雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

本の在庫

2009-11-26 | 
今年7月に異動してから、少しいろんなジャンルの本を読むゆとりができつつあります。

というかいろんなジャンルに興味をもつことができ始めたという方が正しいかな。

■既に読んだ本は

①『「個」を見つめるダイアローグ』(村上龍×伊藤穣一)

②『禅と脳』(玄侑宗久×有田秀穂)

■読みかけの本は

③『不機嫌な職場』(高橋克徳×河合大介×永田稔×渡部幹)

■これから読む本は

④『あなたを変える「稼ぎ力」要請講座 決算書読みこなし編』(渋井真帆)

⑤『経営の見える化』(小山昇)

■読みたい本

⑥『播磨灘物語』(司馬遼太郎)



とまあ、ジャンルは多岐にわたっていますがある程度カテゴリーは分けているつもりです。



①は小説の作品が好きな村上龍の会談で、どんな考えを持って入るのか興味があったので。

対談相手の伊藤氏は存じ上げなかったものの、ちょっと興味があって買いました。

正直内容はあまりいいとは思えませんでした。

というのも基本的に互いが「そうだよね~」「そうそう」等といった感じで、お互いのことを尊敬しあっているのはいいのだが、全体的におのおのの意見にうなづいて終わりという印象。

悪い言い方をしたら同じような考え方を持った二人が、互いを褒めあっているように見えるのが、逆に意見の少なさを際立たせる感じ。

ちょっと駄作だと思います。


②は同様の対談ですが、これは面白かった。

僧侶としても意識の持ち方と、脳科学者の科学にもとついた脳内物質の関連性がについて議論し、場合によっては意見が食い違うこともあるがその違いがどのように発生するのかプロセスがわかり、異なる意見それぞれの価値が分かるないようです。

私自身も禅のもたらす身体への影響にはいわゆる宗教とは別の次元で興味があったので、それを化学的にどのように解を求めて行くのか、とても気になっていたので。

これは興味深く非常に面白かった。


③④は現職の勉強がてら。

⑦は黒田如水の生き方にスポット宛てられ歴史小説で、面白そう。



といった感じで読書の秋を堪能してます。