさんの「二十世紀」というお菓子です。

  

  

鳥取で「二十世紀」と言えば、二十世紀梨のこと。

  

 

パッケージを開けてみると

二十世紀梨を輪切りにした軟らかいお菓子が出てきます。

ほんのりと梨の香りもします。

  

  

ところが、原材料を見てみると

梨の果肉も果汁も使われていません。

  

 

そこにはこんなエピソードが・・・。

  

鳥取県の二十世紀梨が初めて栽培されたのは明治36年のこと。

しかしその間、天災と黒斑病の大発生にさいなまれ、

二十世紀梨は栽培の危機に陥りました。

  

いっぽう銘菓「二十世紀」が作られたのは大正11年のこと。

栽培が難しい二十世紀梨を広く全国に紹介するために、

亀甲やさんが梨を使わないお菓子を開発したのだそうです。

 

   

子供の頃、梨と言えば二十世紀梨でした。

あの梨をいただくと、秋の訪れを感じたものです。

 

  

多くの困難にも負けずに、二十世紀梨が鳥取の名産となったのは

・栽培技術の向上

・品種改良

・鳥取の風土に合った栽培方法

など、多くの先人たちの叡智と経験に基づいた努力の賜物だと思います。

  

そして、梨を使わないで二十世紀梨を全国にPRした

亀甲やさんの銘菓「二十世紀」の存在も大きいと感じています。

 

  

二十世紀梨が今も鳥取の名産であるのは、

県民の鳥取愛に支えられているからなのですね。

 

 

今年は、二十世紀梨を探して食べてみたい。

そんなふうに思いました。

ごちそうさまでした。

 

 

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お久しぶりでがんす!

2023-07-21 00:26:25 | 食・レシピ

昨日、広島のぷ~ちゃんからいただいた「がんす」。

肴のすり身にパン粉を付けて揚げた揚げかまぼこで、

広島県呉市民のソウルフードと言われています。

 

私は、三宅水産のがんすが大大大好き!!

パッケージのがんす娘のイラストもかわいい!!

 

  

今日は、がんすをこのようにしていただきました。

 

  

  

まず、がんすで味噌カツ丼風

味噌カツのタレは、まるや八丁味噌をベースに作りましたよ。

八丁味噌特有の渋味が活きています。

  

  

付け合わせは、がんすときゅうりとわかめの梅味噌和え。

梅味噌は、梅味噌名人ぷ~ちゃんの手作り梅味噌の中から

合わせ味噌を選びました。

がんすをさっぱりとした梅味噌が包み込みます。

  

 

がんす自体がおいしいから、あまり手を加えず、簡単なお料理となりましたが、

考えている時からワクワク。

作っている時は、もっとワクワク。

  

本当にお久しぶりでがんす!! ヽ(^o^)丿

 

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