これまでかつお節を買う時は、
荒節(カビ付けをしていない)、枯節(カビ付け2回以上)、
本枯れ節(カビ付け4回以上)の表示を見て買っていました。
ところが、最近、原料となるかつおが一本釣りか、巻き網漁法かによって、
かつお節の品質やだしの味に差が出るという話を聞きました。
伝統漁法である一本釣りのほうが鰹の損傷は少なく品質も良いのだそう。
今、流通しているかつお節の中で、
一本釣りのかつおを使っているのは2%未満と言われていますが、
そんな時、御前崎市のかつお節屋さんが、
一本釣りの近海物のかつおを使っているという話を聞きました。
早速、買いに行ってきました。
こちらです。
本枯れ節がなかったので、荒節を削ったものを購入しました。
しかし、一本釣りのかつおというと、
私は漫画「美味しんぼ 23巻」を思い出します。
この中で、海原雄山は
「一本釣りで釣り上げられたかつおは甲板に叩きつけられ、
激しくはね回り、体を甲板にぶち当てる。
そして、甲板の下にころがり落ちる。
これでは身は傷む。」
と、語っています。
一本釣りが最良ではない・・・?
それでも、巻き網漁に比べればいいのかしら?
この疑問は、今度お目にかかるかつお節の専門家にお尋ねしてみよう。
ともあれ、このかつおだしで作ったほうとうは最高においしかった!!
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