”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

今年初、小かぶ、そして赤くないお赤飯

2024-12-06 21:20:47 | 食・レシピ

ご近所の農家さんが、

「今、採ってきたばかりで土が付いているけど、持っていきな。」

と言って、小かぶをくださいました。

  

  

ここのところ、ブログでかぶのお料理を載せている方が多く、

ちょうど食べたいなぁ~っと思っていたところでした。

ありがとうございます。

  

  

葉っぱと実(正確には胚軸)を分けます。

  

  

 

こんなお料理になりました。

  

  

かぶの実(胚軸)は、酒粕シチューに入れました。

里芋、磐田白ネギ、しいたけ、にんじんも入っています。

  

かぶはここにいますよ。

かぶと一緒にスプーンにのっているのは、新潟の打ち豆です。

  

   【お肉を食べたくない時の強い味方です】

  

  

かぶの葉は、浅漬けにしました。

かぶの葉は、まな板の上で塩もみしてから、熱湯を回しかけ、

それから切って、浅漬けにしています。

  

  

で、お料理の一番奥に見えているのは、

新潟の醤油おこわです。

  

  

パックご飯になっているものを送っていただきました。

  

 

9月5日の「秘密のケンミンSHOW極」で、

長岡グルメの「赤くないお赤飯」として紹介されたものです。

高橋克己さんがすごくおいしそうに召し上がっていらして、

食べたいなぁと思っていたので、感激!!

これは、「おこわ」というより、お餅そのものでした。

すごい粘りです。

さすが、新潟のもち米!!

 

  

かぶもすべて調理し、「赤くないお赤飯」もいただき、大満足です。

明日からの寒さにも負けずに頑張らなくては!!

ごちそうさまでした。

 

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ふんわり丸ぼうろ

2024-12-06 15:06:50 | お菓子

佐賀県佐賀市を代表するお菓子、丸ぼうろをいただきました。

 

こちらは、北島の丸ぼうろで「丸芳露」と表記されています。

  

  

袋から出してみましょう。

  

  

■ぼうろって何?

丸ぼうろの「ボーロ」というのは、ポルトガル語で「ケーキ」を表します。

  

■丸ぼうろの歴史

寛文年間(1661年~1672年)に長崎在住のオランダ人から、

佐賀藩御用菓子司の横尾市郎右衛門が

小麦粉に琉球糖(黒糖)を合わせて練り、天火で焼く製法を習ったことが始まり。

             ↓

その後、卵やはちみつ、ふくらし粉を加えるなど改良が加えられ、

日本人向きの味に仕上げられました。

  

■丸ぼうろとカステラ

丸ぼうろの材料を見てみると、カステラと同じであることに気づきます。

ここで出てくるのが、以前の記事にも書きましたシュガーロードです。

長崎から小倉までの57里(約228キロ)で、

オランダや中国からもたらされた大量の砂糖を運んだ道です。

 

もう一度、こちらの地図をご覧ください。

 

     【sugar-road.net様より画像お借りしました。】

  

 

つまり、長崎のカステラが、全く同じ材料を使って、

佐賀では丸ぼうろに変化したことがわかります。

  

  

丸ぼうろは、やさしい甘みとふわりとした食感が特徴で、

手で簡単に半分に分けることができます。

  

 

  

実は、12月8日が賞味期限なのですが、少し時間をおくとふんわり感がなくなり、

硬くなり始めていました。

こちらは、包丁で切ったものです。

  

 

  

しかし、これをオーブントースターで焼くと、

外側はカリッ、サクッ、中はふわっとした新しい食感になりました。

子どもの頃に食べた「たまごボーロ」というお菓子を思い出しました。

  

 

佐賀にも歴史に根付いた魅力的なお菓子がいっぱい!!

シュガーロード、佐賀の旅、まだ続きますよ~♪

 

 

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