雨過天晴

ジャズとホークスとファッションなどなど
興味のあることには片っ端から手を出して
そして時々飽きます

The Shape Of Jazz To Come

2014-06-25 | 音楽

今朝は残念でした・・・。

あまり落ち込まないように気をつけながらザッピング中にチラッと見る、程度で朝の準備を進めていましたが、相手に2点目が入った時CHを替えました。

今回の反省を生かして、次回W杯にも本選出場を果たしm1次リーグ突破を死守してほしい!!!

でもまずは何よりお疲れ様でした。

 

そんなショックを引き継ぎながらの今夜のジャズ。

ショックからかな~・・・・。

ついに、ついに、登場。

 

フリー・ジャズの旗手 オーネット・コールマン。

The Shape of Jazz to Come』(邦題:ジャズきたるべきもの)

 

The Shape of Jazz to Come
Atlantic / Wea
Atlantic / Wea

 

「ブヒャー!」とか「ブピー!」とかがフリージャズのイメージで、私のような若輩者には到底手が出る代物ではないと思っていました。

そんな私が初めてまともに聴いたフリージャズのアルバムを紹介します。

 

1959年にオーネット・コールマンがドン・チェリー(tp)、ビリー・ヒギンズ(b)、チャーリー・ヘイデン(ds)からなる2ホーン・カルテットで発表したフリージャズの始点とも言われるアルバムです。

1959年と言えばマイルス・デイビスの歴史的アルバム『Kind Of Blue』がリリースされた年。

 

Kind of Blue
Pickwick
Pickwick

 

同じ年に、マイルスと同じようにバップからの更なる黒人回帰として、マイルスとは異なる方向で進んで行ったのがコールマン。

意外なほどに美しいメロディと意図的な不協和音とが不思議な味を醸し出しています。

聴く時間にもよるんでしょうが、一人でボーっと聴いていられます。

緊張感で正座して聴かねばならないと思いこんでたフリーの印象が変わりました。

 

あとフリーはアルバムよりライブに限る。

ジャズの本質とも言える即興性を元も重視しているジャンルであり、その意味でも和音重視とは大きく異なり、ある一定のテンポの中で互いが好きなソロをぶちかます。

ここにある一定のシナリオをがあれば、それは予定調和であり、即興性が弾けることはない。

即興性を究極にアピールできるのがフリー・ジャズになるのです。

 

当たりも外れもライブ次第だと思います。

ライブで面白い盤は絶対買い。

つまんなかったらちょっとわきに置いておいた方が良いでしょう。


Ornette Coleman - Lonely Woman


でもやっぱり「初めて聴くジャズ」ではないかな、とは思います(笑)。

 

 

 

 

 

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